クリエイティブ系アプリケーションを快適に動作させられるパフォーマンス

最後にベンチマークスコアを見てみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.7.613」、3Dベンチマーク「3DMark v2.4.3819」、CPU/GPUベンチマーク「CINEBENCH R15」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.0」、動画制作ソフトベンチマーク「Adobe Premiere Pro CC」で実施してみた。

PCMark 8 v2.8.704
Home Accelerated 3.0 4038
Creative Accelerated 3.0 7178
Work Accelerated 2.0 4172
3DMark v2.4.3819
Fire Strike 13573
Time Spy 5201
CINEBENCH R15
OepnGL 102.86 fps
CPU 723 cb
CPU(Single Core) 159 cb
CrystalDiskMark 6.0.0(SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード 556.186 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 402.349 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 393.948 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 343.012 MB/s
シーケンシャルリード 299.966 MB/s
シーケンシャルライト 290.257 MB/s
4K ランダムリード 23.980 MB/s
4K ランダムライト 74.514 MB/s
CrystalDiskMark 6.0.0(HDD)
Q32T1 シーケンシャルリード 137.938 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 133.277 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 1.300 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 1.418 MB/s
シーケンシャルリード 1.331 MB/s
シーケンシャルライト 1.494 MB/s
4K ランダムリード 0.545 MB/s
4K ランダムライト 1.475 MB/s
Adobe Premiere Pro CC
5分のフルHD動画をフルHDで書き出し 3分29秒23
5分の4K動画を4Kで書き出し 8分44秒36

Core i7-7700HQとNVIDIA GeForce GTX 1070(8GB)を組み合わせているだけに、ベンチマークスコアは非常に高いレベルだ。高解像度の4K-UHDディスプレイを搭載しているため、PCMark 8のスコアはHomeとWorkに関してはフルHD搭載モデルよりは少し落ち込むものの、それでもCreativeでは7178と高スコアを叩き出している。

ちなみに、筆者がマイナビニュースで過去に検証した「m-Book Pシリーズ」や「「m-Book Tシリーズ」と比較してみよう。

デスクトップ向けCPUを搭載したモデルである「m-Book Pシリーズ」では、Homeで4000超え、CreativeとWorkで5000超えのスコア。(※詳細はこちらの記事をご確認ください)

Core i7-7700HQと外部グラフィックス「NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)」搭載の「m-Book Tシリーズ」では、HomeとWorkが4000台、Creativeでは5852となっている。(※詳細はこちらの記事をご確認ください)

どちらもノートPCとしては高いスコアであるものの、本機の数値が圧倒的であることが分かるだろう。

3DMarkのスコアではNVIDIA GeForce GTX 1070(8GB)が威力を発揮しており、「Time Spy」で「5201」と好成績を記録している。ゲーミングPCとして、そしてVR用PCとしても十二分な実力を備えているといえる。

さらに、Adobe Premiere Pro CCでは、「5分のフルHD動画をフルHDで書き出し」と「5分の4K動画を4Kで書き出し」と2パターンで計測。フルHD動画ではさすがの性能。また、4K動画の書き出しにおいても、実用的には問題ないレベルだ。

今回の借用機はM.2形状SerialATA III接続のSSDを搭載しているため、ストレージ速度は標準的だ。より高いパフォーマンスを求めるなら、M.2形状NVMe接続のSSDを選びたい。「Intel 600p」なら5,800円、「SAMSUNG SM961」でも8,800円の出費でアップグレード可能だ。費用対効果は非常に高い。

パフォーマンスとディスプレイ解像度は高くて困ることはない!

Core i7-7700HQ、NVIDIA GeForce GTX 1070(8GB)、そして17.3型4K-UHDディスプレイを搭載した「DAIV-NG7500シリーズ」は、スペック的に死角なし。連続動作時間も約5時間と実用的なレベルなので、しっかりとしたバックパックで背負えばモバイル用途にも使える。

パフォーマンスとディスプレイ解像度は高くて困ることはない。「DAIV-NG7500シリーズ」はクリエイティブ系アプリ、3Dゲーム、VRコンテンツと用途を選ばず、ユーザーの期待に応えてくれる万能マシンといえる。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

DAIV-NG7500シリーズ試用機のスペック紹介

メーカー マウスコンピューター
ディスプレイ 17.3型4K-UHDノングレア液晶(3,840×2,160)
CPU Intel Core i7-7700HQ
メモリ 16GB(※後継機は8GB)
PC4-19200 DDR4 SODIMMにアップグレード
(カスタマイズ価格:119,800円)
M.2 SSD 256GB SerialATA III
HDD 1TB SerialATA II
チップセット モバイル Intel HM175 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1070(8GB)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.1×1(左側面×1、Thunderbolt3と共用)、
USB 3.0×4(左側面×2、右側面×2)
サイズ W418.5×D291×H25.9~28.5mm(折り畳み時)
重量 約3.1kg
バッテリー駆動時間 約5.0時間

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/11/14(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/DAIV-NG7500

マウスコンピューター/cpplus

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