年末年始は、なにかと人が集まる時期。大切な人たちと過ごす楽しい時間だから、「写真で想い出を残したい」「簡単に素敵な写真が撮りたい」、そう思う人は少なくないのではないでしょうか。楽しい瞬間を写真に残すだけでなく、撮ってすぐにみんなと見たり、SNSを使ってその場にいない人ともシェアしたり……。年末年始のイベントで大活躍しそうな、自分撮り・みんな撮りできるカシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR4000」を、子どもと一緒に使ってみたので、操作感や使用感をお伝えしていきます。

EXILIM EX-ZR4000

カシオの「EXILIM EX-ZR4000」(以下、ZR4000)は、背景も人物も余裕で画面に収められる超広角19mmレンズ(35mm換算)、ワンシャッターでズーム画像とその周囲の画像を記録しアニメーション動画を作る「ワイドビューフォト」、スマートフォンやタブレットとアプリを介した常時接続により、画像を自動転送する「エクシリム オートトランスファー」といった機能が満載のデジタルカメラ。そのほか180度まで開く「チルト液晶」、前面にもシャッターボタンを配置するなど、自分撮りがしやすい機能を備えています。

子どもが自らポーズをとって楽しい写真に

ZR4000の液晶は180度まで開くので、自分の姿をチェックしながら自分撮りできます。この機能が、子どもと撮影する際、思わぬ効果を発揮してくれました。

一緒に撮影したのは4歳と2歳の男の子2人。やんちゃ盛りなので、わざとふざけて、いつもなら撮影は一苦労です。

今回ZR4000のチルト液晶を使って撮影したところ、自分の姿が見えるので子どもたちがおもしろがり、自分からポーズをとり、カメラに視線を送っていました。いつもよりスムーズに撮影ができ、普段とはちょっと違う、動きのある写真が撮影できました。

「見て見て!」と言いながらクリスマスツリーの飾りをカメラに向けています

「2人で同じポーズしようよ」とお兄ちゃんが声をかけると、弟もマネっこしていました

液晶は180度チルトします

自分撮りに便利な「モーションシャッター」と「フロントシャッター」

ZR4000は「モーションシャッター」という機能を搭載しています。これは離れていてもカメラに向かって手を振ると、その動きを感知してタイマーが作動、撮影できるというスグレモノです。みんなが用意できてから撮影するので、慌てて失敗するということが少なくなります。家族撮影だけでなく、パーティーやお正月など友だちや親戚といった大人数が集まったときにも活躍しそうです。

三脚を使って子どもと一緒に撮影してみたところ、「モーションシャッター」なら、子どもの様子や服装、きちんとフレームに入っているか、などを確認する余裕ができました。また、「手を振る」ことで撮影ができるので、子どもがゲーム感覚で楽しみ、自然に笑顔が引き出せました。

動きに反応してセルフタイマーが作動。子どもが大喜び

右上に表示された手形のアイコンに向かって手を振るとシャッターが切れます

0.5秒、1秒、2秒、10秒のタイマーセットも可能です

「フロントシャッター」といって通常のシャッターのほかに、前面にもシャッターがついているので自分撮りしていても安定感があり押しやすかったです。

ブランコに乗りながら自分撮り。フロントシャッターにより、手ぶれせずに撮影できます

背景もしっかり入ります

横位置だけでなく縦位置での撮影もらくらく

もちろん、フロントシャッターだけでなく上面のシャッターボタンでも撮影できます。撮り方によってボタンを使い分けられるのも嬉しいポイントです

ママの肌がきれいに撮れる! は、かなり重要

今回はほとんど「プレミアム オート PRO」モードで撮っていましたが、室内でも室外でも、「肌の色がキレイだなと感じました。普段スマホでは美肌モードを搭載したカメラアプリでしか撮影しない筆者ですが、シャッターを押すだけで肌がなめらかに写るのには驚きです。もちろん、美肌処理を行う「メイクアップモード」も搭載していますので、家族と一緒に撮るなら、ママもきれいに写りたい。そんな気持ちをかなえてくれそうです。

ママも嬉しい「メイクアップモード」