HONDAは10月29日、Japan Mobility Show 2025にて同社の次世代EVシリーズとなる「Honda 0 シリーズ」3モデルを発表した。
プレスカンファレンスにてホンダの三部敏宏取締役代表執行役社長は、「2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、EVやハイブリッドなど、電動化技術の開発に取り組んでいる」と発表。「Honda 0 シリーズ」は同社の原点に立ち返った次世代EVである。
フラッグシップモデルのプロトタイプである「Honda 0 SALOON(サルーン)」は、フロア高を抑えたEV専用プラットフォームにより、低全高でスポーティーなスタイルと、外観からは想像できないほどの広い室内空間を両立。
「Honda 0 SUV」はシリーズの第1弾として発売予定の中型SUVで、「Thin, Light, and Wise.」のアプローチをSUVに適用することで、空間の広さを一層広げ、開放的な視界と自由度の高い広々とした室内空間を実現した。
どちらのモデルもホンダ独自のビークルOS「ASIMO OS」(アシモ オーエス)を採用しているため、使えば使うほど車が個人最適化される。
さらに当日は、Honda 0シリーズに追加となる新たなSUV「Honda 0 α(アルファ)」のプロトタイプも世界初公開された。
Honda 0シリーズならではのスリークで洗練されたデザインと、SUVらしい力強さを表現した独創的なプロポーションを併せ持つ。都市にも自然にも調和し、人々に寄り添う存在として、あらゆるシーンで活躍する。
低全高なスタイルとロードクリアランスを両立し、薄型のキャビンでありながら広々とした快適な室内空間を実現した。2027年から日本やインドを中心にグローバルで販売を予定。
日本国内向けには、Honda 0シリーズの3モデルを2027年度中に展開予定だ。
ほかにも、小型EVの「Super-ONE Prototype」(スーパー ワン プロトタイプ)や北米に向けたAcuraブランドの次世代EV「Acura RSX Prototype」(アキュラ アールエスエックス プロトタイプ)などが公開された。












