とある日、執筆の合間を縫ってデスクトップPCのメンテナンスを行っていた。GitHubからダウンロードしたソースコードを整理し、ごみ箱を空にしようとしたところ、58万アイテム(ファイル&フォルダー)もため込んでいたらしい。その対象となる「ごみ箱」はHDD上にあったため、削除に1時間強を要した。

  • HDD上のごみ箱を空にしている最中

その間、他のストレージにもたまったアイテムを削除するために「$RECYCLE.BIN」フォルダー(ごみ箱に捨てられたデータを格納する場所)を直接削除していたところ、面白い現象に出くわした。「ごみ箱」のコンテキストメニューに並ぶ「ごみ箱を空にする」がグレーアウトして選択できないのである。

  • グレーアウトした「ごみ箱を空にする」

各フォルダーの状態を確認しながら検証したところ、「$RECYCLE.BINフォルダーが存在しないとグレーアウトする」ようである。さて、肝心なのは$RECYCLE.BINフォルダーの復元方法だが、こちらは簡単。任意のファイルやフォルダーを作成して削除すればよい。

  • デスクトップの何もないところを右クリック/長押しし、「新規作成」→「フォルダー」など任意の項目をクリック/タップする

  • ファイル/フォルダーを選択した状態で「Delete」キーを押すか、右クリック/長押しして「削除」をクリック/タップする

  • これでごみ箱のコンテキストメニューに並ぶ「ごみ箱を空にする」が復活する

Windows 10がすべてのドライブをチェックして項目の可否を判断しているのか確認するため、Cドライブ以外のドライブで$RECYCLE.BINフォルダーを削除しても、グレーアウトすることはなかった。

画像からわかるように、ごみ場が空の場合も同項目はグレーアウトする。この判断をCドライブの$RECYCLE.BINフォルダーで判断しているのではないだろうか。そのため結論としては、「Cドライブの$RECYCLE.BINフォルダーが存在しないとグレーアウトする」だ。