不動産見積もりをしたいけど、どこに依頼すべきか。無料で見積もりをしたいけど本当にできるのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。不動産見積もりをする機会は決して多くないため、迷ってしまうのも当然です。
そこで今回は、不動産見積もりを依頼する具体的な方法や相場を調べる方法をわかりやすく解説します。また、不動産の見積もりが無料の場合と有料の場合の違いや業者の選び方もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、無料で手っ取り早く見積もり依頼したい人は、不動産一括査定サービスを利用すると効率的です。
一括査定サービス利用者が選んだおすすめサービスTOP3
※クラウドワークス、クロスマーケティング調べ(2021/4/9~2021/4/13実施 回答数380人)
こちらは、サービス利用者のアンケート結果による「おすすめの不動産一括査定サービスTOP3」です。実際の利用者の声と編集部の知見が合わさったできたランキングですので、ぜひ参考にしてください。
なお、不動産一括査定サービスは、それぞれ対応するエリアや提携する不動産会社が異なるため、1つだけでなく複数のサービスを利用することをおすすめします。
次の記事ではより多くのサービスを含めたランキングや「査定結果の満足度TOP3」や「親族・友達におすすめしたいTOP3」などカテゴリ別にもランキングを紹介しています。さらに詳しく知りたい方は読んでみてください。

不動産見積もりを依頼する4つの方法
正しく不動産の見積もりをしてもらうためには、それぞれの見積もり方法のメリットやデメリットを把握したうえで、自分の不動産にとって最適な方法で見積もりをしてもらうことが大切です。
不動産の見積もりを依頼する方法は、主に次の4つです。
- 不動産会社に簡易査定を依頼する
- 不動産会社に訪問査定を依頼する
- 不動産一括査定サイトを利用する
- 不動産鑑定士に鑑定を依頼する
ここでは、4つの見積もりの依頼方法について、それぞれ紹介していきます。
不動産会社に簡易査定を依頼する
不動産会社に依頼をして、物件の情報だけで査定することを簡易査定と言います。この簡易査定は机上(きじょう)査定とも呼ばれており、物件を直接見ることなく、物件情報や周辺にある類似物件の成約価格などのデータを分析して簡易的に査定金額を算出する方法です。
簡易査定のメリット・デメリット
不動産会社に簡易査定を依頼するメリットは、数日程度の短い期間で査定額を知ることができる点です。また、無料で査定してもらうことができるため、経済的なメリットもあります。
ただし、簡易査定の場合、実際に物件に足を運んで調査するわけではないため、建物の状態などがきちんと考慮されるわけではありません。そのため、必ずしも正確な査定額が出るわけではないというデメリットがあります。
大まかな査定額を把握しておきたい場合やできるだけ早く査定額を知りたい人は、簡易査定を利用するとよいでしょう。
不動産会社による簡易査定がおすすめな人
- 大まかな査定額を知りたい人
- 時間的な余裕がなく、早く査定額を知りたい人
不動産会社に訪問査定を依頼する
できる限り正確な査定額を把握したい場合は、不動産会社に訪問査定を依頼することをおすすめします。
訪問査定とは、査定担当者が実際に不動産に足を運び、現場で入手した不動産の情報と机上査定で収集したデータをあわせて査定価格を算出する方法です。
訪問査定のメリット・デメリット
訪問査定のメリットは、無料で査定できることに加え、簡易査定よりも正確な査定額を知ることができる点です。情報だけで査定額を算出する簡易査定と比べて、訪問査定ではさらに詳細な情報を加えて査定額を出します。
訪問査定のデメリットは、不動産会社の担当者が訪問するため当日対応が必要になる点や、簡易査定よりも調査に時間がかかるため査定額の算出に時間がかかる点です。
不動産会社による訪問査定がおすすめな人
- 簡易査定よりも正確な査定額を把握したい人
- 不動産の売却を予定している人
不動産一括査定サイトを利用する
不動産の見積もりを依頼する方法として、インターネット上にある不動産一括査定サイトを活用する方法があります。
不動産一括査定サイトを利用すれば、サイト上にある査定システムに必要な情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に同時に査定を依頼できるため便利です。不動産会社を自分で探す手間も省けることから、効率的に査定手続きを進められます。
おすすめの一括査定サイトは「すまいステップ」

- 初めてで不安だから実績のあるエース級の担当者に出会いたい
- 厳選された優良不動産会社のみに査定を依頼したい
- 悪徳業者が徹底的に排除された査定サイトを使いたい
\ 厳選した優良会社に査定依頼 /
すまいステップで一括査定する
不動産一括査定サイトや選び方について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。

不動産鑑定士に有料査定を依頼する
不動産の見積もりを不動産鑑定士に依頼する方法もあります。不動産鑑定士は不動産の鑑定評価に関する国家資格を持つ専門家です。
不動産鑑定評価基準に基づいた、正確な不動産の有料鑑定を行います。不動産鑑定士に鑑定を依頼した際の費用の相場は、物件の大きさや資産価値などにもよりますが、10万~15万円程度のことが多いです。
有料査定のメリット・デメリット
不動産鑑定士に有料査定を依頼するメリットとしては、得られる鑑定結果が専門家による裏付けがあることから、遺産相続の場面や離婚時の財産分与など、税務署や裁判所に対する証拠資料として用いることができる点です。
不動産鑑定士に有料査定を依頼するデメリットとしては、金額が高額になってしまう点があげられます。
不動産鑑定士による有料査定がおすすめな人
- 税務関係や裁判などの立証資料として査定が必要な人
- 遺産相続のトラブルを抱えている人
- 離婚時の財産分与など、不動産の売却ではなく資産価値の把握が目的である人
不動産見積もりの依頼前に知っておくべきこと
不動産の見積もりを依頼したことがない人は、依頼前に知っておきたいポイントを押さえておきましょう。次のような点に留意しておくと、効率的に手続きを進めることができます。
- 自分で不動産の相場を調べておく
- 見積もりに必要な書類を用意する
- 机上・訪問査定を使い分ける
- 見積もり額に影響する付加価値を理解する
それぞれ具体的に解説していきます。
自分で不動産の相場を調べておく
不動産会社の中には、相場とかけ離れた高い見積もり額を提示して、不当に契約を交わそうとする会社があるため注意が必要です。不動産の見積もりを依頼する際は、トラブルを避けるためにも不動産の相場を自分なりにある程度調べておくとよいでしょう。
自分で不動産の相場を調べる方法は以下の4つです。
周辺地域で条件の近い物件の売買取引情報を調べる
自分で相場を調べる方法の一つとして、周辺地域の類似物件の売買取引情報や実際の売却額をチェックすることがあげられます。不動産購入者向けの不動産検索サイトの掲載価格を参考にするとよいでしょう。
周辺地域の不動産の中でも、駅からの距離・物件の面積・物件の築年数などの条件が近いものを参考にすると、より自分の不動産の販売価値を正確に把握することができます。
国土交通省の土地総合情報システムを利用する
土地総合情報システムとは、国土交通省が提供しているWEBサイトです。不動産を購入した人にアンケートを実施して情報を収集しており、実際に行われた不動産の取引価格や、地価公示、都道府県地価調査の価格などのデータを閲覧することができます。
エリアや物件条件などを指定して検索すると、どのような条件の物件が、実際にいくらで取引されたのかを知ることができるため、相場を把握するのに便利です。
不動産流通機構のレインズ・マーケット・インフォメーションを利用する
レインズ・マーケット・インフォメーションとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているWEBサイトです。
不動産流通機構が保有している不動産の取引情報の一部を一般消費者向けに開示しているサイトで、販売価格や成約価格、物件の所在地域等の情報を検索することができます。
国税庁の路線価図
国税庁の路線価図とは、土地に対する相続税などの算出を行う際に利用される指標です。道路に面している土地の価格を1平方メートルあたりの単価で記載しており、面積などから簡単に相場価格を把握できます。
使い方は比較的簡単です。サイト内において、不動産のある都道府県を選択後、路線価図、市町村を指定していくだけで路線価を確認できます。その後、路線価に面積を乗算することで不動産の相場が計算できるようになっています。
ただし、土地が複数の道路に面している場合は、それを加味したうえで計算しなくてはならず、多少算出が複雑になるため注意しましょう。
見積もりに必要な書類を用意する
見積もりの依頼をする場合は、不動産の面積や築年数が記載された登記簿や売買契約書、これまでのリフォームの内容が分かる書面など、業者が見積もりをする際に参考となる書類を用意しましょう。
見積もりに必要な書類 | 書類の記載事項や取得方法 |
登記事項証明書(または登記簿謄本の写し) | 不動産の所有者や広さ、所有権以外の権利情報が記載されている書面。法務局やインターネットで取得可能。 |
売買契約書・重要事項説明書 | 不動産を購入した時のもの。購入時の物件状況や取引価格が記載されている。 |
固定資産税納税通知書 | 固定資産税がいくらかの証明になる。 |
リフォームの契約書・報告書 | リフォームの内容が分かる書面。リフォームをしたことのある物件の場合は必要。 |
土地の測量図や建物の図面、境界確認書など | 土地の形状や面積、建物の詳細な図面、隣地との状況などの情報が記載されている書面。法務局やインターネットで取得可能。あった方がより正確な査定結果を知ることができる。 |
これに加え、マンションの場合は販売時のパンフレットや間取り図、管理規約や使用細則なども準備しておくとよいでしょう。
できるだけ多く不動産に関する情報がある方が、より精密な見積もり額を算出することが可能となります。
机上査定と訪問査定を使い分ける
不動産会社に査定を依頼する際は、机上査定と訪問査定のいずれかの査定方法を選ぶ必要があります。
最終的に不動産を売却する際は訪問査定が必要になりますが、複数の不動産会社の査定額をじっくりと比較したい場合は、先に机上査定を依頼しましょう。
すでにお目当ての不動産会社を決めていて早く売却したいのであれば、最初から訪問査定を依頼するとスムーズです。
見積もり額に影響する付加価値を理解する
同じような不動産であっても、付加価値の有無で見積もり額に影響が出ることを理解しておきましょう。
この際にポイントとなるのが立地による付加価値です。例えば、駅から徒歩数分の物件や近くに大規模の商業施設があるなど、交通アクセスや周辺環境などにかかわる立地は見積もり額に大きく影響します。これらに該当する場合はプラスに評価されるため、相場よりも高くなる可能性があります。
また、リフォームによっても付加価値が上がることが考えられますが、リフォーム代を超える付加価値がつくとは限りません。見積もり額を上げたいという目的のためのリフォームであれば、得策とは言えないでしょう。エアコンや照明器具などの家電設置の有無によっても見積もり額は変わらないため、注意が必要です。
売却目的で見積もり依頼する際の不動産会社の選び方
不動産の見積もりを業者に依頼する場合は、どこに依頼するのか慎重に検討することが大切です。
先述した通り、公的な証明が必要な場合を除き、一般的な不動産の売却目的であれば不動産会社の無料査定で十分です。しかし、これまで見積もりの依頼をした経験がなければ、着目点がわからず不動産会社選びで戸惑う場面も出てくるでしょう。
そこでここからは、売却目的で不動産見積もりを依頼する際のポイントを3つ紹介します。
複数の不動産会社に見積もりを依頼する
不動産の見積もりを行う際は、不動産一括査定サイトを利用し、できる限り複数の不動産会社に見積もりを依頼するよう心がけましょう。
1社の見積もりだけでは、その価格が適正かどうかの判断がつきにくく、場合によっては相場から大幅にかけ離れていることが原因で、スムーズに売却できない可能性もあるからです。
見積もりを依頼をする際は、できるだけ多くの会社に見積もりを依頼して査定額を比較すると、より正しい相場を把握しやすくなります。
おすすめの一括査定サイトは「すまいステップ」

- 初めてで不安だから実績のあるエース級の担当者に出会いたい
- 厳選された優良不動産会社のみに査定を依頼したい
- 悪徳業者が徹底的に排除された査定サイトを使いたい
\ 厳選した優良会社に査定依頼 /
すまいステップで一括査定する
見積もり(査定)額の根拠を説明できるか確認する
不動産会社に見積もりを依頼する際は、具体的にどのような点を査定額算出の根拠とするのか質問することをおすすめします。
そこで納得のいく根拠を明快に答える業者であれば、見積もりを算出するための基準を有していることが伺えるため、安心して依頼することができるでしょう。
しかし根拠が曖昧で返答に窮するような不動産会社であれば、見積もりの算出方法も曖昧である可能性があるため、依頼を見送った方が無難でしょう。
広告の掲載数を調べる
見積もりを依頼する不動産会社を選ぶもう一つのポイントとして、広告の掲載数があげられます。広告の掲載数が多く様々な媒体で広告を露出している不動産会社ほど、宣伝などの販促活動に力を入れていると判断できるからです。
一方で、主要なポータルサイトに広告を出していない無名の会社は、販促活動に非積極的な会社か、そのエリア限定のネットワークを利用している地元密着型の中小企業のどちらかです。後者であれば、地域情報に精通した優良な不動産会社である可能性はありますが、前者である可能性には十分注意を払いましょう。
広告をチェックする際は、ポータルサイトや不動産情報誌における広告掲載数を確認し、広告にどれくらい力を入れているのかおおよその予測を立てるとよいでしょう。
失敗しない業者の選び方についてより詳しく知りたい人には、こちらの記事もおすすめです。

不動産見積もりに関する注意点
提示された不動産の見積もり額を見る際は、いくつかポイントを押さえたうえで見積もり額を把握する必要があります。
特にこれまで不動産の見積もりを依頼したことがない人は、示された見積もり額を誤った方向に理解してしまう恐れがあるため、次のような点に注意が必要です。
- 提供する情報を統一する
- 相場通りの査定額にならない場合もある
- 査定額が高すぎるときは疑う
- 査定額は売却額ではない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
提供する情報を統一する
見積もりを依頼する際に不動産会社に提供する情報は、その都度違うものを提供するのではなく情報を統一して提供することがおすすめです。
見積もり自体は特に決まった方法はなく、不動産会社ごとに見積もりの方式や使用するデータも異なります。見積もりを依頼する際にこちら側から提出する情報などの前提条件を同じにすることによって、よりスムーズに査定価格の比較をすることが可能です。
相場通りの査定額にならない場合もある
業者から提示された見積もり額は、あくまでその不動産会社が独自基準をもって算出した査定額であり、必ずしも相場通りの価格とは限らないため注意が必要です。仮に不動産会社が基準を設けず雑に見積もり査定を行ったとしても、法的に罰せられることはありません。
また、相場はあくまでも市場での一般的な価値を算出したものに過ぎず、物件の実際の状態や周辺環境などの情報は加味されていないことがほとんどです。物件の経年劣化や設備故障、立地条件によっては相場とかけはなれた査定額がつく可能性もあるということも理解しておきましょう。
査定額が高すぎるときは疑う
周囲の類似物件と比較してあまりにも高い査定額を提示された場合も注意が必要です。そのような場合、業者が契約件数を確保して売り上げを伸ばすために、本来の査定額よりも高い金額を提示して顧客の期待感を高めて契約に繋げようとしている場合もあります。
提示された査定額が高すぎると感じる場合は、手放しで喜ぶのではなく一度冷静になり、提示された価格の根拠を尋ねてみましょう。
査定額は売却額ではない
見積もりで提示された査定額は、あくまでも売却額の目安となるものであり、成約時の金額そのものを保証するものではありません。
不動産会社が出す査定額は、実際の成約価格よりも高めであることを踏まえておきましょう。また、査定額で売り出したとしても、大抵の場合、買主との交渉で価格が下がることが多いため、必ずしも査定額(売り出し価格)で売却できるとは限りません。
さらに、売却時には仲介手数料・登記費用・税金といった費用が発生するため、たとえ査定額に近い額で売買が成立したとしても、売却金額がそのまま手元に残るわけではないことを理解しておきましょう。
不動産見積もりに関するQ&A
不動産の見積もりの際は専門的な手法を用いる場面が多く、見積もりの依頼をしたことがない人はわからないことがあるのが当然です。
ここからは、不動産見積もりに関して多くの人が抱いている疑問の中で、特に重要なものをQ&A形式でお伝えします。
見積もり額が不動産会社によって違う理由は?
複数の不動産会社に見積もりを依頼しても、見積もり額が異なる場合があります。これは不動産会社によって得意な物件や地域が異なり、見積もりの際に参考とするデータの量も異なることが原因です。
また、不動産買取後にリフォームを行い再販する目的で物件の買取を行っている不動産会社であれば、相場よりも低い見積もり額となるのが一般的です。
売りたい不動産の近くに事業所を持つ不動産会社で、さらにその不動産の取扱いを得意とする会社であれば、より的確な査定額を提示してもらえる可能性が増すでしょう。
見積もり査定の手法は?
不動産会社が見積もりの際に用いる方法は、一般的にはマンションや土地の場合は取引事例比較法、戸建ての場合には原価法です。
取引事例比較法では、売却予定の不動産と類似している物件の過去の売却価格を参考にして、不動産の価格を査定します。
原価法とは、現在の建物を取り壊して再び同じ建物を建設した際に必要な費用を算出し、その価格から老朽化による下落分を差し引いて最終的な査定額を算出する手法です。
不動産見積もりを不動産会社に依頼するメリットは?
不動産の見積もりを不動産会社に依頼するメリットは、不動産の相場を自分で調べるよりも適正な価格を知ることができる点です。一般的な相場からかけ離れた価格を提示されることが少ないため、その後の販売活動も比較的スムーズに進めることが可能となります。
相場の範囲内で販売価格を設定すれば、買主から余計な不信感を抱かれることがなく、取引も比較的早く進めることができるでしょう。
不動産の見積もりだけもらうことはできる?
不動産の見積もりだけもらうことは可能です。見積もりだけをもらいたい場合は、オンライン上で結果を受け取ることができる「不動産一括査定サイト」を使うのがおすすめです。1度の手続きで、大手から地域密着型といった複数の不動産会社に査定を依頼でき、比較したうえで個々の売却プランなどを検討することができます。
ただし、不動産一括査定サイトの見積もりでは、類似した物件の売買実績などをもとに推測するため、実際の売却額とは異なる場合もあります。それぞれの不動産会社がどのように不動産を評価しているのか、内訳や相場を確認する目的で利用するのがよいでしょう。
不動産の無料査定でトラブルは起こりうる?
決して多くはありませんが、悪質な不動産会社に見積もりを依頼してしまったことがきっかけで、思わぬトラブルに発展するケースがあります。
売主が不動産市場の情報に明るくないことをよいことに、安値での売却を迫ったり、せっかく現れた買主に不適切な対応をして売却チャンスを逃したりする可能性もあります。場合によっては法的なトラブルに発展する恐れもあるでしょう。
しかし、このようなトラブルは、無料査定を依頼する前に対策を取っておくことで未然に防ぐことができます。先述したように不動産の相場を事前に調べておく、信頼できる不動産一括査定サイトを利用するなどの対策をして、正しい知識を蓄えておくことが大切です。
まとめ
不動産の見積もりを依頼する方法や依頼する際のポイント・注意点について紹介しました。
不動産の見積もりには無料・有料の依頼方法があり、用途や見積もりの精度、算出にかかる時間などは依頼方法によって異なるため、目的によって適した方法を選択することが大切です。
なお、一般的な不動産の売却目的で見積もりを依頼する場合は、不動産会社に依頼する無料査定で問題ありません。その際は複数の不動産会社に無料で査定依頼ができる不動産一括査定サイトを利用するとよいでしょう。
本記事を参考に、不動産の査定方法や用途といった基本知識を身に着け、スムーズな見積もりを行いましょう。
不動産一括査定サイト利用者が選んだおすすめサービスTOP3



不動産一括査定サイト利用者が選んだカテゴリ別TOP3
≪査定結果の満足度TOP3≫
≪サイトの使いやすさTOP3≫
≪親族・友達におすすめしたいTOP3≫
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。