インスタントカメラのパイオニアである「Polaroid(ポラロイド)」より、誕生30周年を迎えた「ポケモン」との限定コレクションが発売される。

本コレクションでは、ねずみポケモンの「ピカチュウ」や、むすびつきポケモンの「ニンフィア」、どうぐの「モンスターボール」をモチーフにした特別デザインのインスタントカメラが登場。そのほか、限定デザインのダークスライド付きフィルムやカメラケースなど、全9種類のアイテムを展開する。

2026年10月6日からの発売に先駆け、ピカチュウ特別デザインのカメラを持ち歩き、写真撮影を楽しんでみたので、その様子を紹介したい。

  • 「ポケモン × ポラロイド」の特別エディションシリーズ。カメラモデルは、全3種類をラインアップ

    「ポケモン × ポラロイド」の特別エディションシリーズ。カメラモデルは、全3種類をラインアップ

キュートなデザインに心躍る!手軽で楽しいインスタントカメラ

ポラロイドは、アメリカの発明家であるエドウィン・ランド博士によって1937年に創業された。博士は、娘からの「なぜ撮った写真をすぐに見られないの?」という疑問に応えるべく研究を重ね、1947年に世界初のインスタントカメラを発表。1972年には折りたたみ式のインスタントカメラ「SX-70」を世に送り出し、文化的なムーブメントを巻き起こした。

その後、デジタル写真の普及により一時は事業縮小を余儀なくされ、2008年にはインスタントフィルムが生産停止に。しかし、世界中の愛好家や関係者の尽力により、オランダに残る最後の工場は守られ、現在もフィルムの生産は継続されている。

日本では、「その場で写真が出てくる楽しさ」やレトロな質感から、Z世代を中心に再び注目を集めている。そして今回、『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30周年を迎えるポケモンとポラロイドが出会い、限定コレクションを制作。ポケモンの世界で描かれる“発見”や“つながり”の楽しさを、ポラロイドがインスタントカメラを介して現実世界での体験に落とし込んだ。

  • ピカチュウ特別デザインのインスタントカメラ。となりに並ぶ手のひらサイズのぬいぐるみ「Pokémon fit」シリーズと比較しても小型なのが分かる

    ピカチュウ特別デザインのインスタントカメラ。となりに並ぶ手のひらサイズのぬいぐるみ「Pokémon fit」シリーズと比較しても小型なのが分かる

筆者が先行して手に取ったのは、「Polaroid Go Instant Camera Generation 3 ピカチュウ特別デザイン」だ。ポラロイドが2026年6月に発売した世界最小サイズのポケット型アナログインスタントカメラの最新モデルに、ピカチュウをモチーフとしたデザインがあしらわれている。

早速、パッケージを開封して手に持ってみると、その軽さに驚いた。サイズも手のひらにおさまる大きさで、持ち運びにぴったりだ。ころんとした丸みのあるフォルムは手になじみやすく、付属の稲妻モチーフのチャーム付きストラップを組み合わせると、さらにピカチュウらしさが増してかわいい!

  • ピカチュウ特別デザインのパッケージ。写真左がインスタントカメラ、右がインスタントフィルム

    ピカチュウ特別デザインのパッケージ。写真左がインスタントカメラ、右がインスタントフィルム

  • インスタントカメラには、稲妻モチーフのチャーム付きストラップが付属。ピカチュウのしっぽとお揃いだ!

    インスタントカメラには、稲妻モチーフのチャーム付きストラップが付属。ピカチュウのしっぽとお揃いだ!

ピカチュウ特別デザインのインスタントカメラでは、シャッターボタンがモンスターボール仕様になっているほか、側面にはポケモンのロゴや笑顔全開のピカチュウが描かれている。また、インスタントカメラにはオリジナルのステッカーが付いているので、自分好みのデザインにカスタムすることもできる。

  • 写真左上がモンスターボール仕様のシャッターボタン。カメラの天面にはポケモンのロゴマークがあしらわれている

    写真左上がモンスターボール仕様のシャッターボタン。カメラの天面にはポケモンのロゴマークがあしらわれている

  • 側面にはピカチュウのイラストも。カメラを構えると自然と目に入るので、思わず笑顔になる

    側面にはピカチュウのイラストも。カメラを構えると自然と目に入るので、思わず笑顔になる

  • インスタントカメラに付属するステッカー。ピカチュウやモンスターボールのほか、ポラロイドならではのモチーフもかわいい

    インスタントカメラに付属するステッカー。ピカチュウやモンスターボールのほか、ポラロイドならではのモチーフもかわいい

本コレクションでは、カメラのみならずフィルムもポケモンをモチーフにした特別デザインが登場する。早速カメラにセットしようとフィルムのパッケージを開くと、ダークスライドにこねずみポケモンの「ピチュー」のシルエットがあしらわれていた。

ダークスライドは、フィルムを光から保護するための遮光用のカードで、カメラにフィルムをセットし、フタを閉じると自動的に排出される。通常であれば捨ててしまうものだが、こんな細かな部分まで限定デザインとなると、もったいなくて捨てられない…!

ダークスライドには、ピチューのほか、ピカチュウや同じくねずみポケモンの「ライチュウ」のシルエットも描かれている。撮影前からワクワクが楽しめる、ファンにはたまらない仕様だ。

  • 「Polaroid Go Color Film ピカチュウ特別デザイン ダブルパック(16枚入り)」には、8枚1セットのフィルムが2つ入っている。右下が、ピチューが描かれたダークスライド。ナンバリング入りなのが凝っていて、ファン心理をくすぐる

    「Polaroid Go Color Film ピカチュウ特別デザイン ダブルパック(16枚入り)」には、8枚1セットのフィルムが2つ入っている。右下が、ピチューが描かれたダークスライド。ナンバリング入りなのが凝っていて、ファン心理をくすぐる

普段、スマホやデジタルカメラで写真を撮る人は、アナログカメラの扱いに不慣れで不安があるかもしれないが、安心してほしい。ポラロイドの最新モデルとあってか、セッティングも撮影も驚くほどシンプルだった。

電源を入れて底面のフタを開き、フィルムをセットしてフタを閉じればOK。これでもうシャッターボタンを押せば、撮影ができる。フラッシュの切り替えもボタンひとつ押すだけで、子どもに持たせても簡単に楽しめるだろう。

準備が整ったら、いざ撮影へ!どんな仕上がりになるのか、ピカチュウと一緒に散歩をしながら写真を撮りに出かけてみた。

いつもの散歩が特別な“冒険”に。ポケモンが思い出を彩る

セッティングや撮影は簡単だが、狙った通りの写真を撮るのが難しいのがインスタントカメラだ。重要なのは、光量と被写体との距離。室内の撮影ではフラッシュが必須で、本コレクションでは真空放電管式のパワフルなフラッシュが内臓されているため、暗い場所でもクリアに撮影ができる。

そして、晴れた日の屋外など、しっかりと光が入る場所はインスタントカメラの得意分野だ。長雨が続く夏の終わりに、ピカピカに晴れた一日が訪れたので、これ幸いと屋外での撮影を楽しんできた。

  • シャッターボタンを押して撮影すると、手前側からフィルムが出てくる。どんな写真が撮れたかな…?

    シャッターボタンを押して撮影すると、手前側からフィルムが出てくる。どんな写真が撮れたかな…?

  • 右上が室内でフラッシュ撮影した写真、下の2枚は屋外で撮影した写真。被写体に近すぎるとピントが合わずぼやけてしまうので、1mくらい距離をあけるのがおすすめ

    右上が室内でフラッシュ撮影した写真、下の2枚は屋外で撮影した写真。被写体に近すぎるとピントが合わずぼやけてしまうので、1mくらい距離をあけるのがおすすめ

カメラを構えてシャッターボタンを押すと、ピカチュウの愛らしい姿が描かれた特別デザインのフィルムが出てくる。仕上がりを綺麗にするコツとして、出てきたフィルムは振らずに置き、また、できるだけ直射日光を避けて待つのがポイントだ。出歩いているときならば、ポケットやカバンにしまっておくのがよいだろう。

撮影後10〜15分すると、綺麗に画が浮かび上がってきた。少しピントがぼけていたり色がにじんでいたりしても、それが「味」になるのがポラロイド写真の魅力。見知った散歩道の景色も、ポラロイド写真で見ると不思議と特別に感じた。

  • どんな構図で撮ろうかを考えるのも楽しいし、写真が浮かび上がるまでの待ち時間もワクワクする

    どんな構図で撮ろうかを考えるのも楽しいし、写真が浮かび上がるまでの待ち時間もワクワクする

  • ピカチュウと一緒に写真撮影を満喫!いつもの散歩道も、ピカチュウとカメラのおかげで違って見えた

    ピカチュウと一緒に写真撮影を満喫!いつもの散歩道も、ピカチュウとカメラのおかげで違って見えた

インスタントカメラのフィルムは、決して安くはない。だからこそ、1枚1枚がとても思い出深く、大切になる。ポケモンとポラロイドのカメラコレクションは、いつもの散歩を“冒険”に変え、思い出をより一層エモーショナルに演出してくれた。

手軽に持ち運べるうえにこの愛らしいデザインである。今度は旅行やイベントや友人と遊ぶときにも一緒に連れ歩いて、もっとたくさんの思い出をポケモンとポラロイドと作りたい。

  • もっといろんな場所で、いろんな人と写真を楽しみたい!ポケモンと一緒に冒険するように、カメラを相棒に持ち歩こう

    もっといろんな場所で、いろんな人と写真を楽しみたい!ポケモンと一緒に冒険するように、カメラを相棒に持ち歩こう

ストラップやケース、アルバムもポケモンで揃えたい!

ピカチュウ特別デザインのほかにも、本コレクションにはさまざまなアイテムが登場する。

カメラは、ピカチュウと同じくポラロイドの最新モデルを使用した「Polaroid Go Generation 3 ニンフィア特別デザイン」と、クラシカルなカメラデザインにモンスターボールの要素を取り入れた「Polaroid Now Generation 3 モンスターボール特別デザイン」を展開。後者は、Polaroid i-Typeフィルムに対応しているため、ピカチュウ・ニンフィアのデザインより大きめのフィルムで撮影が楽しめる。

Polaroid x Pokémon 特別デザインシリーズ 製品概要

  • Polaroid Go Generation 3 ピカチュウ特別デザイン(写真・上段左)。販売価格:19,800円
  • Polaroid Go Generation 3 ニンフィア特別デザイン(写真・上段中央)。販売価格:19,800円
  • Polaroid Now Generation 3 モンスターボール特別デザイン(写真・上段右)。販売価格:27,800円

  • Polaroid Go Color Film ピカチュウ特別デザイン ダブルパック(16枚入り)(写真・下段左) 。販売価格:4,480円

  • Polaroid Go Color Film ニンフィア特別デザイン ダブルパック(16枚入り)(写真・下段中央) 。販売価格:4,480円

  • Polaroid Color i-Type Film ポケモンエディション(写真・下段右) 。販売価格:4,280円

また、カメラやフィルムに加え、モンスターボール特別デザインのカメラストラップやカメラケース、フォトアルバムも登場。大切なカメラや撮影した写真をばっちり保護できるし、ストラップはカメラ以外にも用途がありそうだ。

  • Polaroid カメラストラップ モンスターボール特別デザイン(Polaroid Go Gen 3、Now+、Now、 Flip、I-2 対応)(写真左) 。販売価格:2,880円
  • Polaroid Go カメラケース モンスターボール特別デザイン(写真中央) 。販売価格:4,680円
  • Polaroid Go フォトアルバム モンスターボール特別デザイン(写真右) 。販売価格:4,680円

「ポケモン × ポラロイド」の特別エディションシリーズの発売日は、2026年10月6日。販売店は、Amazon、エディオン、カメラのキタムラ、コジマ、TSUTAYA、ドン・キホーテ、BAYCREW’S、 ビックカメラ、三葉堂寫眞機店、ムラサキスポーツ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、ロフト、他を予定している。

本コレクションは、2026年8月26日より予約販売を開始しているが、一部商品はすでに売り切れているので、詳しくは以下のサイトや各販売店を確認してほしい。

Polaroid 日本公式ショップ:https://vistalvision.jp/pages/polaroid
ビックカメラ.com:https://www.biccamera.com/bc/category/?q=polaroid
ヨドバシ.com:https://www.yodobashi.com/maker/0000001142/

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは 任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。