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Hyper-V(Windows 10の仮想化機能)で実行しているWindows 10をバージョン20H2に更新したところ、キーボードレイアウトが101/102キーボード(英語配列)のものになっていた。
「設定」の「時刻と言語/言語」を確認すると、表示周りは日本語、地域も日本なのだが、キーボードだけ「英語」になっている。
昔のWindowsはよく日本語キーボードを英語キーボードと誤認識していた。同様のトラブルかと思ったが、どうも様子が異なる。言語オプションを確認したところ、キーボードレイアウトは日本語キーボードを認識しているのだ。
と、ここまで試して気付いたのが言語設定。通知領域のアイコンや、「Win」+「スペース」キーで入力言語(IME)を切り替えるが、日本語入力を選択した状態でも、キーボードレイアウトは「英語」を示している。
このWindows 10は英語メッセージを確認するために、言語として英語を追加していたのだが、どうやらそれが理由のようである。
当然ながら日本語を選択した場合は106/109キーボードレイアウト、英語を選択した場合は101/102キーボードレイアウトが使えるので、特に支障はないものの、なんとなく見た目がよろしくない。この現象を解決するため、日本語以外の言語を削除してみた。
なお、試しにメインPCでも言語として英語を追加してみたが、同様の現象は発生しなかった。