前回に引き続き、ソフトバンクが提供するキャリアメール「MMS」について紹介していく。前回は「My SoftBank」で「MMS」のメールアドレスを変更する方法を紹介した。今回はMMSのメール設定について深く掘下げていく。

メールアドレスに利用できる文字は?

「メールアドレスの変更(送信時の設定)」では「xxxxx@softbank.ne.jp」の「xxxxx」にあたる部分を指定できる。ここで利用できる文字種は、半角英数および、ハイフン(-)、ドット(.)、アンダーバー(_)。アルファベットの大文字小文字の区別はなく、アドレスの1文字目はアルファベットのみ、最後の文字はドット以外という制約がある。アドレス変更の際には注意して欲しい。

メール設定パスワードを忘れてしまったら?

ここで必要なメール設定バスワード、正確には「メール設定(アドレス・迷惑メール等)ログインパスワード」は、SoftBank回線の契約時、もしくはiPhone OS 3.0のMMSサービス開始時に「157」から届くMMSに記載されている。

まずは、手元のiPhoneで「SMS/MMS」を起動してメッセージを探してみよう。万が一、設定済みのパスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」でパスワード確認の方法がいくつか説明されているので、こちらを利用する。

メール設定パスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」をタップする

「オリジナルメール設定」で、パスワード確認方法の説明(各種対応機種)が表示される。ここでは手軽な「メールでのお知らせ」を利用するため、説明文中の「パスワード送信リクエスト」をタップする

「メール設定(アドレス・迷惑メール等)ログインパスワードの確認」画面で、「電話番号」と契約時に指定した「暗証番号」を入力する

パスワード送信リクエストを送ると、ほどなく「Information」からMMSが届くので、メッセージ内に記載されているパスワードを利用してログインしよう

メールに関するそのほかの設定について

紹介したメールアドレスの変更のほかに、「サーバメールボックス保存条件」や「画像自動変換機能」、「迷惑メールブロック」などの設定変更が可能となっている。iPhoneでは、「サーバメールボックス保存条件」は関係ない項目なので、気にする必要はない。

「画像自動変換機能」は、受信メールに添付されてきた画像のサイズやファイル形式を自動的に変換する機能で、標準では「利用する」に設定されている。「迷惑メールブロック」は、迷惑メールをブロックするいわゆる迷惑メール対策機能のこと。「なりすましメール」や「未承諾広告メール」、URL入りメールの受信拒否や、メールアドレス指定による受信拒否や許可の設定といった、豊富な機能が用意されている。この「迷惑メールブロック」機能に関しては、また回を改めて詳しく紹介していく予定だ。

メールアドレスの変更以外にもいくつかの設定を変更できる。「サーバメールボックス保存条件」と「画像自動変換機能」については、通常は変更する必要はない