2025年Hot Docs カナダ国際ドキュメンタリー映画祭最優秀カナダ映画長編ドキュメンタリー賞ほか多数の映画祭で受賞を果たし、2025年トロント映画祭のプログラマーが選ぶカナダ映画TOP10にはドキュメンタリー映画で唯一選出された『アガサのこよみ』(配給:ドマ)の公開が2027年2月12日に決定し、特報と場面写真6点が公開となった。

  • カナダで暮らす90歳の女性の姿を捉えたドキュメンタリー『アガサのこよみ』の公開が決定

    カナダで暮らす90歳の女性の姿を捉えたドキュメンタリー『アガサのこよみ』の公開が決定

『アガサのこよみ』は、カナダの片田舎に暮らす90歳のアガサ・ボックのありのままの生活を、姪であるアマリ―・アトキンス監督が記録したドキュメンタリー映画。2019年に撮影をスタートさせ、年に1、2度ほどアガサの自宅を訪れ、Covid-19禍では電話を通しての録音も取り入れながら、6年以上に渡り彼女の姿を追い続けた。一人の女性の人生を映画の中心に据えるため、アトキンスは女性だけのクルーで撮影を決行。「どんな時も自分のスタイルを崩さず、信念を曲げずに生きる伯母の生き方そのものが映画的だと感じていた」とアトキンスは振り返る。全編16mmフィルムで撮影された本作の至るところに、伯母アガサに対する尊敬の念が滲んでいる。

特報は、カナダの片田舎で暮らす90歳のアガサの、ありのままの日常を切り取ったもの。自ら実を摘み、滑車を使ってスイカを運ぶなど、自然とともに営まれる何気ない暮らしの風景が広がる。「生きてるって素晴らしいわ」という言葉が象徴するように、日々を慈しむアガサの姿が、観る者の心をも一瞬で豊かな自然の中へと誘うような、温もりに満ちた仕上がりとなっている。

あわせて公開となった場面写真は全6点。思いのままに日々を楽しむアガサの姿を切り取ったカットが並ぶ。色鮮やかな洋服を自在に着こなし、年齢にとらわれることなく、人生を謳歌するそのチャーミングな佇まいに、思わず頬が緩むような、彼女の魅力と生きる喜びが伝わるビジュアルとなっている。

また、本作のムビチケ前売券(オンライン)が全国の上映劇場やオンラインサイトにて、11⽉6⽇より発売されることも決定した。詳細は、公式サイト、SNS をチェックいただきたい。

■ストーリー
大な自然が広がるカナダ・マニトバ州。90歳(撮影当時)のアガサ・ボックは、この地でひとり暮らす。熟れたスイカを見分ける彼女なりの方法、粘着テープで家を補修するコツ……。移りゆく季節と歩調を合わせながら、自然と共存するなかで身につけた知恵とともに生きるその姿は、清々しいほどにたくましい。「偽りの愛より独身がいい」。生涯独身を貫きながらも、少しずつ語られる若き日の恋や家族の記憶――。長い歴史とともに人生を力強く歩んできたアガサの姿は、観る者それぞれに"祖母との記憶"を呼び起こす。

■出演者
アガサ・ボック

■スタッフ
監督・脚本・編集:アマリ―・アトキンス