軽装で出かけることが多くなる夏には、カジュアルな服装に似合う腕時計を装着したいところです。身に着けるだけで開放感が感じられる軽快なデザインの腕時計で、夏のファッションにアクセントを加えましょう。今回はサマーウォッチのおすすめモデル3本を選んでみました。
フルーツをイメージした腕時計?
ラドーは1917年にスイスのレングナウで創業したムーブメントメーカー「シュルプ・アンド・カンパニー」が起源の老舗時計メーカーです。1950年代に「ラドー」ブランドで時計の販売を開始し、1986年にはSMH(のちのスウォッチ・グループ)に加わり、新しく革新的なマテリアル、カラー、デザインの開発に注力してきました。「マスター・オブ・マテリアル」(マテリアルの名匠)とも呼ばれています。
マテリアルにこだわりのあるラドーらしさが詰まったモデルが「アナトム サマーエディション」です。1983年に登場したオリジナルモデルを、40年以上の時を経て大幅に刷新しました。
ケース素材はハイテクセラミックにPVDコーティングを施したステンレススチールを採用。耐久性と軽量性を両立しています。風防(文字盤を覆うガラス部分)にはモデル名の由来である解剖学的ライン(Anatom=解剖学)に沿うように形成したサファイアクリスタルを使って、質感の高さを演出しています。
サマーエディションの名に恥じない、夏の強い日差しでも見映えのする鮮やかなカラーが最大の特徴です。本格機械式腕時計では珍しく、フルーツをモチーフにした「レモンイエロー」「グレープフルーツレッド」「ライムグリーン」の3色を用意しています。
ムーブメントには磁気に強いニバクロンヒゲゼンマイを備えたキャリバー「R766」を搭載。パワーリザーブは約72時間で、駆動時間は必要十分です。5気圧(50m)の防水性もあり、多少の水濡れなら心配ありません。装着感のいいカラフルなラバーストラップにケースバックから眺められるムーブメントと楽しみが尽きない腕時計です。価格は52万9,100円。
パントーンと共同開発したライトブルー
IWCシャフハウゼンからは、人気の「トップガン」シリーズに、夏にぴったりのカラーコレクション「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41」が登場しました。パントーン社(国際的色見本帳を有する測色機器メーカー)と共同開発したライトブルーのラバーストラップを採用しています。同色の文字盤との組み合わせで、とても爽やかな印象に仕上がっていますね。このカラー、「トップガン」(アメリカ海軍戦闘機兵器学校)の教官がフライトスーツの下に着用するライトブルーのTシャツから着想を得たものだそうです。
ムーブメントにはキャリバー69000系を採用。堅牢性・信頼性・精度は保証済みです。針や印字の多いクロノグラフでありながら、視認性のよさが本モデルの特長となっています。ケースバックから機械の動きを眺められるシースルー仕様で、外したあとも鑑賞して楽しむことができます。
腕時計ケースが大きく見えるものの、実際に装着してみると驚くほど安定していて、ゆるめに着けても時計本体がブレることは少なく、装着感はかなり良好。ライトブルーは光の当たり加減によってグリーンに見えなくもない絶妙な色味で、夏の日差しにも負けない鮮やかさがありました。
価格は105万2,700円と安くはありませんが、実機を手にすれば全体の質感の高さ、細部の仕上がりの良さにきっと満足するはずです。
クロスバンドで軽快に!
とことん出費を抑えてサマーウォッチを楽しみたいなら、デザインと機能性から考えてコスパが高いと評判の「カシオクラシック」がおすすめ。その中でも、70~80年代のレトロデザインを彷彿とさせるフルメタルモデル「A1000DN-7JR」は、夏にこそ着けたい1本です。なぜなら、通気性が良く爽やかな印象のグレーの替えクロスバンドが付属しているからです。
替えクロスバンドにすれば、メタルブレスレットよりもカジュアルな印象に。グレーという落ち着いたカラーなので、明るめのシャツやパンツとも相性がいいと思います。いい意味で夏のコーディネートの邪魔にならず、腕元に存在感も与えられる、絶妙なアイテムです。メタルブレスレットはスライドレバー式を採用していて、工具なしで簡単に付け替えることができます。
電池寿命は約3年で、日常生活防水、ストップウォッチ、アラーム、時報、オートカレンダーなど機能も満載。これで1万9,800円です。手に取りやすい価格であることも嬉しいポイントです。はじめての腕時計として選んでも間違いない1本として、夏の腕元を彩ってくれることでしょう。











