Pimaxは10月6日、ワイヤレスPC VRヘッドセット「Crystal Pro」を発表した。視線が向いている領域をGPUから非圧縮で無線転送する機能「Native Foveated Streaming」を特徴とし、グローバルでは2027年に出荷を開始する。価格は1,399ドル。
Native Foveated Streamingでは、120Hzのアイトラッキングでユーザーの視線を追跡し、その領域についてPCのGPUが生成した映像をエンコードせず、そのままヘッドセットへ転送するという機能。視線外の領域はより効率的にストリーミングすることで、無線通信に必要な帯域を抑えている。
利用にはオプションの第3世代「60G AirLink」が必要。60GHz帯と2基のルームアンテナによる2×2 MIMOを採用し、最大6Gbpsの通信帯域と2ms未満の追加遅延を実現するという。視線部分では片目2,880×2,880ドット/最大90Hz相当の映像を非圧縮で転送できる。
Crystal Pro本体は片目2,880×2,880ドットのQLEDパネルを搭載し、リフレッシュレートは最大120Hz。Mini LEDによる576ゾーン/眼のローカルディミングや、110度の水平視野角にも対応する。標準でもWi-Fiによる無線PC VRが利用可能で、DisplayPort 1.4aによる有線接続にも対応。さらにSnapdragon XR2 Gen 1を搭載し、PCを使用しないスタンドアロン動作も可能としている。
PC VR利用時の最低GPUはGeForce RTX 2070以上、推奨はGeForce RTX 3080/4070以上。2026年第4四半期から実機デモを開始し、2027年に出荷する予定。
