GIGABYTEは9月30日、ローカルAI向けデスクトップPC「GIGABYTE AI TOP 100 B850」を発表した。GeForce RTX 5090またはRadeon AI PRO R9700×2を搭載でき、後者では合計64GBのVRAMを利用して最大235BパラメータのLLMをローカルで実行できるとしている。なお日本での発売予定については未定。
AI TOP 100 B850は、16コア/32スレッドのRyzen 9 9950X、128GB DDR5メモリ、2TB PCI Express 4.0 SSDなどを搭載するAI開発向けPC。GPUは32GB VRAMを備えるRadeon AI PRO R9700を2基搭載した構成と、GeForce RTX 5090を1基搭載した構成を用意し、Windows 11 ProおよびLinuxをサポートする。
Radeon AI PRO R9700×2構成では合計64GBのVRAMを利用でき、GIGABYTEによる検証ではQwen3-235B-A22BのFP4モデルを用いた最大235Bパラメータの推論に対応。ファインチューニングについても最大110Bパラメータのモデルを扱えるとしている。一方、RTX 5090構成ではQwen3 32BのFP4モデルを使用した検証で最大64.9token/sを記録した。いずれもGIGABYTEによる同社内測定値となる。
ソフトウェアには同社の「AI TOP Utility」を用意し、ローカルLLMのセットアップやモデルのカスタマイズなどを支援。AI TOP UtilityはRadeon AI PRO R9700やROCm 7.1、NVIDIA CUDA 13.0などにも対応している。
そのほか、1600W 80 PLUS Platinum電源、240mm水冷CPUクーラーを搭載。拡張スロットはPCI Express 5.0 x16×2、PCI Express 4.0 x2×1、M.2はPCI Express 5.0×2とPCI Express 4.0×1を備える。ネットワークは10Gigabit Ethernet×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応し、本体サイズは230×551×447mm、重量は約25kg。

