働き方の形が多様化している昨今ですが、共通して言えるのはオンライン会議が増えたことではないでしょうか。でも、会議の時間を間違えた、直前になってミーティングURLが見つからないなど、便利な反面困りごとも多いのでは。今回はそれをサポートするiPhoneの「カレンダー」活用法をご紹介します。

用意する側なら、ミーティング作成画面から出席依頼を送ろう

あなたがオンライン会議を設定する側であれば、会議の設定画面から参加者へ出席依頼メールを送りましょう。ここではGoogle Meet の例でご紹介します。

  • Google Meetで新規ミーティングを作成し、[ゲストを追加]欄に出席予定者のメールアドレスを追加。[保存]をクリックして、ゲストに招待メールを送信します

これで参加予定者に会議への招待メールが送信されました。

参加する側なら、「カレンダー」から参加を選択しよう

会議に参加する側は、届いた招待メールから直接「カレンダー」に予定を追加できます。また、オンライン会議サービスの種類によっては「カレンダー」に直接「出席依頼」の通知が届きます。

招待に対して「参加」を選択すると、会議の予定が「カレンダー」上に追加されます。

  • 【招待メールが届いた場合】招待メールを開き、「.ics」の拡張子がついた添付ファイルをタップ。イベントの詳細画面が開いたら、[カレンダーに追加]をタップします

  • 追加先のカレンダーを選択して[完了]をタップすると、カレンダーに予定が取り込まれます。「イベントの詳細」画面が表示されたら[出席](または欠席)をタップします。最後に[完了]をタップします

  • 【「カレンダー」に出席依頼が届いた場合】「カレンダー」に通知が届いたら、アプリを開き[出席依頼]をタップ。招待されたイベントが表示されたら[出席]をタップします

これで招待された会議が自分のカレンダーに追加されました。

会議当日は「カレンダー」からイベント詳細を開き、[参加](またはミーティングURL)をタップすればOK。メールやチャットの履歴からミーティングURLを探す手間を省けます。

  • 「カレンダー」を開いてイベントをタップし、イベント詳細画面から[参加]をタップ。会議アプリやURLに直接アクセスできます

MacやiPadの「カレンダー」からも同様にミーティングを開けるので、iPhone以外を使って会議に参加する場合にも活用できます。

「カレンダー」に連携できない形で参加依頼が届いたら

通常のメールにミーティングURLを貼り付けたるなど、データ的にカレンダーへ連携できない形で参加依頼が届いた場合は、メールに記載された日時をタップして新規イベントを作成すると便利です。

  • メールに記載された日時(グレーの下線つき)をタップ。[イベントを作成]を選択します。新規イベント作成画面が開いたら、タイトル、補足情報等を入力して[追加]をタップします

  • カレンダーにイベントが登録されました。タップしてイベントの詳細画面を開き["メール"で表示]をタップ。元のメールが開き、連絡された内容をすぐに確認できます