週末の夜遅くに掲載している「今週のデジタル編集部」。普段の誌面からはちょっとそれまして、編集後記をお送りします。 |
Google Play Gamesがついにベータ版のベールを脱ぎ、正式サービスのリリースと同時にAndroid向けに提供されているゲームをほぼすべてWindowsでも遊べるようにするとか。カスタマイズしたChromeOSを互換レイヤーとして動作させるため、CPUのアーキテクチャを跨がないためにきわめて高性能な点が特徴です。ベータ版とかいう予防線でGoogleがいつサービスを打ち切ってくるのかとハラハラしていましたが、予想を大きく裏切って筆者の期待に応えてくれました。ああ本当に嬉しい。
そのほか折しも『学マス』がx86ネイティブ向けにDMM GAMES版をリリースしたり、この間サービスを終了した『メルクストーリア』がメモリアル版をSteamでリリースしてくれたり、『ドールズフロントライン』継承版がSteamでの展開を匂わせています。縦マルチならぬ、CPUのアーキテクチャをまたぐ“横マルチ”とでも言うべきか、スマートフォンゲーム on PCは今かなり熱い領域。
余談ですが、なにげにクロスプラットフォーム対応というとCygamesのタイトルが先駆的で、ずっと前から『プリコネ』や『グラブル』をPCで遊べて快適だったんですよね。(高菜)