2025年が始まり、気持ちを新たにやる気を出している若手社会人や、この春からの新生活に備えすでに準備を進めている新社会人、新入生も多いのではないでしょうか。仕事や趣味を充実させたいのならば、情報収集や自己管理、クリエイティブな作業、ゲームなど、多様な用途で活用できるPCはぜひ注目しておきたいところ。
特に大学生からずっと同じものを使っているなんて人は買い換えにもよいタイミングでしょう。スマホももちろん便利ですが、やはり画面サイズや活用幅を考えると、PCでしか体感できないインプット・アウトプットで生活を彩ることができます。
とはいえ、新生活はいろいろとお金がかかるもの。「予算はなるべく抑えたいけど安価なPCは性能が不安……」と悩んでいる人も少なくないでしょう。そこで今回は、入門向けからハイエンドまで幅広い製品をラインナップしているマウスコンピューターから、10万円台からのお得な高コスパPC3製品を紹介していきます。
スタイリッシュで外に持ち運びたくなるモバイルノートPCに注目「mouse B4-I5U01SR-A」
スタイリッシュで外に持ち運びたくなるモバイルノートPCに注目
「mouse B4-I5U01SR-A」
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■mouse B4-I5U01SR-A (129,800円~/税込)
【基本スペック】CPU:Intel Core i5-1335U プロセッサー、グラフィックス:Intel Iris Xe グラフィックス、メモリ:16GB、M.2 SSD:256GB、サイズ:W311×D239.3×H19.6mm
決まった用途はないものの、PCを使って仕事や生活を豊かにしたいと考えているのならば、性能と価格のバランスに優れたモバイルノートPC「mouse B4-I5U01SR-A」がオススメです。アルミニウムを使用したボディはスタイリッシュで、かつ重量は約1.41kgと持ち運び用途にも適しています。自宅はもちろん、オフィスやカフェ、屋外でも使えるモビリティ(機動性)は、アイデア次第でさまざまな活用が考えられ、PCの可能性を広げてくれます。
01おさえたい性能が揃っている
価格が抑えられていると「性能が低いのではないか?」不安に思う人もいるかもしれません。しかし同製品は、基本スペックも抜かりありません。CPUには高性能コア(Pコア)×2、高効率コア×8の10コア/12スレッドの第13世代Intel Core i5-1335Uを採用し、複数のソフトを立ち上げてマルチタスクでも快適に動作。PC側で判断し、PコアとEコアを効率的に使い分けてくれるため、連続動画再生時間は約6時間とバッテリーの持ちもなかなかのもの。
メモリ容量は、最低限8GBは欲しいところですが、16GBを標準搭載。ストレージは高速なM.2 SSDを採用し、容量は256GB。ブラウザでのWeb閲覧や資料作成、オンライン通話の一般的な使用用途はもちろん、Webメインの画像作成や動画視聴、ライトゲームなど、十分に活躍できるポテンシャルを持っています。
02画面サイズが絶妙
ディスプレイは、14型の液晶パネルを採用。解像度は1,920×1,200ドットのWUXGAで、フルHD(1,920×1,080)と比べて120ドット分、縦のスペースが広くなっているのがポイントです。たかが120ドットとあなどるなかれ、Web閲覧やExcelでの表作成などでは、縦の情報量が少し多いだけで効率的な作業が可能となります。
また、sRGB比100%対応のパネルなので、デザインや画像編集など色の再現性が重要な使い方でも十分に活用できます。
03インタフェースが充実、どんな場面にも対応可能
ディスプレイ端子としてはHDMIと画面出力対応のUSB3.1 Type-Cを備え、最大3画面でのマルチディスプレイ表示が可能。画面出力端子は背面に配置されているため、デスク上に設置したディスプレイとの接続もスムーズで、出先ではPC単体で利用し、自宅では液晶モニターにつないでマルチディスプレイで本格的な作業を行うといった使い方も簡単に実現できます。
ディスプレイ上部には、 Windows Hello 顔認証に対応した200万画素のWebカメラを搭載。誤操作によりカメラ画像が配信されることを防ぐプライバシーシャッター付きなので、オンライン会議やオンライン授業も安全かつ快適に行えます。
また本製品のカメラは先述の通り、Windows Hello 顔認証に対応しており、Windows 11へのログインも一瞬で完了します。そのほかにも、USB Type-Aが3つ(USB2.0×1、USB3.0×2)とUHS-I対応のSDメモリーカードリーダー、LAN端子なども搭載。デジタルカメラとの連携や有線接続による高速かつ安定したインターネット利用など、さまざまな使い方に対応しています。
04痒い所に手が届く細かなこだわり
マウスコンピューター独自のコントロールセンターを搭載し、「バランス」と「静音」の2つのモードで、パフォーマンスと静音性の優先度の設定が行えます。高性能な第13世代CPUを搭載しているため、静音モードで利用しても十分なパフォーマンスが得られ、外出先やカフェなど、周りの音が気になる環境でも快適に使えます。
電源周りでは、65W対応のPD(USB Power Delivery)アダプタが標準で付属しています。軽量&コンパクトなため持ち運びも容易。また充電量を制御できるバッテリーマネージャーを搭載しており、満充電によるバッテリー寿命の低下を防ぐことも可能です。
こうした細かな要素の積み重ねが、使い勝手のよさにつながっています。用途を決めず、いろいろ使い倒してみたいという人にピッタリのモデルといえるでしょう。
3Dゲームやクリエイティブ作業までガッツリ行いたいならコレ! 「mouse K5-I7G50BK-B」
3Dゲームやクリエイティブ作業までガッツリ行いたいならコレ!
「mouse K5-I7G50BK-B」
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■mouse K5-I7G50BK-B (159,800円~/税込)
【基本スペック】CPU:Intel Core i7-12700H プロセッサー、グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop GPU、メモリ:32GB、M.2 SSD:1TB、サイズ:W361×D241×H23.1mm
せっかくならば、3Dゲームも楽しみたいし、動画編集などクリエイティブな作業も覚えて仕事や趣味に役立てたい。そんな欲張りな人には、高性能グラフィックス(GPU)を搭載するパワフルなスタンダードノートPC「mouse K5-I7G50BK-B」。15.6型の大画面液晶を採用し、ゲームやクリエイティブ用途はもちろん、文書作成やWeb閲覧、オンライン会議やチャットでのコミュニケーションなど、さまざまな用途で快適な作業環境を提供。また最新のWindows 11を採用していることもあって、長期間使い続けたいといったニーズにも対応します。価格は159,800円(税込)~となっており、コスパに優れた製品といえます。
01クリエイティブ用途にも対応できる高スペック
基本スペックは、CPUに第12世代Intel Core i7-12700Hを採用し、メモリ容量は余裕の32GB、ストレージはM.2 SSDの1TBと、メモリ・ストレージが増量されているのが特徴です。Core i7のなかでも高性能モデルに位置付けられるシリーズで、重い処理が必要となる専門用途でも使える処理能力を持っています。高性能コア(Pコア)×6、高効率コア×8の14コア/20スレッド構成で、32GBの大容量メモリと相まってマルチタスクも鼻歌交じりにこなせるでしょう。
さらに、グラフィックスにモバイル向けのNVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop GPUを搭載していることもポイントです。リアルタイム・レイトレーシング機能やAIを活用した超解像技術であるDLSSへの対応など、最新GPUと同様の先進機能を利用可能。CPU内蔵グラフィックスとはレベルの違う高速な画像/映像処理を実現し、高性能CPUとの相乗効果で多くの3Dゲームを快適に楽しむことができます。
02映像と音質にこだわって、より映像美を楽しめる
ディスプレイもフルHD(1,920×1,080)で144Hz対応、sRGB比100%の広色域パネルを採用しており、動きの激しいゲームプレイはもちろん、色再現性が重要となる写真/動画編集、Webページ作成といったクリエイティブ用途にも対応します。またサウンド機能も映画や劇場で採用されている音響技術「Dolby Atmos」と搭載することで、立体的なサウンド体験を実現。臨場感溢れるゲームサウンドが楽しめるだけでなく、オンライン会議や音声チャットも高品質で行えます。
03充実のインタフェース
インタフェースは、映像出力にMini DisplayPort1つ、HDMI1つの2系統を用意。USBポートはUSB2.0 Type-A×1、USB3.0 Type-A×1、USB3.1 Type-C×2、UHS-I対応のmicroSDメモリーカードリーダーも搭載しており、外付けストレージやUSBメモリの利用、デジタルカメラとの連携なども行える。キーボードもキーピッチ(隣り合うキーの中心から中心までの距離)が約19mm、キーストローク(キーを押した際の深さ)が約1.8mmと使いやすさを重視しており、快適なタイピングが可能。独立したテンキーも備えており、写真/動画編集や表作成など数値の入力を多用する用途で大きな効果を発揮してくれます。
ネットワーク機能に関しても、6GHz帯に対応したWi-Fi 6E対応無線LANモジュールに加えて1Gbpsの有線LANポートを標準搭載。PCの重量は約2.13kgで、基本は自宅での利用がメインとなるものの、家の中で気分や状況によって場所を変えて作業したいときに持ち運び可能です。
メモリやストレージに余裕があり、高性能なCPUとGPUを備えた同製品は、モビリティを重視する用途以外のあらゆる利用シーンに対応する隙のないモデルといえます。
自室内で使い倒したいのならば、インテリア性の高いデスクトップPC一択「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」
自室内で使い倒したいのならば、インテリア性の高いデスクトップPC一択
「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」
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■G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル) (207,500円~/税込)
【基本スペック】CPU:Intel Core i5-14400F プロセッサー、グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060、メモリ:16GB、M.2 SSD:1TB、サイズ:W189×D396×H390mm(突起部含まず)
外出先ではスマホやタブレットがあれば十分、PCは室内でガッツリ使い倒したいという人には、据え置き型のデスクトップPCで、ワンランク上のパフォーマンスを手に入れるというのも一つの手でしょう。ディスプレイやキーボード、マウスなど周辺機器を自由に選べることもうれしいポイントで、理想のPC環境を構築できます。
特に持ち運びはあまり想定していない方、高性能を求める方、デザインを重視する方に、「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」がオススメです。
01好きなゲームを思いきり楽しめる高スペック
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G TUNE」の名を冠したデスクトップPCで、3Dゲームはもちろん、動画編集や実況配信などゲーム・クリエイティブ用途に適したモデルとなっています。
CPUにはデスクトップ向けの第14世代Intel Core i5-14400F(高性能コア(Pコア)×6、高効率コア×4の10コア/16スレッド)を搭載。メモリ容量は16GB(最大64GBまで搭載可能)、ストレージはM.2 SSD 1TBと、さまざまな用途に対応できる基本スペックを備えています。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060を実装。NVIDIA DLSS 3など革新的なAI技術を搭載した第4世代Tensorコアを採用したGPUで、ゲーム体験の大幅な向上だけでなく、動画エンコード時間の大幅な短縮も実現するなど、クリエイティブ用途でも大きな効果が期待できます。
02インテリアにも溶け込みやすいホワイトカラー
室内に常設して使うデスクトップPCなら、インテリアとの相性も気になりますよね。その点、同製品は室内に溶け込みやすいホワイトカラーモデルとなっており、さらに側面にはガラスパネルを採用。標準で青色LEDのケースファンが搭載されており、柔らかい光で室内を演出してくれます。
03自分好みにスペックをカスタマイズ
マウスコンピューターのPCは、スペックを柔軟にカスタマイズできるのも魅力ですが、同製品も非常に細かなカスタマイズが行えます。CPUやGPU、メモリ・ストレージ容量はもちろん、ケースファンの色も変更できます(青色LEDと赤色LEDから選択可能)。
04メンテナンス性や導線も意識されている
さらに筐体のデザインにもこだわりが見られます。高性能なCPU、GPUを搭載したデスクトップPCでは、筐体内部に熱がこもりやすく、パフォーマンスを最大限に発揮するには吸気から排気までのエアフローが重要になります。同製品では、自然な空気の流れに合わせた底面吸気を採用。ストレージを設置するベイを上段に集約することで、エアフローを阻害しない効率的な環境を作り上げています。底面の吸気口に装着されたフィルターはマグネット方式で着脱も容易と、メンテナンス性にも優れています。
また、エンターテインメント用途を考慮し、VR向けヘッドマウントディスプレイなどで使用するHDMI端子をフロント上部に搭載しているのも特徴です。画面出力を前面から行える仕組みは、VR以外の用途でも便利に使えそうで、本製品の強みと言えるでしょう。
そのほかにも、有線LANに加えてWi-Fi 6E対応の無線LANモジュール(Bluetooth 5内蔵)を搭載し、前面に2つ、背面に5つ(1つはUSB3.2 Type-C)のUSBポートを備えるなど拡張性も十分。多様な使い方に対応するオールマイティなモデルに仕上がっています。今回紹介しているモデルは、税込価格で20万円を少しだけ超えてしまいますが、基本性能や拡張性の高さや、作り込まれた筐体デザインなどを鑑みれば、価格以上の価値が得られるはずです。
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新生活の始まりを迎えようとしている人や、現状の仕事や生活をより良く変えたいと考えている人にとって、さまざまなシーンで利用できるPCは最高の相棒となるでしょう。マウスコンピューターでは、今回紹介したモデルのほかにも、さまざまなPCをラインナップしていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。