ある日Windows 10にサインインすると、Officeの利用をうながす通知が現れた。いや、法人用のOffice 365 Businessも、個人用のOffice 365 Soloも契約しているのだが……。

  • トースト通知は撮り損ねたのでアクションセンターに残った通知を紹介する

アイコンを見れば分かるように、個人用Office 365用ランチャーの利用をうながす通知だが、使用頻度が高ければ通知は現れず、筆者のようにOfficeアプリからファイルを開くことが多いユーザーに向けた一種の広告なのだろう。

今回の通知は、スマートフォンにインストールしたものの、存在すら忘れてしまったアプリが通知センターやバナーでアピールするような不快さを覚える読者も少なくないと思う。そこで不要な通知を無効にするTipsを紹介する。

  • 「Ctrl」+「A」キーを押すか、タスクバーの通知ボタンをクリック/タップしてアクションセンターを開き、「通知の管理」をクリック/タップする

  • 通知セクションに並ぶ「新機能とおすすすめを確認するため~」「Windowsを最大限に~」「Windowsを使う上での~」をクリック/タップしてチェックを外す

「通知元ごとの通知の受信設定」セクションも合わせて確認したが、「Office」アプリを制御する項目は並んでいなかった。そこで、以下の手順も実行する。

  • 「おすすめ」のスイッチをクリック/タップしてオフに切り替える

今回はよい機会なので、Windowsの「おすすめ」を無効にする各設定もあわせて紹介しよう。

  • 「設定」の「システム/マルチタスク」を開き、「タイムラインにおすすめを表示する」をオフに切り替える

  • 「個人用設定/スタート」を開き、「ときどきスタートメニューにおすすめのアプリを表示する」をオフに切り替える

  • 「プライバシー/全般」を開き、「設定アプリでおすすめのコンテンツを表示する」をオフに切り替える