オリエントスターのクラシックコレクション「M45」から、ブランド誕生75周年を記念する「M45 F8 メカニカルムーンフェイズ ハンドワインディング」が登場する。「雲間の月」をテーマに、金属ナノ粒子積層技術による文字板と白蝶貝の月を組み合わせた限定モデルだ。
「雲間の月」を描いた75周年記念モデル
オリエントスターは2017年に「メカニカルムーンフェイズ」を発表して以来、月齢機構(ムーンフェイズ)を備えた機械式時計を手がけてきた。今回の「M45 F8 メカニカルムーンフェイズ ハンドワインディング」は、その流れを受け継ぐ75周年記念モデルだ。星団すばる(プレアデス)をテーマとするクラシックコレクション「M45」に、新たな月の表現を取り入れた。
テーマは「雲間の月」。秋の澄んだ夜空に細い雲がたなびき、その隙間から月の光が差し込む情景を文字板に描いている。
文字板の製造は「時の匠工房」が担当。雲やその奥に輝く星々は、金属ナノ粒子積層技術によって表現した。金属ナノ粒子積層技術とは、微細な金属ナノ粒子をインクジェット技術で積層印刷すること。
これにより、文字板に当たる光が複数の角度で反射るようになるため、文字板を見る角度や時計の傾きによって、複雑で動的な表情を描き出す。発色の強弱や濃淡によって奥行きを生み出し、さらに厚クリア塗装(ラッピング加工)を重ねて夜空の深さを強調。実機を手に取ってみると、文字板の陰影がとても繊細で美しく、「雲間の月」を情緒的に表現している。また、インデックスのローマ数字は複数回の重ね印刷によって立体感と陰影を持たせ、リーフ針は鏡面と筋目で仕上げを分けている。
6時位置のムーンフェイズも新しい。夜空を表現した金属板、月をかたどった白蝶貝、駆動用の月齢車という3層で成り立ち、白蝶貝の虹彩を月の輝きとして生かしている。文字板と月齢表示の間には明確な境界を設けず、月が夜空の中に自然に溶け込むように見せた。
ケースはSUS316Lステンレススチール製。サイズは直径39.5mm、厚さ11.9mmと比較的コンパクトにまとめている。風防にはSAR(Super Anti-Reflective coating)コーティングを施した両球面サファイアクリスタルを使用し、ストラップはグレーのクロコダイル。裏ぶたはサファイアクリスタルのシースルー仕様で、「Orient Star 75th Anniversary」の文字と限定シリアルナンバーを記している。
ムーブメントは、新開発となる自社製の手巻き機械式「キャリバーF8A62」。月齢表示とパワーリザーブ表示を備え、自社開発のシリコン製がんぎ車によって70時間以上のパワーリザーブを実現した。精度は日差+15秒~-5秒。シースルーケースバックからは青いがんぎ車が見えるほか、ムーブメント受けには星の軌跡をイメージした波目模様や三日月形の切り欠きも確認できる。
ラインナップは2モデル。RK-BW0006Bは価格46万2,000円で、公式オンラインストア限定20本。RK-BW0007Bは価格48万4,000円で、公式オンラインストアおよびプレステージショップ限定80本となる。RK-BW0007Bにはブラックのコードバン製替えストラップが付属。発売予定日は2026年10月29日だ。
- ケース素材:ステンレススチール(SUS316L)
- ケースサイズ:縦46.7mm×横39.5mm×厚さ11.9mm
- 風防:両球面サファイアクリスタル(SARコーティング)
- ストラップ:クロコダイル(グレー)、幅20mm
- 付属ストラップ:コードバン(ブラック、RK-BW0007Bのみ)
- 中留:プッシュ三つ折式
- 裏ぶた:サファイアクリスタル、限定およびシリアルナンバー刻印、アニバーサリーマーク
- 防水性能:日常生活用防水(3気圧)
- ムーブメント:手巻き機械式「Cal.F8A62」
- パワーリザーブ:70時間以上
- 精度:日差+15秒~-5秒
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【写真で見る】75周年を迎えるオリエントスター。過去のラインナップは?
















