米Valveは9月14日(現地時間)、スタンドアロン型VRヘッドセットシステム「Steam Frame」の価格と販売方式などを発表した。

米国価格は256GBモデルが1,059ドル、1TBモデルが1,299ドル。初回分については先着順ではなく、登録者を対象とした抽選方式を採用する。米国などにおいて9月14日〜17日に購入希望の登録を受け付け、9月18日から当選者に購入案内を送る。日本ではKOMODOが正規販売を担当する予定で、国内価格や販売開始時期は発表時点で明らかにされていない。

Steam Frameは、PCとの有線接続を前提としたVRヘッドセット「Valve Index」とは異なり、単体でも動作するワイヤレスVRヘッドセットである。

SoCにQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を採用し、Arm64に対応したSteamOS 3で動作する。RAMは16GB。ディスプレイは片目あたり2160×2160ピクセルで、リフレッシュレートは72〜144Hz。144Hzは実験的モードとして提供される。独自設計のパンケーキレンズを採用し、視野角(FOV)は最大110度。アイトラッキングにも対応する。

付属の「Steam Frame Controllers」は6DoF(6自由度)の空間トラッキングに対応し、一般的なゲームパッドと同等のボタン類を備える。VRゲームに加えて、非VRゲームも別のゲームパッドを用意せずに操作できる。

Valveによると、PCに接続せずSteam Frame単体で動作するタイトルのうち、「Steam Frame Standalone Verified」の認証を取得したゲームは100本を超え、現在も増加中である。同社はSteam Frame購入者に、Steam Frameでのスタンドアロン稼働向けに移植された「Half-Life: Alyx」を提供する。

SteamのVRタイトルに加えて、通常の(非VR)ゲームも仮想スクリーン上でプレイできる。PC上で動作するゲームを、付属の6GHz無線アダプターを介してストリーミングすることにも対応する。

純正アクセサリーも同時に発表された。ヘッドセット用トップストラップやコントローラー用ハンドストラップなどをまとめた「Ergonomic Accessories Kit」は59ドル。フェイスガスケット、ヘッドクッション、標準ライトブロッカーなどの交換部品をまとめた「Accessory Replacement Kit」は49ドル、USB-C電源アダプター「Steam Hardware Power Supply Unit」は29ドルである。

サードパーティー製アクセサリーも用意される。Arcturus Visionはカラーパススルーや空間ビデオ撮影に対応する「Vision Camera」を、Zenni OpticalはSteam Frame用の度付きレンズインサートを提供する。