会社がリモートワークになり、ミーティングもオンラインに……という方が増えている昨今。iPhoneのFaceTimeは、ビデオ通話も音声通話も使えて、iPhone/iPad/Macとお互いにデバイスを選ばないので、とてもお手軽です。ということはみなさんご存じですよね。

今回はそれにプラスして、通話を便利に楽しくする機能をご紹介します。ご家族やお友達、またリモートワークでも、遊び心を追加してみてはいかがでしょうか。

最大32人で話せる「グループ通話」機能

FaceTimeは1対1の通話はもちろん、複数人のグループ通話にも対応しています。最大32人が参加できるから、ちょっとしたバーチャルパーティーもできますね。リモートワークでもチームミーティングなどに実用的に使えます。

  • FaceTimeを開き、右上の「+」をタップ→「新しいFaceTime」画面で「宛先」にグループ通話したい相手の名前を順番に入力し、表示された候補を選択

  • 全員入力できたら「オーディオ」または「ビデオ」の通話ボタンをタップ→グループ通話が開始されました

グループ通話中に他の人を追加することも可能です。

  • 画面下部の操作メニューを引き上げます(表示されていない場合は画面に触れると出てきます)→「参加者を追加」をタップ

  • 先ほどと同様の手順で追加したい相手を入力し「参加者をFaceTimeに追加」をタップ→メンバーが追加されました

なお、通話履歴の画面でグループ通話の履歴をタップすると、そこに参加したメンバー全員を一度に呼び出すことができます。

表情豊かなキャラで会話する「アニ文字」「ミー文字」の使い方

iPhone X以降では、ビデオ通話で自分の顔を写す代わりに「アニ文字」「ミー文字」を使うことができます。アニ文字は、動物などのキャラクターのCGに本人の顔の表情がリンクされ、リアルタイムなアニメーションが表示される機能。ミー文字は、それをカスタマイズしたアバアターで行う方法です。

ミー文字のカスタマイズ方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

  • 通話中にエフェクトボタンをタップ(画面上にボタンがない場合は、画面に触れると表示されます)→アニ文字ボタンをタップ→左右にスワイプして使うキャラクターを選択

  • キャラクターを決めたら「×」をタップ→操作パネルを下へスワイプして隠す

  • ビデオ通話画面に戻りました。相手には右の図のように見えています

通話中はキャラクターの表情が自分の顔に合わせてリアルタイムで変化します。遊び感覚はもちろん、顔を見せたくない状態の時に代役になってもらうのも良いでしょう。

通話中の画面にテキストやステッカーを貼り付ける方法

アニ文字・ミー文字以外にも、エフェクトボタンから様々な機能を使用できます。これらは通話中の画面にリアルタイムで適用されます。

  • 【フィルター】自分のカメラにリアルタイムでフィルターをかけられます

  • 【テキストラベル】文字やフキダシをつけます。種類を選んで文字入力→ドラッグで移動、ピンチで拡大縮小ができます。パネルを引き上げると他の種類が表示されます

  • 【図形】図形や記号のアニメーションを追加できます。パネルを引き上げると他の種類が表示されます

  • 【ステッカー】メッセージにダウンロード済みのステッカーや、絵文字、ミー文字などのステッカーを貼り付けられます

  • エフェクトを削除するには、操作パネルのエフェクトボタンをタップします