スリムでスタイリッシュなデザインや高品質のサウンドが人気の電子ピアノ「Privia」から、待望の新製品「PX-S7000」、「PX-S6000」が登場しました。電子ピアノのイメージを変革する、まったく新しいモデルの誕生です。

Priviaの魅力であるデザイン性やサウンド、タッチにもさらに磨きがかかり、プロのアーティストたちからも絶賛される仕上がりになっています。

今回は、発売に先駆け2022年9月6日(火)にBillboard Live TOKYOで開催されたPriviaの新製品発表会に潜入! 製品のお披露目や、世界的なポップ・マエストロ、ベニー・シングスさんによるライブ演奏の様子などをお届けします。

自分らしい演奏を、自由に楽しむ

まず発表会開幕のあいさつを担当したのは、カシオ計算機株式会社 専務執行役員 営業本部長の樫尾隆司さん。カシオの経営理念である「創造貢献」に触れながら、人々に感動をもたらし新たな文化を生む製品作りへのこだわりを語りました。

  • カシオ計算機株式会社 専務執行役員 営業本部長の樫尾隆司さん

今回発表された「PX-S7000」は、音楽を楽しむライフスタイルを変革する新たな価値が詰まった電子ピアノ。カラーバリエーションには従来製品でも定番のブラック・ホワイトのほか、新色のハーモニアスマスタードが登場しました。

ハーモニアスマスタードは、今までの電子ピアノにはないようなユニークなカラー。目を引きながらあたたかみがある色味は、インテリアとして馴染みやすいでしょう。

  • 今回発表された「PX-S7000」

「PX-S7000」は、ペダルユニットとスタンドのデザインも特徴的。スタンドはナチュラルな木目調の四つ脚、ペダルはスタイリッシュなフレームで一体となった設計です。ピアノ全体が、先にある景色を見通せるような開放感のあるデザインになっています。

当日、執行役員 楽器BU 事業部長・前田卓紀さんからは音へのこだわりや新開発の鍵盤が可能にした繊細なキータッチ、そして"Style, Reimagined"(固定観念の再構築やピアノのあるライフスタイルの再定義)をコンセプトにした自由な音楽体験について紹介されました。

  • 執行役員 楽器BU事業部長・前田卓紀さん

「PX-S7000」に内蔵されている音色は充実の400種類。アコースティックピアノをはじめ、エレクトリックピアノ、オルガン、シンセサイザーなど好きな音色を選択できます。加えて、世界的な名曲で使用された楽器やサウンドを表現した音色を収録。あたたかみのある繊細な音から大胆の音まで、お気に入りの音色で演奏を楽しめるでしょう。

「PX-S7000」のために、新たに開発された「スマートハイブリッドハンマーアクション鍵盤」も魅力のひとつ。弾く力の強弱によって、音色が柔らかくなったり弾き応えが大きくなったりするのが特長です。グランドピアノのタッチを再現するために、最新のデジタル制御技術と進化した鍵盤機構の融合で、鍵盤ごとに発生する音の反応をコントロールしています。

新たな物理的機構としては鍵盤に合わせたハンマーアクションや、弾き心地のバランスをとるためのカウンターウェイト、さらにデジタル制御技術を組み合わせることで、奏者がイメージしたとおりの演奏を叶えてくれます。

白鍵は樹脂と合わせて、グランドピアノにも使われているスプルース材を使用。表面仕上げも新しくなり、より自然な象牙、黒檀調の質感を実現しています。

そして「PX-S7000」最大のコンセプトが、"Style, Reimagined"(固定観念の再構築やピアノのあるライフスタイルの再定義)。家庭で使われるスタンド・ペダル一体型の電子ピアノは壁際に置かれることが多く、開発側もこれまではそのシーンを想定して音作りをしていました。

「PX-S7000」の音響システムは独立駆動のフルレンジスピーカーを4つ搭載することで、各スピーカーから出力される音の要素を個別に調整し、その音を空間上で合成します。その技術を応用したピアノポジション機能を使うと、出力される音の要素を変化させた設定を選ぶことができ、置き場所やシーンに適した音の響きを楽しむことができます。

また、音色の部分はもちろん、「PX-S7000」はデザインとしても“Style, Reimagined”を目指しました。カシオ独自の小型化技術を駆使して実現したコンパクトボディは、配置の場所を選びません。部屋の中心に配置し、家族や友人とも演奏を楽しめるようなデザインを実現したのです。

多様化するライフスタイルやニーズに合わせ、より自由な演奏を追求した「PX-S7000」。開発者いわく、1度はピアノから離れてしまった人が「もう1度弾いてみたい。ピアノを楽しみたい」と思えるような機種を目指したといいます。演奏者の個性や、演奏者の個性や趣向、ポップスやジャズなど、あらゆるジャンルの演奏にも応えてくれる1台です。

新しいPriviaは「人とのつながりも創出する」

イベント中、繊細で美しいフレーズを弾きながら登場したのは、オランダ出身のポップ・マエストロ、ベニー・シングスさん。「PX-S7000」を見た瞬間、『ぜひ弾いてみたい』と思えるほどの魅力を感じたと語ります。

「鍵盤の動きも重すぎずちょうどよかった。近年の音楽界でトレンドとなっているリアルなサウンドや、なつかしさを感じさせるようなサウンドにも応えてくれる」と、「PX-S7000」を高評価。アコピからエレピまであらゆる鍵盤音色があることを気に入ったようで、「演奏者のニーズをすべて満たしてくれる」と太鼓判を押しました。

「PX-S7000」がもたらす価値については「人とのつながり」だと回答。演奏しながら子どもたちと歌ったり、人を招いて好きな場所で音楽を楽しんだりと、「PX-S7000」をきっかけに創出される人とのつながりに期待していました。

インテリア・音楽業界も注目するモデル

当日は、ベニー・シングスさん以外にもフランスの家具を取り扱うリーン・ロゼ・北出奈那さんとBillboard Live TOKYO・長崎良太さんも登壇。トークセッションでは、インテリア業界と音楽業界のトレンドとともに、「PX-S7000」の魅力について両者とも「部屋の中心に置きたくなるような電子ピアノ」とコメントしました。

  • リーン・ロゼ・北出奈那さんとBillboard Live TOKYO・長崎良太さん

プロの演奏にも通用! 新しいPriviaの底力

発表会の最後には、ベニー・シングスさんによるミニライブを開催。ヒット曲「Let Me In」をはじめとする3曲を、「PX-S7000」の弾き語りで披露しました。

弾むようなポップな演奏から、空間全体を包み込むようなしっとりとした音色まで、ベニー・シングスさんの豊かな表現に応えた「PX-S7000」。「Let Me In」中盤からの盛り上がりでは、力強く伸びのある音色と軽やかなリズムを両立していました。 ベニー・シングスさんも表情をほころばせながら、心地よさそうに演奏。圧巻のサウンドで、会場を魅了しました。

さらに、スペシャルゲストとしてCASIO電子楽器アンバサダーでありピアニストの角野隼斗さんが登場。六本木の夜景をバックに、サプライズで生演奏を披露しました。 クラシックからはじまり、ジャズ・ポップスなど、めまぐるしく変化する角野さんの演奏。ユーモアを感じさせる早弾きや、細かなペダル操作にも対応し、ダイナミクスのある音楽表現ができる様子がみえました。

  • ピアニストの角野隼斗さん

同じ電子ピアノを弾いているとは思えないほど、奏者の個性によって表情を変える「PX-S7000」。自分らしい音楽を楽しみたい方には、もってこいの機種ではないでしょうか。

  • 「PX-S6000」

さらに「PX-S7000」と同等の音響システムや鍵盤などを備えた「PX-S6000」も発売されます。側面の木目調が印象的な、シックでおしゃれなデザインです。こちらはスタンドが別売りとなっているため、お気に入りの机の上に置いて演奏を楽しみたい人にもおすすめです。

ベニー・シングスさんや角野隼斗さんをはじめとするプロのアーティストも太鼓判を押した新しいPrivia「PX-S7000」。その洗練されたデザインや音色の美しさを、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

「PX-S7000」についてはこちら

[PR]提供:カシオ計算機