マウスコンピューターは、デスクトップPC向けの第8世代Intel Coreプロセッサーを採用した15.6型ノートPC「m-Book G シリーズ」の販売を開始した。

最上位プロセッサーとしては6コア12スレッド、3.20~4.60GHz動作の「Core i7-8700」がラインナップされており、同社従来製品が搭載する第8世代のUプロセッサー「Core i7-8550U」搭載モデルの約221%のパフォーマンスを発揮するという。

今回マウスコンピューターより、Core i7-8700、8GBメモリを搭載し、ストレージに256GBのSerial ATAIII接続M.2 SSDを採用して10万円を切る高コスパを実現した「m-Book G570BN-M2S2」を借用した。シリーズ全体の構成、ハードウェアの詳細、使い勝手、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。

  • マウスコンピューター「m-Book G570BN-M2S2」

    マウスコンピューター「m-Book G570BN-M2S2」99,800円(税別)

  • パッケージには、本体、ACアダプタ、電源ケーブル、バッテリー、マニュアル類(製品仕様書、ファーストステップガイド、マウスコンピューターサポートマニュアル、保証書など)が同梱されている

    パッケージには、本体、ACアダプタ、電源ケーブル、バッテリー、マニュアル類(製品仕様書、ファーストステップガイド、マウスコンピューターサポートマニュアル、保証書など)が同梱されている

プロセッサーは5種類用意、高速メモリも選択可能

「m-Book Gシリーズ」の標準構成モデルには、プロセッサーに4コア4スレッド/3.60GHz動作の「Core i3-8100」、6コア6スレッド/3.00~4.10GHz動作の「Core i5-8500」、6コア12スレッド/3.20~4.60GHz動作の「Core i7-8700」が採用されている。標準構成モデルはプロセッサー、メモリ、ストレージの異なる6機種が用意されており、目的と予算に応じて選択可能だ。

また購入時にはプロセッサー、メモリ、ストレージなどをカスタマイズできる。プロセッサーはCore i3-8100/Core i5-8400/Core i5-8500/Core i5-8600/Core i7-8700、メモリは4GB/8GB/16GB/32GB、Serial ATAIII M.2 SSDは128GB/256GB/512GB/1TB/2TB、Serial ATAIII SSDは480GB/500GB/960GB/1TB/2TB、Serial ATAIII HDDは500GB/1TB/2TBなどから選択可能だ。ただしスペックをダウングレードできないなど、モデルによっては選べない項目もある。

なお、Core i5/Core i7モデルについては、メモリを標準のDDR4 PC4-19200から、より高速なDDR4 PC4-21300に変更可能だ。メモリはまず容量を優先するべきだが、予算に余裕があればDDR4 PC4-21300を選んでパフォーマンスの底上げを狙ってもいい。なおGPUは、全モデル共通のIntel UHD グラフィックス 630となっている。

m-Book G シリーズのラインナップ
型番(価格:税別) CPU メモリ ストレージ
m-Book G530EN
(74,800円)
Core i3-8100 4GB 500GB Serial ATAIII HDD
m-Book G550BN-M2S2
(94,800円)
Core i5-8500 8GB 256GB Serial ATAIII M.2 SSD
m-Book G550SN-M2SH2
(99,800円)
256GB Serial ATAIII M.2 SSD、1TB Serial ATAIII HDD
m-Book G570BN-M2S2
(99,800円)
Core i7-8700 256GB Serial ATAIII M.2 SSD
m-Book G570SN-M2SH2
(106,800円)
256GB Serial ATAIII M.2 SSD、1TB Serial ATAIII HDD
m-Book G570SN-M2SH5
(116,800円)
16GB 512GB Serial ATAIII M.2 SSD、1TB Serial ATAIII HDD

マウスコンピューター/m-Book-G570BN-M2S2