AppleはiPhoneと併せて使う関連機器(アクセサリ)をいくつか出していますが、今回はその中から密かに人気の高い「AirPods」の使い方をご紹介します。AirPodsとは、アップル製のワイヤレスイヤホン。昨年12月に発売され、1万6,800円という価格ながらAppleのオンラインストアでは現在もお届けまで6週間待ちという人気商品になっています。今回はその利点と基本的な使い方をご紹介します。

AirPodsって?

AirPodsはBluetoothで接続することでケーブルをなくし、身軽に使えることが特徴です。Bluetoothは電子機器同士で通信する方式の一つで、一度ペアを組ませてしまえばその後はとても簡単に接続できるのが利点。

ケーブルがないため、運動する時に引っかかって落ちたり、絡んだりする危険を防げます。混んだ電車の中やカサをさしている時も、取り回しに苦労することなく快適です。音質も通常の純正イヤホンと遜色なしと言っていいでしょう。ただし、体感で多少周囲の音が入りやすいように感じる部分はあります。

見た目からしてきになる「落ちそう」という点については、心配しなくても大丈夫。耳へきつくねじ込むわけではないのに、歩いても走ってもほとんど落ちることはありません。それが気になって躊躇しているならもったいない。ぜひ手に入れて実感してみてください。

コロンとしたカプセル型のケースを開けると、中にイヤホンが入っています

R/Lが軸の部分にマークされています。ケーブルありの純正イヤホンより軸が太いのはバッテリーを収納しているため

ケースは充電器も兼ねています。充電はiPhoneと同じケーブルをケースの底面に接続

バッテリー残量は接続したiPhoneの画面に表示されます

iPhoneとAirPodsをペアリングする

AirPodsを使う際は、まず自分のiPhoneとペアを組ませる(ペアリングする)必要があります。これは初回だけ必要な操作です。

iPhoneの近くでAirPodsケースのフタを開けます

この表示が出たら「接続」をタップ

ケースの裏面にあるボタンを押し続けます

この表示が出たらペアリング成功。「完了」をタップします

AirPodsを取り出して接続する

ペアリングができたら、次からはイヤホンを取り出して装着するだけです。

AirPodsのケースを開けてイヤホンを取り出し、耳に装着。「ふぉん」という音が聞こえたら接続OKの合図です

iPhoneの画面にヘッドフォンマークが出ていれば接続中。あとは通常と同じように音楽や動画を再生すればAirPodsから音声が聞こえます

なお、音量やスキップ/スキップバックなどの操作はAirPodsでは行えません。iPhone本体で操作するか、Siriを呼び出して行います。これについては次回ご紹介しましょう。