ファーウェイが3月17日の新製品発表会で、ランニング機能に特化したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Runner 2」を、3月27日に発売すると発表しました。その発表会後、新製品を使ったランニングイベントが開催されたので、早速、実機を試してきました。

  • 「HUAWEI WATCH GT Runner 2」。価格は54,780円

    「HUAWEI WATCH GT Runner 2」。価格は54,780円

HUAWEI WATCH GT Runner 2の主な仕様

  • 画面サイズ: 1.32インチ AMOLED
  • 解像度 : 466×466ピクセル、最大輝度3,000nits
  • 本体: チタニウム合金フロントケース
  • ストラップ素材: フルオロエラストマーとAirDryウーブン(2本同梱)
  • バッテリー駆動時間: 通常使用約14日間/ヘビーユース約7日間/GPS連続使用約32時間
  • 防水 : 5ATM+IP69
  • 本体サイズ : 43.5×43.5×10.7mm
  • 重さ : 約34.5g
  • カラー : オレンジ、ブルー、ブラック

軽さが印象的、走る前のウォームアップメニューが便利

ランニングイベントは代々木公園で開催され、約1.5kmのコースを30名程度の参加者と一緒に走りました。

「GT Runner 2」を装着した感想ですが、感覚的に「あっ、軽い」と思いました。前モデルの「GT Runner」より10%軽くなり、「GT Runner 2」は34.5g(ベルト含まず)という軽さ。手首に負担を感じないので、フルマラソンなどの長距離を走る場合にも、ストレスが軽減されそうです。

付属するAirDryウーブンベルトは、通気性に優れた織法で、特殊な撥水コーティングが施されているそうです。ソフトタッチな繊維で肌触りも爽やか。ランニングで汗をかいても、ベタつかずに快適でした。このベルトに加え、通常のものより穴が多く、速乾性に優れたフルオロエラストマーベルトも同梱しています。シーンや気分に合わせて取り替えられるのは便利!

走る前の準備運動は、「屋外ランニング」のワークアウトモードの「ウォームアップ」メニューで行いました。イラストのガイド付きでどのような動きかわかりやすく、全身に効果的な運動を一定時間、しっかりできたのが良かったです。準備運動は自分でやると適当になりがちなので、走る前にはこのウォームアップメニューを利用したいと思いました。

  • ワークアウトで屋外ランニングを選択して下にスクロールすると、ウォームアップのメニューが表示されます

    ワークアウトで屋外ランニングを選択して下にスクロールすると、ウォームアップのメニューが表示されます

  • どのような運動かイラストでわかりやすくガイドしてもらえます

    どのような運動かイラストでわかりやすくガイドしてもらえます

GPSの取得がスムーズ。屋外で画面が見やすいのも◎

ワークアウトを開始すると、現在地をGPS捕捉(GPS測位)してから記録がスタートします。筆者はよく「屋外ウォーキング」でファーウェイのスマートウォッチを利用するのですが、このGPS捕捉にはゆっくり2カウントくらい待たされる印象があります。それが「GT Runner 2」ではなかったので、スムーズに走り出すことができました。

「GT Runner 2」は「3Dフローティングアンテナ」の搭載で、アンテナ強度が最大3.5倍になっているのだとか。3Dフローティングアンテナとは、その名称の通り、アンテナが本体ケースから浮いたような立体的な配置になっているそう。衛星の電波をあらゆる方向から受信できるので、GNSS測位信号を最適に捕捉することができるのだそうです。

  • 「GO」をタップして運動開始。うっかり屋外ウォーキングを選んでしまったので、屋外ランニングに変更しました

    「GO」をタップして運動開始。うっかり屋外ウォーキングを選んでしまったので、屋外ランニングに変更しました

  • ランニングがスタート。参加者全員がお揃いのファーウェイTシャツで走りました

    ランニングがスタート。参加者全員がお揃いのファーウェイTシャツで走りました

イベント当日は天気が良く、直射日光が眩しい環境でしたが、最大3,000nitsの高輝度なので、日差しの下でもディスプレイが見やすかったです。ランニング中はリアルタイムの心拍モニタリングで、今の運動強度がどれくらいかを色別でわかりやすく表示してくれます。

ウォーキングがメインの筆者にはランニングは運動強度が高く、走り始めて5~6分で心拍数が高すぎるというアラートが表示されました。そのためこれ以上心拍数が上がらないようにディスプレイを確認しつつ走っていたのですが、現在のペース、平均ペース、心拍数、距離、時間という必要な情報が、実にわかりやすく画面に配置されていました

  • 一番上の表示が今のペース。心拍数が上がりすぎたので赤で表示されています

    一番上の表示が今のペース。心拍数が上がりすぎたので赤で表示されています

フォームを数値化して走りを評価、意外とやる気に

1kmを8~9分程度のゆっくりとした速度で、軽くジョギングしました。ロジスティード陸上部の平林清澄さんを始め、発表会のゲストとして登場したみなさんが一緒に走ってくれたので、付いていこうとモチベーションが上がりました。ゴールに到着した時には軽く汗をかいていて、日頃の運動不足を反省した次第です。

  • 青のウェアが平林清澄さんで、黒のウェアが國學院大學の陸上競技部のみなさん

    青のウェアが平林清澄さんで、黒のウェアが國學院大學の陸上競技部のみなさん

ワークアウトモードを終了後、上がりすぎた心拍数が回復していくのをグラフ表示で確認できてホッとしました。運動の詳細データもすぐに確認することができます。それらのデータを見て嬉しかったのが「ランニングフォーム分析」。足が地面に接地している時間が非常に良く、足の左右のバランスもほぼ対称で、垂直振動も通常レベルということが分かったこと。

これまでランニングには向いていないと思っていましたが、意外とフォームはできていたのかもしれません。自分のランニングフォームを数値化して評価してくれる機能に、やってみたいとランニングに対する意欲が高まりました。

  • 運動後、心拍数が回復していくのを視覚的に確認できました

    運動後、心拍数が回復していくのを視覚的に確認できました

  • スマートウォッチと連携して使用する「HUAWEI Health」アプリのワークアウトの詳細表示

    スマートウォッチと連携して使用する「HUAWEI Health」アプリのワークアウトの詳細表示

  • ランニングフォーム分析で、接地時間が非常に良く、左右のバランスも対称であると表示されました

    ランニングフォーム分析で、接地時間が非常に良く、左右のバランスも対称であると表示されました

  • ウォッチでの接地時間表示。アプリではさらに詳しい表示があります

    ウォッチでの接地時間表示。アプリではさらに詳しい表示があります

  • ウォッチでのバランス表示

    ウォッチでのバランス表示

  • ウォッチでの垂直振動表示

    ウォッチでの垂直振動表示

ランニングイベントは最後に記念撮影して終了しました。わずか1.5kmのランニングとはいえ、いろいろな気付きがあり貴重な体験になりました。

  • ランニングイベント参加者での集合写真

    ランニングイベント参加者での集合写真

  • 新製品発表会でゲストとして登壇し、ランニングイベントにも参加した(左から)ランニングインフルエンサーのまかランさん、ロジスティード陸上部の平林清澄さん、國學院大學 陸上競技部の辻原輝さん・吉田蔵之介さん・田中愛睦さん

    新製品発表会でゲストとして登壇し、ランニングイベントにも参加した(左から)ランニングインフルエンサーのまかランさん、ロジスティード陸上部の平林清澄さん、國學院大學 陸上競技部の辻原輝さん・吉田蔵之介さん・田中愛睦さん

大会出場に向けたトレーニング計画などの機能に注目

「GT Runner 2」はランニングだけでなく、ゴルフや登山など、100種類以上のスポーツにも対応しています。逆を言うと、他のファーウェイのスマートウォッチでも、ランニングのデータが記録できるということ。でも今回体験してみて、ランニングに特化した特別な機能が備わっているという点で、ランニングに利用したい人は、「GT Runner 2」がベストな選択なのだと思いました。

機能の中でも興味深かったのは、出場するマラソン大会に向けて、トレーニングプランを設定する「スマートマラソン」モード。世界中のランニングイベントを登録でき、その大会に向けてトレーニングしていくことで、完走が目指せるというメニューです。

「GT Runner 2」にはランニングビギナーから大会で自己最高記録を狙う本格的なランナーまで役立つ機能が満載で、使ってみたいと思わせてくれるスマートウォッチでした。

  • スマートマラソンモード

    スマートマラソンモード

  • 事前に設定されたコースもあり、専門的なメニューでトレーニングできます

    事前に設定されたコースもあり、専門的なメニューでトレーニングできます

  • 「ワークアウト記録」でワークアウトデータが確認できます

    「ワークアウト記録」でワークアウトデータが確認できます

  • アプリのワークアウト記録。オフラインマップをダウンロードしてウォッチに転送すれば、ウォッチ画面でも地図を確認できます

    アプリのワークアウト記録。オフラインマップをダウンロードしてウォッチに転送すれば、ウォッチ画面でも地図を確認できます