LINEヤフーは9月28日、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」を2026年12月4日に終了すると発表した。2026年12月3日までは通常通り利用できるほか、2026年11月にはこれまでの思い出を振り返る特別ページの公開を予定している。

  • 画像は「Yahoo!きっず」トップページから

    画像は「Yahoo!きっず」トップページから

Yahoo!きっずは、旧ヤフーが1997年11月4日に提供を開始した子ども向けサービス。当初は7~15歳の小中学生を対象に、子ども向けWebサイトのディレクトリやキーワード検索などを提供していた。サービス開始時の発表では、子どもが学校や家庭から安心してインターネットを利用できる環境の提供を目的としており、Yahoo! JAPANの株式店頭公開を記念した社会貢献事業の一環としてスタートしたことも明かされている。

その後は検索にとどまらない子ども向けポータルへと拡大。1999年には「Yahoo!きっずニュース」、2001年には先生や保護者向けのガイド、2003年には「Yahoo!きっずゲーム」などを追加しており、現在も学習コンテンツやゲーム、タイピング、図鑑、プログラミング、防災など幅広いコンテンツを提供している。検索では子どもに不適切なページや画像を表示しない仕組みも導入している。

近年もサービスの更新は続けられており、2024年にはトップページをリニューアル。関連する学習コンテンツなどを探せるタグ機能や画像検索を追加するなど、サービス開始から四半世紀以上を経てからも機能拡充が行なわれていた。

今回のサービス終了についてLINEヤフーは、子どもを取り巻くインターネット利用環境の変化を理由として挙げている。サービス開始当時のPCによる検索やWeb閲覧だけでなく、現在ではGIGAスクール構想による1人1台端末の普及に加え、スマートフォン、SNS、メッセンジャー、動画、生成AIなどへ利用環境が拡大。これに伴って必要な支援も、検索や閲覧時の安全確保から、デジタルリテラシー教育やネットトラブル対策、生成AIの適切な利用などへ広がっているという。

Yahoo!きっずの終了後も、LINEヤフーでは情報モラル/デジタルリテラシー教育、ネットトラブル対策、若年層向けの相談/啓発活動、学校や自治体、保護者との連携といった取り組みを継続するとしている。