ダミーの名前およびそれに付随する個人情報を生成できるサイトは、ネット上に多数存在するが、その種類は大きく2つに分けられる。ひとつはフィクション作品でキャラクターにつけるための名前を生成するサイトだ。出力できるのは基本的に姓名のみで、コピペで取り込むのを前提に数件程度をブラウザ上に表示するという小規模なものが多い。

もうひとつは、法人がデータベースのテストを行う場合に利用するダミーの個人情報を生成するためのもので、姓名のほかあらゆる項目を出力できる。これらは千件規模のまとまった数を出力することから、あとから任意の項目を追加するのは困難で、どれだけユーザのニーズに合った項目をサポートしているかが大きなポイントとなる。

今回はこのうち後者、法人向けのダミー個人情報作成ツールのうち、提供元が企業か、あるいは個人の場合はSNSなどで身元を明示していることを条件に、4つのサイトを紹介する。なお添付している出力サンプルは原則としてデフォルトで設定されている項目をもとにCSVで出力を行い、Excelで表示し間隔調整のみ行った状態で掲載している。

個人情報テストデータ生成ツール

  • 個人情報テストデータ生成ツール

    個人情報テストデータ生成ツール

「個人情報テストデータ生成ツール」は、ユーザーローカルが提供。選択可能項目数は14、件数は最大3000件と今回紹介する中ではもっとも多い。

  • 個人情報テストデータ生成ツール

    個人情報テストデータ生成ツール

氏名のフォーマット、年齢の範囲、生年月日の書式、会社名を出力する年齢の範囲、クレジットカード番号での事業者名などの詳細な指定に対応する。形式はCSV/TSVのほか、Microsoft Excel形式もサポートしている。

ダミー個人情報ジェネレーター

「ダミー個人情報ジェネレーター」は、マッハーツールが提供。選択可能項目数は41と多く、英語や中国語の氏名、SNSハンドル名、サイトURL、学歴、趣味、車両情報などユニークな項目も多い。

  • ダミー個人情報ジェネレーター

    ダミー個人情報ジェネレーター

さらに性別のランダム指定、年齢や会員登録日の範囲指定、空データ混入率の指定などにも対応。プリセットから項目を一括選択する機能も備える。件数は最大1000件で、出力方式はCSVのみ。

  • ダミー個人情報ジェネレーター

    ダミー個人情報ジェネレーター

テスト用ダミーデータ生成ツール

「テスト用ダミーデータ生成ツール」は、digrartが提供。選択可能項目数は14、件数は最大1000件で、CSV/JSON/TSVのほかSQL形式での出力にも対応するのは他のツールにはない強み。

  • テスト用ダミーデータ生成ツール

    テスト用ダミーデータ生成ツール

文字コードはUTF-8のほかBOM付き(Excel対応)のUTF-8も指定できる。メールアドレスが「カナ+実在のドメイン」だったりとデータの形式は他のツールよりもやや癖がある印象。

  • テスト用ダミーデータ生成ツール

    テスト用ダミーデータ生成ツール

ダミーデータ生成(日本語)

「ダミーデータ生成(日本語)」は、CODE:LIFEが提供。選択可能項目数は10、件数は最大1000件で、CSVのほかJSON/TSVでの出力に対応する。

  • ダミーデータ生成(日本語)

    ダミーデータ生成(日本語)

項目は手動選択のほか「顧客リスト」「社員名簿」「注文データ」の3つのプリセットからも選択できる。出力時点で各項目の並び順を指定できる機能は珍しく、またソースコードをGitHubで公開しているのも特徴だ。

  • ダミーデータ生成(日本語)

    ダミーデータ生成(日本語)