フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車(EV)「ID.Buzz」(アイディーバズ)を日本で発売してから1年が経過した。かなり個性的な電気のミニバンは、日本で受け入れられた? 販売状況を聞いてきた。日本導入1周年を記念した、ドラえもん的なカラーリングの限定モデルも実車確認!
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販売状況は?
「日本唯一の電動ミニバン」として登場した「ID.Buzz」がどんなクルマで、発売直後にどんな売れ方をしていたかは既報の通り。発売から1年ちょっとが経過した今、ID.Buzzの「通信簿」を確認してみよう。
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写真はフォルクスワーゲン ジャパンが2026年7月31日に発売した限定車「ID.Buzz 1st Anniversary Edition」。ID.Buzzの日本導入1周年を記念したモデルで、全国限定70台の販売だ。明るい「ミディアムブルーメタリック」と「キャンディホワイト」の2トーンは同モデルの専用ボディカラー。「フォルクスワーゲン板橋」の展示車両を撮影した
この1年の販売状況についてフォルクスワーゲン ジャパン(VWジャパン)に問い合わせたところ、販売台数は非公開とのことながら、「初回ロットは完売となり、販売状況は引き続き一定の需要を維持しております」との回答が。当初の想定よりも売れ行きは好調な様子だ。ボディカラーは2トーンが特に人気で、「キャンディホワイト/ライムイエロー」「キャンディホワイト/スターライトブルー」「キャンディホワイト/ベイリーフグリーン」の3色が偏りなく3割弱ずつ選ばれているという。
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1周年記念モデルは「Pro」および「Pro Long Wheelbase」の両グレードに設定。通常は「Pro Long Wheelbase」で標準装備となる20インチアルミホイール「Stockton」(ストックトン)を「Pro」も採用しているところが限定モデルの特徴だ
ボディタイプ別の内訳は「Pro Long Wheelbase」が7割強を占める。小さな子供のいるヤングファミリー層や孫との外出が多いシニアファミリー層から高い支持を得ているそうだ。
新規ユーザー獲得率が高め?
特徴的なのは、新規ユーザーの獲得率が他モデルよりも飛び抜けて高いところだ。通常、VWのクルマは「既納客」(すでにVWに乗っている既存ユーザー)の買い換えが多いそうなのだが、ID.Buzzは新規客の数が既納客を上回っている。法人需要も堅調で、職業別では自営業や会社役員の購入者が多いとのこと。
写真の車両を撮影させてもらったフォルクスワーゲン板橋の本橋伸浩拠点長に販売現場の手ごたえを聞いてみると、やはり、購入者は「ほぼほぼ100%、他ブランドからの乗り換えでした」とのこと。購入者は「アウトドアがご趣味で、ボードを後ろに積まれる方」であったり、「複数台所有するクルマのうちの1台として」購入する人であったり、「お子さんが2人以上いらして、かつ、ご自宅に充電設備を設置されてEVをメインで探していらっしゃった方」であったりしたそうだ。
VWの「顔」になりつつある?
ここまでの話を総合すると、どうやらID.Buzzは、VWの新たなアイコンとして一定以上の役割を果たしているようだ。
「2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、輸入車の最優秀モデルに贈られる「2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得できたことも、VWジャパンとしては大いに自信になったという。海外にはツインモーター/四輪駆動の「ID.Buzz GTX」なる高性能バージョンがあるそうだが、こちらの日本導入についても期待せずにはいられない。
年に何千台、何万台と売れるクルマではないだろうが、「ビートル」なき今、ID.BuzzはVWの新たな「顔」として、「既納客」以外の新規ユーザーを惹きつける大事な役割を担い始めたのかもしれない。
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「ID.Buzz 1st Anniversary Edition」導入とともに、「ドラえもん」とのスペシャルタイアップがスタート(10月31日まで)。このクルマを見れば、日本人なら誰もが(海外の人たちも?)「ドラえもん」を連想するだろうが、実際にタイアップに打って出たVWジャパンの行動力がスゴイ



















































