■落合氏がパソコンで重要視するポイントとは

――なるほど。ご自身でも会社を経営されていますが、仕事としてパソコンはどのようなものをお使いでしょうか?

パソコンでいうならWindowsマシンとMacマシンが半々ぐらいですね。Windows10になってMacOSと使い勝手の部分で差が無くなったように感じています。ですから、使うソフトウェアの要件によってパソコンも使い分けている形になりますね。

――開発や研究以外の一般業務でパソコンを使うケースはありますか?

色々ありますが、面白いのは4K対応の100インチモニターをデュアルモニターとして動かしているマシンですかね。そこにみんなの予定表を表示しているんですが、これがとても便利なんです。

予定表と併せて、Twitterやビジネスチャットツール、タスクなども表示させておくと、誰がどこにいて、プロジェクトがどんな進行状況なのかが誰でもすぐにわかります。情報共有にとても便利ですよ。自宅のパソコンでも、カレンダーを常に表示しておいてその日のスケジュールの確認に使っています。

――その使い方はしたことなかったです。仕事場でもご自宅でも、落合さんの日常生活において、パソコンは欠かせない存在といえそうですね。

たしかに、常にそばにありますね。自分の家にもかなりの枚数のモニターがあります。

――そんな落合さんに今回、充実したBTOパソコン製品を取り揃えるマウスコンピューターの20代に特にオススメの製品3機種を用意してみました。ちなみに、このブランドの製品をご存知ですか?

もちろんです。ノートPCは私のラボでも使っています。主に展示のデモンストレーション用に利用するためのものですが、いつも現場で活躍してくれています。

――それはちょうどよかったです! 新製品もあるので、ぜひ触ってみてください。

  • マウスコンピューターのノートPCを前に真剣にレビューする落合氏


●m-Book B504H

  • 性能と価格を両立した台数限定特別モデル。第8世代Intel Core i7を採用して、9万9800円という低価格を実現している

最新の第8世代Core i7ということでスペック的に頼もしいですね。最初から大容量のSSDが搭載されている点も良いです。これが9万9800円で買えるなんて費用対効果を考えたら大変満足できる製品だと思いますよ。

●m-Book H550BN1-S2

  • 安定的なスペックに長時間バッテリー可能で持ち運びに最適なモデル。営業マンにもオススメだ

これもSSD搭載で十分なスペックの製品ですね。ちょっとした作業をしてもスムーズですし、何よりもバッテリー駆動が長時間(最大7.2時間)なのがとても気に入りました。学生の頃、バッテリーがすぐ無くなるので飛行機とかに重たいノートPCを何台も持ち歩いていた苦労を思い出しましたね。

●DAIV-DGZ520H3-SH5

  • CAD、アート、ゲーム開発、4K動画制作など、複雑かつ負荷の高いクリエイティブ作業シーンで実力を発揮するハイスペックモデル

6コア12スレッドのCore i7とGeForce1080の組み合わせでバランスがとても良いマシンだと思います。実はこのグラフィックスカードは、コスパがいいのでラボでもよく使っています。負荷を掛けてもしっかり処理してくれるので、4K動画編集や3DCG制作の入り口としては期待通りの働きをしてくれるでしょう。

――色々と触ってみて頂き、ありがとうございました。最後にこれからパソコン選びをする人にアドバイスをお願いします。

まずノートPCに関しては、画面を広く使える解像度が高いディスプレイが欲しいですね。もし外部モニターやプロジェクターを頻繁に活用しないというのであれば、メモリは16GBもあれば十分だと思います。先ほども触れましたが、SSDはなるべくあった方がいいので購入時に検討してみてください。

  • 「Windows10になってWindowsパソコンも本当に使いやすくなりましたよね」と呟く。OSの操作性にこだわる姿勢はさすがだ

デスクトップPCを選ぶ人は拡張性を考えておくと良いと思います。グラフィックスカードやメモリは後から追加や差し替えができますし、ストレージも増やしていけます。入力デバイスも好みのキーボードやマウスを選んだりできるので、好みのマシンに育てていけます。

  • デスクトップPCは拡張性が大事。ラボでは落合氏自身がメンテナンスする機会も多いとのこと

また両者の良いところをとって、デスクトップPCを自宅に据え置きにしておいて、外出先でノートPCを使ってリモート操作することだってできます。今はどこにいてもネットワーク回線が速いので遅延も感じずにリモート環境が作れますから、自宅のデスクトップPCで編集済みの動画ファイルを外出先でノートPCから見るなんてことも実現可能です。また、研究で使うときはだいたいコマンドラインインタフェースなので、そもそも遅延が気にならないですからね。これは一例ですが、みなさんも将来性も考えて、自分のやりたいこと実現するために費用対効果を最大限に出せるよう最適なモデルを選んでください。

――落合さん、ありがとうございました。

パフォーマンスとコストを比べながら、自分のやりたいことが実現できるようなパソコンを選んで欲しいと落合氏。みなさんもアドバイスを参考に良い製品選びをしていただきたい(落合氏が手にしているのは、「m-Book B504H」)

では、次のページ以降からは、インタビュー中に登場したマウスコンピューターの3機種について、詳しく紹介していきたいと思う。

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