iPhoneでメールをチェックできるのは便利だけど、添付ファイルだけは扱いにくくて……という長年の悩みに、ついにiOSが応えてくれました。iOS 9では、iCloud Driveや、Dropbox、Googleドライブといったクラウドストレージに保存されたファイルを、メールに添付して送信できるようになりました。ビジネスユースのみなさんもぜひ活用して見てください!

ファイルを送信する

iCloud Driveに保存したファイルをメールに添付してみましょう。

メッセージ作成画面で、空いている行をタップ

吹き出しメニューが出たら、右矢印をタップ→もう一度タップして「添付ファイルを追加」を選択

iCloud Driveの中身が表示されたら、送信したいファイルを選択します

ファイルが添付されました。「送信」をタップすると送信されます

作業を繰り返して、複数のファイルや写真を添付することも可能

iPhoneに保存された写真やビデオも添付できます。

上記の吹き出しメニューで「写真またはビデオを挿入」を選択

カメラロールから選択して添付することができます

iCloud Drive以外のファイルも添付が可能

Dropbox、Googleドライブに保存されたファイルも、同様に添付することが可能です。

上記のiCloud Driveが開いた画面で「場所」をタップ

「その他」をタップ

使用したいサービスをオンにして、「完了」をタップ

次回から「場所」をタップすると、これらのサービスが選択できるようになります

サービスの名前をタップすると、そこに保存されている内容を見ることができます

Dropboxからファイルを添付してみました

受信したファイルを保存

送信だけでなく、受信した添付ファイルをiCloud Driveに保存することもできます。ただし、ファイル名が変わってしまうのでご注意を。

受信したメールの添付ファイルアイコンを長押し

「添付ファイルを保存」を選択

iCloud Driveの画面が出たら、保存先のフォルダを選んで「この場所に移動」をタップ

ファイルが保存される際、ファイル名が自動的に英数字の羅列に変わってしまいます。変更する場合は下記の手順で行います。

iCloud Driveを開くと、先ほどのファイルに長い英数字名が。右側の「i」をタップします

ファイル情報画面が開いたら、ファイル名の部分をタップ

「項目名を変更」というポップアップが表示されます。元のファイル名が最後の方に残っているので、ここより前を削除

「完了」をタップ