マイナビニュース不動産査定ガイド編集部が、不動産売却を検討中の200人を対象に独自のアンケート調査を実施しました。
調査の結果、不動産一括査定サービスを「知らない」と回答した人が65%にのぼることがわかりました。
本記事では、調査結果をもとに不動産売却の「きっかけ」「不安」「一括査定サービスの認知度」などを詳しく解説し、不安を解消するための具体的なアクションも紹介します。
不動産売却に関する意識調査の概要
- 不動産売却で最初にする行動は「ネットで相場を調べる」が38%で最多
- 売却時に最も不安なのは「信頼できる不動産会社に出会えるか」(40%)
- 「不動産一括査定サービス」の認知度はわずか35%──65%の人が知らない
調査概要
| 調査名 | 不動産売却及び不動産一括査定サービスに関する意識調査 |
| 調査方法 | アンケート収集ツール「Freeasy」によるWebアンケート |
| 調査期間 | 2024年9月1日〜9月30日 |
| 回答者総数 | 200人 |
| 調査実施 | マイナビニュース不動産査定ガイド運営 |
本調査は、不動産売却を検討している方を対象に、売却のきっかけ・不安に思うこと・不動産一括査定サービスの認知度などについて調査したものです。
回答者の属性
年齢分布
| 年代 | 人数 | 割合 |
| 20〜29歳 | 1人 | 0.5% |
| 30〜39歳 | 11人 | 5.5% |
| 40〜49歳 | 38人 | 19.0% |
| 50〜59歳 | 55人 | 27.5% |
| 60〜69歳 | 50人 | 25.0% |
| 70〜80歳 | 45人 | 22.5% |
回答者の約75%が50歳以上であり、定年退職や老後の生活設計、相続などを機に不動産売却を検討している層が多いことがうかがえます。
主な居住地域
東京都(34人)、千葉県(19人)、埼玉県(17人)、神奈川県(14人)、大阪府(14人)、愛知県(14人)、兵庫県(12人)など、首都圏を中心に全国から回答が集まりました。
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産売却及び不動産一括査定サービスに関する意識調査|マイナビニュース不動産査定ガイド運営調べ」と記載してください。
【調査結果①】不動産売却を検討するきっかけランキング
不動産売却を検討するきっかけについて質問したところ、最も多かったのは「住み替え」(36.5%・73人)でした。結婚・出産・転勤などのライフイベントをきっかけに住み替えを検討する方が多いことがわかります。
2位の「不要物件の処分」(22.0%・44人)と3位の「相続」(20.0%・40人)は、いずれも既に所有している不動産を手放すケースです。回答者の75%が50歳以上であることを踏まえると、親族から相続した不動産や使わなくなったセカンドハウスの処分を検討している層が一定数いることが読み取れます。
その他の回答としては、「子供も独立し夫婦2人で住むには広すぎるため、持ち家を売却して賃貸に住み替えるため売却した(65歳男性)」「投資用で購入した不動産の管理が難しくなったため、売却を検討している(40歳男性)」といった声もありました。
不動産価格の上昇も売却検討の追い風に
国土交通省の「不動産価格指数」によると、住宅総合の不動産価格指数は2024年時点で2010年比約1.4倍に上昇しています。特にマンション(区分所有)は同約2.0倍と大幅な上昇基調が続いており、「価格が高いうちに売却したい」と考える方が増えていると考えられます。
本調査でも首都圏在住の回答者が全体の約42%を占めており、不動産価格の上昇が売却検討のきっかけに影響している可能性があります。
【調査結果②】不動産売却時の不安ランキングと解消のヒント
回答者の40%が「信頼できる不動産会社に出会えるか」を最大の不安と回答しました。不動産売却は多くの人にとって人生で何度も経験するものではなく、どの不動産会社に依頼すべきか判断が難しいことがこの結果に表れています。
2位・3位はいずれも売却価格に関する不安で、「希望の価格で売却できるか」(24.5%・49人)と「相場よりも低い価格で売却する結果にならないか」(13.5%・27人)を合わせると38%にのぼります。「できるだけ高く売りたい」「損をしたくない」という心理は、不動産売却を検討するほぼすべての方に共通するものといえるでしょう。
不安を解消するための3つのアクション
調査結果から浮かび上がった不安に対して、具体的にどのような行動を取ればよいのか紹介します。
① 複数の不動産会社を比較して信頼できるパートナーを見つける
「信頼できる不動産会社に出会えるか」という不安を解消するには、複数の不動産会社に査定を依頼して比較することが有効です。1社だけに相談すると、その会社の対応が業界標準なのか判断できません。3社程度に査定を依頼し、査定額だけでなく担当者の対応・提案内容・売却実績を比較しましょう。
不動産一括査定サービスを利用すれば、一度の申し込みで複数社に同時に査定を依頼できます。

② 事前に相場を把握しておく
「希望の価格で売れるか」「相場より低くならないか」という不安を解消するには、売却前に相場を確認しておくことが重要です。以下のサービスで無料で相場を調べられます。
- レインズ・マーケット・インフォメーション:実際の成約価格を検索できる(国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ:公示地価や取引事例を閲覧できる
- 不動産ポータルサイト(SUUMO、アットホーム等):類似物件の売出価格を参考にできる
③ 売却の流れを事前に把握しておく
不動産売却は、査定依頼から引き渡しまで一般的に3〜6ヶ月かかります。全体の流れを事前に知っておくことで、各ステップで何をすべきかがわかり、不安の軽減につながります。

【調査結果③】不動産一括査定サービスの認知度
「複数の不動産会社の査定を同時に受けられる無料のサービス(不動産一括査定サービス)を知っていますか?」と質問したところ、65%(130人)の人が「知らない」と回答しました。不動産売却を検討中の方であっても、無料で複数の不動産会社に一括して査定を依頼できるサービスの認知度は低いことがわかります。
不動産一括査定サービスとは
不動産一括査定サービスとは、売却したい不動産の情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に同時に査定を依頼できる無料のWebサービスです。主な特徴は以下のとおりです。
- 完全無料で利用できる(費用は提携不動産会社が負担)
- 一度の入力で複数社に査定依頼できるため、1社ずつ連絡する手間がかからない
- 査定額を比較することで適正な売却価格の目安がわかる
- 査定を依頼しても売却する義務はない(相場を知るためだけの利用もOK)
前述の不安ランキングで1位だった「信頼できる不動産会社に出会えるか」という不安の解消にも、複数社の対応を比較できる一括査定サービスの活用は有効な手段です。

- 同時依頼数:最大4社
- 提携社数:2,000社以上
- 対象エリア:全国
- 対応不動産の種類:マンション、戸建て、土地、ビル、店舗、事務所、倉庫、一棟物件
- コラム記事:有(「すまいステップ」)
- 匿名査定:可能
- URL:https://sumai-step.com/
すまいステップは、次のような人におすすめの査定サイトです。
- 初めてで不安だから実績のあるエース級の担当者に出会いたい
- 厳選された優良不動産会社のみに査定を依頼したい
- 悪徳業者が徹底的に排除された査定サイトを使いたい
すまいステップの口コミや評判、メリットデメリットを詳しく解説した以下の記事もあわせてご覧ください。

【調査結果④】一括査定の利用意向と売却時の最初の行動
一括査定サービスを選ぶ際に重視すること
一括査定サービスを「知っている」と回答した70人に、サービスを選ぶ際に重視することを質問しました(複数回答可)。
「運営会社の信頼度」が64.29%(45人)で最多となりました。不動産という高額な資産の情報を扱うため、サービスの運営元の信頼性を最も重視していることがわかります。
「同時に査定依頼できる数」(41.43%・29人)と「提携不動産会社の多さ」(40.00%・26人)も4割以上の方が重視しており、より多くの選択肢の中から比較検討したいというニーズが読み取れます。
相続などで田舎の不動産を所有したが売却したいというケースも多いため、対応エリアの広さを重要視する人も多いようです。
不動産売却で最初に取る行動
不動産売却を検討した際、最初に取る行動について質問しました。
最も多かった行動は「ネットで相場を調べる」(38%・76人)でした。まずは自分で情報収集をしてから次のステップに進みたいという意向が強いことがわかります。
一方、「不動産一括査定サービスに申し込む」は23%(46人)にとどまりました。認知度が35%であることを考慮すると、一括査定サービスを知っている方の多くが最初のアクションとして選んでいる可能性があり、認知度の向上が利用率アップの鍵であることが示唆されます。
ネットで調べる方法としては、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する「レインズ・マーケット・インフォメーション」などで大体の相場を調べられます。
一括査定サービスの比較は以下の記事で詳しく紹介しています。

一括査定サービスを利用する際の注意点
不動産一括査定サービスは便利なサービスですが、利用時にいくつか知っておきたいポイントがあります。
営業電話への対処法を知っておく
一括査定を申し込むと、各不動産会社から電話で連絡が来ることがあります。電話での対応が難しい場合は、申し込みフォームの備考欄に「メールでの連絡を希望」と記入しておくことで、電話連絡を減らせる場合があります。

査定額が最も高い会社が最良とは限らない
複数社から査定額を受け取った際、最も高い査定額を提示した会社が必ずしも最良の選択とは限りません。一部の会社は媒介契約を獲得するために、実際の相場よりも高い査定額を提示することがあります。査定額だけでなく、以下のポイントも確認しましょう。
- 査定額の根拠を具体的に説明してくれるか(周辺の成約事例、市場動向など)
- 売却実績や得意エリアが自分の物件と合っているか
- 担当者の対応が丁寧で信頼できるか
依頼する会社は3社程度がおすすめ
一括査定では複数社に同時に依頼できますが、あまり多くの会社に依頼すると対応に時間がかかります。3社程度に査定を依頼し、査定額・対応・提案内容を比較した上で媒介契約を結ぶ会社を選ぶのがおすすめです。
本調査の「一括査定サービスを選ぶ際に重視すること」でも「同時に査定依頼できる数」は2位にランクインしており、適切な比較社数を選ぶことの重要性がうかがえます。
不動産売却の意識調査に関するよくある質問
不動産一括査定サービスは本当に無料で利用できますか?
はい、無料で利用できます。一括査定サービスの運営費用は提携する不動産会社からの紹介料で賄われているため、利用者の費用負担はありません。査定を受けた後に売却しなくても費用が発生することはありません。
一括査定を利用すると営業電話がしつこいと聞きますが本当ですか?
査定を依頼した不動産会社から電話連絡が来ることはあります。ただし、申し込み時の備考欄に「メールでの連絡を希望」と記載すれば電話を減らせるケースが多いです。また、不要な連絡が続く場合は一括査定サービスの運営会社に相談することで対応してもらえます。
査定を依頼したら、必ずその会社で売却しないといけませんか?
いいえ、査定を受けたからといってその会社で売却する義務はありません。一括査定はあくまで「相場を知るための手段」として利用できます。本調査でも「ネットで相場を調べる」が最初の行動として最も多く(38%)、まずは情報収集から始める方が多数派です。
不動産売却には一般的にどのくらいの期間がかかりますか?
物件の種類や立地条件によりますが、一般的に査定依頼から引き渡しまで3〜6ヶ月程度が目安です。売出価格が適正であれば3ヶ月以内に売却できるケースもありますが、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。
不動産の相場はどうやって調べられますか?
「レインズ・マーケット・インフォメーション」で過去の成約事例を、「国土交通省 不動産情報ライブラリ」で公示地価や取引事例を無料で閲覧できます。また、不動産ポータルサイト(SUUMO、アットホーム等)で類似物件の売出価格を確認したり、不動産一括査定サービスでプロの査定額を比較することも有効です。
まとめ
本記事では、不動産売却を検討中の200人を対象に実施した意識調査の結果を紹介しました。
調査から明らかになった3つのポイント
- 売却のきっかけは「住み替え」が最多(36.5%):ライフイベントに伴う住み替え需要が売却検討の最大のきっかけです。不動産価格の上昇基調も追い風になっています。
- 最大の不安は「信頼できる不動産会社に出会えるか」(40%):不動産会社選びの不安を解消するには、複数社に査定を依頼して対応を比較することが有効です。
- 65%が不動産一括査定サービスを知らない:無料で複数社に査定依頼できる便利なサービスですが、認知度は35%にとどまっています。
不動産売却を検討している方は、まずは無料の一括査定サービスで複数社の査定額を比較してみることをおすすめします。

- 同時依頼数:最大4社
- 提携社数:2,000社以上
- 対象エリア:全国
- 対応不動産の種類:マンション、戸建て、土地、ビル、店舗、事務所、倉庫、一棟物件
- コラム記事:有(「すまいステップ」)
- 匿名査定:可能
- URL:https://sumai-step.com/
すまいステップは、次のような人におすすめの査定サイトです。
- 初めてで不安だから実績のあるエース級の担当者に出会いたい
- 厳選された優良不動産会社のみに査定を依頼したい
- 悪徳業者が徹底的に排除された査定サイトを使いたい






アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産売却及び不動産一括査定サービスに関する意識調査|マイナビニュース不動産査定ガイド運営調べ」と記載してください。
調査結果は、本記事に記載されている内容をそのまま引用してください。結果の改変や歪曲はしないでください。
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▼出典記載例
| ※出典:「不動産売却及び不動産一括査定サービスに関する意識調査」| マイナビニュース不動産査定ガイド運営調べ |
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