NECパーソナルコンピュータから同社製Windowsタブレットの新モデル「LAVIE Tab W」シリーズ2015年秋冬モデルが登場した。OSにマイクロソフトのWindows 10が採用されたのが大きな変更点だが、それ以外にもさまざまな改良が施されている。

今回はラインナップのうち、10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、デタッチャブルキーボードやデジタイザーペンが付属する上位モデル「LAVIE Tab W TW710」を試すことができたので、10月下旬の発売よりひと足早く、その特徴と使用感を紹介していこう。

LAVIE Tab W TW710/CBS

■主な仕様   [製品名] LAVIE Tab W TW710/CBS   [CPU] Intel Atom x7-Z8700(1.6GHz)   [メモリ] 4GB   [ストレージ] 64GB eMMC   [光学ドライブ] ―   [グラフィックス] Intel HD Graphics(CPU内蔵)   [ディスプレイ] 10.1型ワイド(1,920×1200ドット)   [OS] Windows 10 Home 64bit   [店頭予想価格(税別)] 84,800円前後  

最新Atom搭載の秋冬モデル

7月下旬にWindows 10が登場して以降、各社から同OSを搭載したPCやタブレットが登場しているが、本機「LAVIE Tab W TW710CBS」もそのひとつだ。コンシューマ向けのWindows 10 Home 64bitを採用しており、パーソナルアシスタント「Cortana」や新Webブラウザ「Microsoft Edge」などの注目の新機能を利用して新しいユーザー体験を味わうことができる。

OSと同時に、搭載するCPUも刷新され、開発コード名がBay Trail-Tと呼ばれる従来のAtom Z3795からCherry Trailと呼ばれるAtom x7-Z8700に変更された。Cherry TrailはCPU自体の性能は従来のBay Trail-Tから大きく変わらないが、グラフィックス性能や省電力性が向上しているのが特徴。NECでは、バッテリ駆動時間が前モデル(2015年夏モデル)の9.8時間から11.5時間に117%アップしたとしている。