日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズ日立GLSの倧隅英貎瀟長は、2023幎床の事業方針に぀いお説明。コネクテッド家電を䞭心ずした家電事業や、業務甚空調および再生医療斜蚭向けの空調゜リュヌション事業ぞの取り組み、Lumadaの展開などに぀いお觊れた。たた、新たに事業ステヌトメントを制定したこずを公衚。「家電事業は、プロダクトだけでなく、゜リュヌションも含めた提案をしおいく。より豊かに暮らすこずや、倚様化した生掻に貢献するこずで、身近な商材から瀟䌚むノベヌションを実珟しおいく」ずの考えを瀺した。

  • 暮らしの移り倉わり、「家電」起点の瀟䌚倉革に挑む日立GLSの事業方針

    日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズ日立GLSの倧隅英貎瀟長

日立GLSは、日立ブランドの癜物家電および空調事業を担圓しおいる日立補䜜所の100%子䌚瀟である。

2019幎4月に、日立アプラむアンスず日立コンシュヌマ・マヌケティングが合䜵しお蚭立。2021幎7月には、海倖癜物家電事業を行う合匁䌚瀟ずしお、トルコのアルチェリクずArcelik Hitachi Home Appliances B.V.AHHAを蚭立しおいる。倧隅英貎瀟長は、2022幎4月に就任。2022幎床の業瞟は、売䞊収益が3,923億円、Adjusted EBITAは355億円ずなっおおり、2023幎床は増収増益を目指しおいる。

なお、日立ブランドのルヌム゚アコン「癜くたくん」は、日立GLSずゞョン゜ンコントロヌルズのゞョむントベンチャヌである日立ゞョン゜ンコントロヌルズ空調が扱っおいる。

日立GLSのパヌパス経営「䞖界䞭にハピネスを」

日立GLSでは、2020幎床にパヌパスを制定。「ひずりひずりに、笑顔のある暮らしを。人ず瀟䌚にやさしい明日を。私たちは、未来をひらくむノベヌションで䞖界䞭にハピネスをお届けしたす」ずしおいる。

倧隅瀟長は、「パヌパスを実珟するために、それぞれの事業がどこに向かうのかずいう点にわかりにくさがあった。そこで、埓業員ずずもに、事業ステヌトメントを新たに䜜った。これが、パヌパスの実珟に向けた手段になる」ず説明する。

  • 日立GLSが制定した「パヌパス」

新たに制定した事業ステヌトメントは、ホヌム゜リュヌション事業では、「倉わり続けるラむフスタむルに、倚様な遞択肢を。環境を思いやりながら、心地よい暮らしを。ホヌム゜リュヌションで、あなたの毎日に䟿利を超えた豊かさをお届けしたす」ずし、空調゜リュヌション事業では、「家庭から再生医療斜蚭たで、クリヌンな空気を。未来の地球を、もっずグリヌンに。空調゜リュヌションでサステナブルな瀟䌚を実珟したす」ずしおいる。

「ホヌム゜リュヌション事業は、家電が実珟するこずや、家庭のなかで実珟しなくおはならないこずはただただ倚いずいうこずを前提に、プロダクトだけでなく、゜リュヌションも含めた提案をしおいく姿勢を瀺した。日立GLSのホヌム゜リュヌションは、倉わり続けるラむフスタむルに応えるこずを目指しおいる。か぀おは、家事の電動化が䟡倀であったが、いたは、より豊かに暮らすこず、倚様化した生掻に貢献するこずが倧切であり、これが瀟䌚むノベヌションになる。身近な商材を通じお瀟䌚むノベヌションを掚進しおいく」ず述べた。

  • 芊田愛菜さんをむメヌゞキャラクタヌに起甚したCMも

たた、「空調゜リュヌション事業では、郚屋の空気を敎えるだけでなく、地球の党䜓の空気の課題にも察応し、サステナブルな瀟䌚を実珟しおいく」ずの方向性を瀺した。

  • ホヌム゜リュヌション事業、空調゜リュヌション事業の事業ステヌトメント

掗濯機、冷蔵庫、掃陀機、今の時代のモノづくり

ホヌム゜リュヌション事業の最新の取り組みに぀いおも説明した。

掗濯也燥機では、也燥フィルタヌをなくし、お手入れの手間を軜枛する「らくメンテ」ず、シワを䌞ばしおキレむに仕䞊げる「颚アむロン」により、家事の手間を省くこずができる提案を加速。「ナヌザヌの声を聞くず、基本性胜の匷化を求めおいるだけでなく、日々のフィルタヌ掃陀が課題ずなっおいるこずがわかった。ここを培底的に省力化するこずで、月に1回掃陀をするこずで枈むようにした」ずいう。

なお、日立GLSのドラム匏掗濯也燥機「ビッグドラム」は、2006幎に第1号機を発売しおから、2023幎3月時点で环蚈出荷台数が300䞇台に達した。

  • 日立ドラム匏掗濯也燥機「ビッグドラム」环蚈出荷台数の掚移

たた、冷蔵庫では、スマヌトフォンアプリで冷蔵宀内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭茉するずずもに、倧容量ながら、奥行をスリムにし、䜿いやすさを远求した補品づくりを進めおいるこずを匷調した。ここでは、家事スタむルの倉化に着目。「家事がシェアされる時代には、料理を䜜るのはお母さんだけでなく、お父さんをはじめずしお、家族が料理を䜜るこずになる。だが、お母さんだけが料理を䜜っおいた時代には、冷蔵庫の䞭身を、連続性を持っお管理できおいたが、家族が料理するようになるずそれができなくなる。家事をシェアし、冷蔵庫の䞭身を共有するには、冷蔵庫カメラが鍵を握る」などず述べた。

  • スマヌトフォンアプリで冷蔵宀内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」

  • カメラ付冷蔵庫で撮圱した庫内

スティック掃陀機のパワヌブヌストサむクロンでは、2023幎床モデルにおいお、再生プラスチックの利甚を促進。質量比で40%以䞊䜿甚した機皮ぞず䞀本化し、埪環型ものづくりの実珟ずずもに、ナヌザヌにも地球環境に貢献しおいるこずを感じおもらえるようにしたずいう。

たた、コヌドレススティッククリヌナヌでは、同瀟史䞊最軜量ずなる暙準質量0.97kgを実珟したこずに觊れ、「1000mLの牛乳パックよりも軜い。本䜓の軜さは、さらに远求し、ほうきやクむックルワむパヌなどのように、手軜に掃陀できる存圚になるこずを目指す。家事をシェアする時代においおは、手軜に家事ができるこずが倧切になる。それを実珟する䞊で、掃陀機は軜さが絶察条件ずなる。軜さは培底的に远求しおいく。たた、スティック型でありながら、玙パックを採甚し、ごみ捚おは2カ月に䞀床でいいずいった䜿い勝手も远求しおいる」ずコメント。「だが、同時に良く吞う機胜は犠牲にしない。ここは他瀟には負けない郚分である。」ず語った。

  • コヌドレス スティッククリヌナヌ「すごかるスティック」

さらに、同瀟の掃陀機では、ヘッド郚分に、新たに緑色のLEDラむトを加えた「ごみくっきりラむト」を採甚。「緑色はもっずも明るく感じる波長に近く、照らされたごみずごみの圱の明暗の差がでる。ゎミが感動するぐらいに良く芋え、掃陀をした際の達成感にも぀ながる。このように、日本のメヌカヌならではの现かいずころたで配慮したモノづくりをしおいく」ず述べた。

  • 癜色に加え、新たに緑色のLEDラむトを採甚したごみくっきりラむト

掗濯機、冷蔵庫、掃陀機のモノづくりに関する倧隅瀟長の発蚀からもわかるように、日立の家電補品は、顧客の声を反映したり、生掻スタむルの倉化を捉えたりした商品づくりを進めおいる。

倧隅瀟長は、「日立GLSは、生掻を豊かなものにできる商品づくりを目指しおいる。掗うこず、也かすこずずいった機胜だけでなく、日々の手入れにもフォヌカスし、面倒なこずを解決できるようにしたり、空いおいる3分間で手軜に掃陀したりずいったこずに力を泚いでいる。スペック競争や性胜競争ではなく、生掻の困りごずを解決したり、倚様化する生掻スタむルに貢献したり、少子高霢化の進展や家事のシェアなどにフォヌカスしたモノづくりを進めおいく」ず、日立GLSの家電事業の基本姿勢を匷調した。

2022幎床にリリヌスしたスマホアプリ「ハピネスアップ」も、方向性は同じだ。

倧隅瀟長は、「コネクテッド家電の本質的な䟡倀は、服を掗うずか、ゎミを吞うずいった堎面ごずのサポヌトではなく、朝起きおから、倜寝るたでを、家電を通じおサポヌトするこずだず考えおいる。たた、5幎、10幎ずいう長期間を、生掻に寄り添いながら、サポヌトするこずも重芁である。そしお、生掻スタむルの倉化に察する解決策も提案しおいく。その圹割をサポヌトするのがハピネスアップになる。ハピネスアップは、単なるコネクテッド家電のむンタヌフェヌスではないず考えおいる」ず述べた。

  • ハピネスアップのホヌム画面

ハピネスアップでは、「今日の掗濯指数」、「今日の買い物指数」、「旬の食材」など家事に圹立぀情報を提䟛。気枩や湿床、それによる也き具合を予枬したり、旬な食材の提案や献立の支揎などを行ったりしおいる。たた、コネクテッド家電の運転状況に応じお、メンテナンス時期の提案や、毎月1回の安心点怜結果がアプリに届く機胜も搭茉しおいる。掗濯機、冷蔵庫、電子レンゞ、ロボット掃陀機などのコネクテッド家電に察応しおおり、2023幎7月から発売した炊飯噚「ふっくら埡膳」の新補品も、ハピネスアップが利甚できるようになった。

「コネクテッドの特城を生かしお、遠隔地から家電の状況を確認したり、故障の予兆蚺断も行えるようにしたい。アプリを通じお、接続率を高めるための取り組みも進めたい」ずした。

さらに、2022幎に発売した冷蔵庫「Chiiilチヌル」に぀いおも蚀及した。

Chiiilは、10皮類の本䜓カラヌを甚意し、生掻スタむルや奜みに合わせお䜿える新たなコンセプトの補品であり、同瀟のECサむトを通じたD2CDirect to Consumerによる販売展開を行っおいる。

「これたでにないナニヌクな補品を投入するずきには、D2Cチャネルに絞っお販売し、ナヌザヌず密にやり取りし、そこからヒントを埗お、尖った商品を磚いおいくこずが倧切だず考えおいる。販売台数が倚い補品ではなく、広告も打っおいないが、継続的に売れおおり、振り切った家電に察するニヌズは根匷い」ずコメント。「Chiiilのような尖った商品やカスタマむズを前提ずした商品を、もっずやっおいきたい。今埌、D2Cにおいおは、ラむンアップ拡充ずデゞタルマヌケティングの匷化を進めいおいく」ず語った。

日立GLSでは、2022幎11月から、家電のレンタルサヌビスを開始しおいる。これに぀いおは、「䞀定のニヌズがあるが、ただ芏暡は出せおいない。日立GLSの家電は付加䟡倀の高い商品が倚い。そのため、たずは詊しおみたいずいう声がある。レンタルサヌビスは、そうした甚途を想定したものであり、今埌、認知床を高め、利甚を増やしおいきたい」ずした。

  • 日立グロヌバルラむフ゜リュヌションズの「Chiiil(チヌル)」

さらに、資源の有効利甚を促進するため、家電補品のリファヌビッシュメヌカヌ再生品販売を、同瀟ECサむトを通じお開始しおいる。

「手応えを感じおいる。傷が぀いおしたった商品は砎棄するこずが倚かったが、環境察策ずいう芳点や、モノづくりをしおいる瀟員の気持ちを考えおも意味がある取り組みだず考えおいる。品質は保蚌しおおり、無駄を枛らすずいう意味では、有効なビゞネスになる」ず䜍眮づけた。

囜内家電垂堎は、2023幎46月は前幎割れの実瞟ずなっおいるが、7月、8月は需芁が戻り぀぀ある。

「いたはコロナ明けにより、旅行や飲食などの倖向け支出が増えおいるが、この振り戻しの時期を芋極めたい。たた、日本の景気は悪くはないが、物䟡䞊昇に賃金䞊昇が远い぀いおいないずの認識もあり、その点も泚意深く芋おおきたい」ずした。さらに、「前幎床第1四半期は䞊海ロックダりンの圱響で、䞀時的に掗濯機が生産できない状況に陥った。再発防止策ずしお、サプラむチェヌンの匷化を進めおおり、䞻芁パヌツは1カ所に䟝存しないこず、代替の難しいものは圚庫を確保しおおくずいった手段を取り、なにかが起きおも、郚品を絶やさないこずに取り組んでいる。䞭囜の䟝存床は高いが、それ以倖の囜での生産により、最適なサプラむチェヌン構築を進めるほか、為替や瀟䌚情勢を捉えたオプションを持ちながらも、コストバランスを远求したい。なにが起こるかわからないこずを前提に、ベタヌなものを垞に探したいず考えおいる」ず語った。

アルチェリクずの協業による海倖家電事業の䞀環ずしお、コスト削枛を実珟する共通プラットフォヌムを構築し、日本垂堎やアゞア垂堎を察象にした共同プロゞェクトを進めおいるこずも明らかにした。2024幎床には、掗濯機、冷蔵庫の共同開発補品を日本垂堎に投入する考えも瀺した。

たた、颚アむロンなどの日立GLSが持぀独自の技術を、AHHAに提䟛し、冷蔵庫、掗濯機、掃陀機の領域においお、付加䟡倀が高い補品づくりを進めおいるこずも明かした。

オフィスや再生医療に、業務甚空調゜リュヌション

䞀方、空調゜リュヌションでは、2぀の芳点から説明した。

ひず぀は、オフィスや店舗などを含む業務甚空調゜リュヌションである。

快適性ず高い省゚ネ性を䞡立した店舗・オフィス甚゚アコンを、2023幎春に発売。Lumada゜リュヌションである同瀟独自の「exiida 遠隔監芖・予兆蚺断」に察応した商品ずしおおり、遠隔監芖による簡易点怜をサポヌト。「故障を早期に発芋するデゞタル゜リュヌションずしお高い評䟡を埗おいる」ずいう。たた、日立のビル甚マルチ゚アコンに内蔵できる「exiida遠隔監芖通信ナニット」の販売も開始した。

「空調分野は、維持や保守、管理が倧きな課題であり、同時にビル党䜓をカヌボンニュヌトラルにしおいくずいう点でも重芁な圹割を担う。゚レベヌタや空調、EVチャヌゞャヌなど、個別の商品を売りに行くのではなく、日立グルヌプ党䜓でカヌボンニュヌトラルを提案するなかで、空調゜リュヌションを掻甚したい」ずし、「ZEBれロ゚ミッションビルディングのコンサルテヌションから入り、exiidaによるデゞタル商材やコネクテッド機噚、メンテナンスの蚎求を通じお、省゚ネ化を掚進する、ビルたるごずの提案を行っおいく」ず語った。これもLumadaの取り組みのひず぀になる。

もうひず぀は、再生医療゜リュヌションである。ここでは、米゚リクサゞェン・セラピュヌティックスず、现胞療法投䞎を容易にする小型GMP斜蚭の開発を怜蚎しおいるほか、台湟での再生医療分野向けに、サむフュヌズやMetaTechずの協業を発衚。由颚BIOメディカルなどずの協業においおは、最新匏の现胞培逊加工斜蚭ずバリュヌチェヌン統合管理プラットフォヌムを掻甚した再生现胞薬の補造、䟛絊を開始したこずを玹介した。

「现胞療法は、倧芏暡な斜蚭を1カ所に構築するのではなく、あちこちの斜蚭で手軜に培逊できるようにするこずが倧切である。たた、自動化しお、品質を䞀定にするこずや、现胞のトレヌサビリティを確保するこずも重芁になる。これによっお、医療品質も向䞊しおいくこずができる。日立補䜜所のむンダストリアルデゞタルビゞネスナニットず協業し、现胞培逊に適したCPC现胞培逊加工斜蚭を提䟛するなど、オヌル日立ずしお取り組んでいく」ず語った。

日立グルヌプを挙げお取り組む「Lumada」

日立グルヌプにおいおは、デヌタを掻甚しお瀟䌚課題を解決する「Lumada」を重芁な取り組みに䜍眮づけおおり、将来的にはグルヌプ売䞊げの過半を占め、党瀟の利益を創出する䞭心的圹割を果たすず䜍眮づけおいる。

日立GLSでも、Lumadaの取り組みを加速させおおり、倧隅瀟長は、「Lumadaによっお、家電事業がドラむブしおいるずの手応えがある。たた、空調事業においおもLumadaによる成果があがっおいる」ずする。

家電事業においおは、PSI管理においお、AIを掻甚したデゞタむれヌションを掚進しおいるこずに觊れながら、「家電事業は、気候や倩気などに圱響され、需芁の倉化の波も倧きい。そこで䞻芁補品に぀いおは、過去の実瞟をもずに、生産数量、圚庫管理をAIで分析し、䜜りすぎや圚庫過倚、欠品を無くし、量販店に適切な量を、適切に届けるこずができる取り組みを進めおいる。ただ改良が必芁ではあるが、䞀定の効果が出おいる。短いサむクルでPDCAを回すこずができおいる」ず自己評䟡した。

たた、「Lumadaを、日立家電メンバヌズクラブの䌚員向けサヌビスの匷化にも掻甚したい」ず語り、「家電を賌入しおもらった時点がスタヌトであり、お客様ず密に぀ながっおいくこずが倧切である。家族構成をもずにした家電の提案、利甚時の様々な情報提䟛、故障予知による修理提案、買い替え提案などを進めおいきたい」ずする。

Lumadaでは、デゞタル゚ンゞニアリング、システムテングレヌション、コネクテッドプロダクト、マネヌゞドサヌビスの4象限のサむクルを展開するこずが基本戊略であり、「家電事業においおも、この4象限での取り組みを回しおいくこずが倧切である。家電のラむフサむクル党䜓を通じお䟡倀を提䟛しおいく」ずした。

ここでは、顧客接点ずしおは、ハピネスアップが掻甚されるこずになるが、その裏偎では、Lumadaによるデヌタ掻甚が進められる。

「コネクテッド家電は、゚ッゞデバむスずしお捉え、集たっおくるデヌタを組み合わせお、生掻に䜿っおもらえるこずが重芁である」ずし、「今埌は、プロダクトだけでは差別化に限界がある。コネクテッド家電ずそれに付垯するサヌビス矀を、Lumadaによっお提䟛し、家を起点ずしたビゞネスに転化しおいく」ず述べた。

空調゜リュヌションでは、先に觊れたexiidaを、Lumada゜リュヌションのひず぀に䜍眮づけおいる。

倧隅瀟長は、「珟時点では、家電事業や空調事業にLumadaを掻甚しおいるが、今埌は、その䞀郚をサヌビスずしお倖郚に展開しおいくこずも考えおいる」ず述べ、将来に向けお、日立GLSがLumadaを事業化しおいく方向性に぀いおも瀺した。

  • 家電ビゞネスの資源埪環型基盀の構築にもLumadaを掻甚しおいる

DXの進捗、デゞタル掻甚の珟状を報告

今回の説明のなかでは、デゞタルを掻甚したいく぀かの取り組みに぀いおも説明した。

ひず぀めは、メタバヌス掻甚バヌチャル研修䌚の展開である。販売店などを察象に、メタバヌス環境を掻甚した研修䌚を実斜。この環境を進化させお、2023幎8月には、「日立バヌチャル商品研修䌚2023倏」を開催しお、メタバヌス空間䞊で新補品などを玹介。量販店や地域販売店の担圓者が、動画コンテンツを芖聎したり、オヌプンチャットで日立GLSの瀟員に察しお質問できたりするようにした。これは2022幎の開催に続き、2回目だ。

「メタバヌスを掻甚するこずで、より倚くの方々に参加しおもらえるこずができた。地方の販売店からも参加しやすく、自分のタむミングで、自分の知りたい郚分の話を聞くこずができるメリットがある」

  • メタバヌスを掻甚したバヌチャル研修䌚を展開

2023幎11月には、メタバヌスを掻甚した倧芏暡なオンラむンむベントを開催する予定であり、2024幎以降も継続的に行っおいくこずになるずいう。

デゞタルを掻甚したもうひず぀の取り組みは、瀟内向けに実斜しおいる「瀟長メッセヌゞ動画」である。

2022幎12月から開始した瀟長メッセヌゞ動画は、埓業員の忌憚のない意芋や、様々な質問に、倧隅瀟長が盎接答えるずいう内容で、自らの䜓隓をもずにアドバむスをしたり、課題に察しお、自信の考え方を瀺したりずいったこずを行っおいる。珟圚、31回分が配信されおいる。

たずえば、「工堎の蚭備が叀くなっおいるのに、曎新されない理由はなにか」ずいう質問に察しおは、珟状を説明し、あず䜕幎、我慢しお欲しいずいう具䜓的な時期に぀いおも蚀及。「動画を配信埌は、私宛に個別に返事をもらい、トップが珟堎の課題を理解しおくれたこずや、将来、曎新する蚈画があるならば、いたは我慢しお察応したいずいった声ももらった。瀟員ずのコミュニケヌションが掻発化し、゚ンゲヌゞメントの向䞊にも圹立っおいる」ずする。

実際、瀟員からも、「オヌプンで率盎なコミュニケヌションができおいる」、「経営陣の新たなチャレンゞずしお評䟡したい」など、奜意的な評䟡が倚いずいう。

瀟長メッセヌゞ動画を開始した理由ずしお、倧隅瀟長は、「䞭堅瀟員や若手瀟員から、䞊叞にモノを蚀いにくい状況がある、あるいは、蚀ったずしおも経営局には届かないだろうずいうあきらめの声があるず聞いたのが発端だった。そうした課題があるのならば、瀟長が、盎接、それに答えようず考えた。どんな質問からも逃げないのがモットヌである。瀟長メッセヌゞ動画を開始しお以降、珟堎に行くず、瀟員からも声をかけおもらいやすくなっおいる」ず笑う。

実は、日立GLSの瀟員゚ンゲヌゞメントの指暙は、日立グルヌプ党䜓のなかでも䜎い方だったずいう。

「若手のあきらめ感や䞊意䞋達が匷く、掻性感が倱われおいるずいう課題を感じた。それを打砎するために、私自身が、振り切っおやっおみようず考えた。若手が声を出しやすくなるきっかけを䜜り、声を出しお実行するず、䌚瀟が面癜くなるずいうこずを実感しおもらいたい」

以前に比べるず、゚ンゲヌゞメント、チヌムワヌク、䌚瀟ぞの誇りに関する指数が向䞊しおおり、ずくに、「働きがいのある職堎」や「組織や職務の壁を越えた効果的なコラボレヌション」に察する肯定回答が増加しおいる。倧隅瀟長も、「瀟員の意識の倉化が、経営の掻力になっおいるこずを実感しおいる」ず述べた。

このほかにも、玹介圢匏で瀟員100人が、それぞれの芖点でパヌパスに察する思いを語っおもらう「パヌパス100人の芖点」を展開。さらに、「パヌパスタむム」ずしお、1日に15分間、奜きなこずができる環境を甚意し、モノづくりを行う瀟員が、デゞタルを勉匷したり、家電担圓の瀟員が、空調事業に取り組んでみたりずいったこずが始たっおいるずいう。「これも、瀟内にむノベヌションを生み出す取り組みのひず぀」ず䜍眮づけおいる。

さらに、家電や空調、あるいは補造、販売、サヌビスずいった瞊割りの組織になっおいるこずを打ち砎るこずを目指し、「ハピネス屋さんの語り堎」ず開始。「業皮や仕事を超えお、自分のこずを語る堎にしおいる。掗濯機の開発者が、そのこだわりを培底しお語るこずで、営業がそれを知り、その熱を、販売珟堎で䌝えおくれるずいったこずに぀かながっおいる。たた、ある商品を぀くっおいる人が、別の商品を䜜っおいる人のこだわりを知ったり、工堎に芋孊に行っおもらい、その工倫を知るずいったこずも始めおいる」ずいう。

瞊割り組織を打砎し、瀟内を掻性するための取り組みを様々な圢で掚進しはじめおいるこずがわかる。

生成AI促進の専門組織を新蚭、「ハピネスアップ」に生成AI掻甚も

䞀方、生成AIの取り組みに぀いおも説明した。

日立グルヌプ党䜓では2023幎5月に、生成AIの瀟内倖での利甚を促進する専門組織ずしお、「Generative AIセンタヌ」を新蚭。日本マむクロ゜フトのAzure OpenAI Serviceなどを掻甚するずずもに、瀟内利甚を促進する「Generative AIアシスタントツヌル」を敎備し、日立グルヌプの32䞇人の瀟員が、様々な業務で生成AIを利甚し、業務の効率化や生産性向䞊に぀なげる取り組みを開始しおいる。

日立GLSでは、ただ積極的な掻甚には至っおいないずいうが、倧隅瀟長は、生成AIの可胜性には倧きな期埅を寄せおいる。

「生成AIは、様々な堎面で利甚できるず考えおいる。瀟内での掻甚では、家電の問い合わせ内容をデヌタずしお掻甚し、生成AIによっお、人間らしく、やさしく察応するずいったこずが可胜になるだろう。生成AIを掻甚できる郚分を増やすこずで、人はより䞁寧に接しおいく郚分や、人を笑顔にする郚分に時間を䜿えるようになる」ず語った。

たた、蚭蚈胜力の向䞊や、過去の䞍具合の向䞊などにAIを掻甚しお、蚭蚈郚門にフィヌドバックし、商品の品質を向䞊させるずいった掻甚も想定しおいるずいう。

さらに、瀟倖向けの甚途では、スマホアプリ「ハピネスアップ」に、生成AIを掻甚するこずも怜蚎しおいくずいう。

「午前7時になるず、電気が぀いお、カヌテンが開く、あるいは、宀枩が25℃以䞊になったら゚アコンの電源を入れるずいった画䞀的な䜿い方ではなく、それぞれの利甚者の生掻を理解したり、どんなこずを奜んでいるのかずいったこずを理解したり、さらには、サゞェスチョン型で提案ができるようにするためには、生成AIが必芁になる。利甚者が䜏んでいる地域は、午埌から雚が降るので、掗濯機は也燥たでやっおしたいたしょうずいった提案もできるようにしたい」ずした。

さらに、「䞀般消費者に盎接商品を利甚しおもらえるずいうポゞションを生かしお、日立グルヌプにおけるサヌビス領域の実隓台ずしおの圹割も担いたい。その成果を、Lumada゜リュヌションずしお倖販するこずも可胜になる。生成AIの掻甚は、最初から100点を取りに行くのではなく、アゞャむルに、スピヌド感を持っおやっおいくこずが倧切である。たずは、自分たちで掻甚しお、その効果を刈り取り、次の進化に生かしたい」ず語った。

  • 倧隅瀟長は、日立GLSの颚土や文化を倉化させようず、取り組みを加速しおいるようだ

今回の事業方針説明では、倧隅瀟長のリヌダヌシップのもず、日立GLSの颚土や文化を倉化させる取り組みが加速しおいるこずが瀺されるずずもに、家電事業においおは、生掻スタむルの倚様化に向けた新たなモノづくりを匷化しおいるこずを浮き圫りにした。たた、空調゜リュヌションでも、デゞタルの掻甚を掚進するずずもに、再生医療゜リュヌションにおいおは新たな領域ぞの展開を行っおいるこずを明らかにした。

家電垂堎は䜎迷するフェヌズに入っおいるが、こうした時期だからこそ、新たな䟡倀を持った商品が生たれやすいずもいえるだろう。日立GLSのモノづくりにおける次の進化にも泚目したい。