街を歩けば、あの人もこの人も「スマートウォッチ」を着用していますね。大ブームといった感じです。そんな状況の中で、なるべく人とかぶらず、個性を主張できるモデルといえば? 高級スマートウォッチ3本をピックアップしてみました。ルイ・ヴィトンもあります!
165年の歴史がある老舗ブランドのスマートウォッチ
スマートウォッチ(腕時計型のウェアラブルデバイス)=アップルウォッチといっても過言ではないでしょう。アップルウォッチが登場した当時、老舗の機械式腕時計メーカーは壊滅的な打撃を受けるのではないかといわれました。しかし実際には、それまで腕に時計を着用するという習慣のなかった人たちも腕時計の魅力を知ることとなりました。結果として機械式腕時計を展開する老舗ブランドも再注目されることになり、腕時計業界全体にメリットをもたらすこととなったわけです。
ただ、老舗ブランドからもスマートウォッチが登場していることは、あまり知られていないかもしれません。価格帯は機械式腕時計よりも安価で(比較的)気軽に購入できる上、老舗ブランドらしい作り込みの良さと凝ったデザインを味わえるスマートウォッチは、高級腕時計ブランドへの入門編として、意外にいいチョイスなのかもしれません。
まずご紹介するのは「タグ・ホイヤー」のスマートウォッチ「コネクテッドウォッチ」です。
タグ・ホイヤーは1860年にスイス サンティミエで創業した老舗ブランドで、自社製ムーブメントの製造に定評があります。そんな同社も、アップルウォッチの登場と同じ2015年からコネクテッドウォッチを販売しています。
2023年にはコネクテッドウォッチの心臓部「コネクテッド キャリバー4」(第4世代)でGoogle「Wear OS」のアップデートが可能となり、利便性が向上しています。さらに、耐摩耗と耐経年変化に優れたブラックセラミックのベゼル(時計ケース外周部)を採用することで、質感と高級感がアップ。老舗ブランドならではの時計製造技術と人間工学に基づいた製品設計により、装着感も高められています。
実際に愛用している人に話を聞いたところ、「正直、アップルウォッチよりも動作がもたつくと感じるときもありますが、質感の高さ、高級時計のオーナーであるという所有感があります。スクリーンが鮮明で、遠くから見ると機械式腕時計をしているように見える点も気に入っています」とのことでした。
価格は12万円後半から。タグ・ホイヤーの時計だと考えれば、かなりリーズナブルですよね。
チタン製のスマートウォッチ?
1853年創業で172年の歴史を持つスイスの老舗ブランド「ティソ」も、スマートウォッチ「T-タッチ コネクト スポーツ」を販売しています。太陽光で充電可能なクォーツムーブメントを搭載し、数カ月間時計を駆動させることが可能です、
AMOLEDスクリーンは耐傷性のあるサファイアクリスタルガラス製でありながら、スクリーンをタッチして直感的に操作することが可能です。高品質素材と最先端技術を融合させたスマートウォッチに仕上がっています。
スマートウォッチなので当然ですが、「T-タッチ コネクト スポーツ」ではスマホの着信やアラーム、リマインダーなどの通知を受信できます。前述の太陽光パネルとスーパールミノヴァの組み合わせにより、文字盤の視認性も十分。チタン製ブレスレットやシリコン製ストラップによって良好な装着感が得られるだけでなく、ベルト交換も容易で、気分やシーンによってスタイルを素早く変えることができます。
価格はチタン製ブレスレットモデルで17万1,600円。チタンを使っていてこの価格ならお得だと思います。
ルイ・ヴィトンの時計はガチ!
最後に紹介するのは、誰もが知る人気のハイブランド「ルイ・ヴィトン」です。
「ルイ・ヴィトンの腕時計?」と疑問に思うかもしれませんが、実は卓越した時計製造技術を有したマニュファクチュールなのです。2002年に時計製造に本格参入し、今も続く機械式腕時計「タンブール」を発表。同社を代表するアイコン的腕時計として人気を博し、精度も仕上げも“ガチ”と高く評価されています。
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ルイ・ヴィトンは時計製造を内製化。スイス ジュネーブ近郊のメイランにある「レ・キャビノティエ」というファクトリーでハイエンドピース用のケースや文字盤などの製造、仕上げを行っています。写真はタンブール誕生20周年を記念して復刻した限定モデルです
そんなルイ・ヴィトンのスマートウォッチ「タンブール ホライゾン ライト・アップ」は、同社のデザインコードを踏襲しています。腕時計のサイズとしては大きめの直径44mmですが、湾曲したサファイアガラスによって腕乗りがよく、想像以上にコンパクトに見えるのが特長です。
気分やシーンに合わせてカスタマイズできる常時表示ディスプレイは、8種類の文字盤から選択できます。アジェンダ、天気情報、歩数、心拍数を表示できるほか、タイマー、アラーム、音楽、Alipay、同社が厳選した30都市のシティガイドにアクセスできるなど、機能にも妥協がありません。
専用の工具がなくてもストラップを容易に替えられるインターチェンジャブルストラップシステムを採用しているので、同社がラインアップしている膨大なウォッチストラップ群から自分の好みにあったものを選択できます。価格は43万4,500円~52万2,500円です。
スマートウォッチを選ぶならアップルウォッチ一択。そう考えている人もいると思います。もちろん、その選択も間違っていません。ただ、老舗ブランドからも個性的なスマートウォッチがたくさん登場しています。自分を主張する1本として、定番以外から選んでみるのも面白いかもしれません。











