AppleがiPhoneやMacに向けて提供している生成AI「Apple Intelligence」は、文章の生成や要約、画像生成、人間が発する言葉の聞き取りなど、さまざまな機能に活用されています。だからストレージに7GB(ギガバイト)以上の空きを必要とすることは理解できますが、それにしても7GBとは大容量ですよね。
7GB以上の空きを必要とする最大の理由は、Apple Intelligenceが参照するデータ(機械学習モデルなど)をiPhone内蔵ストレージに置くためです。ChatGPTなど生成AIの多くはクラウド上で動作しますが、Appleはプライバシー保護と応答速度向上を目的にApple Intelligenceをオンデバイス処理のAIとして設計しているのです。
Apple Intelligenceが参照するデータの容量は、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「iOS」の順に画面を開くと確認できます。システムアップデートなどのタイミングでデータは増減することがあるため、確定した数値ではありませんが、iOS 26.3.1の現在6.62GBであることが確認できました。
なお、ほかの生成AIと比較すると、Apple Intelligenceが参照するデータは小容量の部類に入ります。Apple Intelligenceは文章の生成や要約、Siriとの連携などiOSを補助する目的で設計されており、一般的な質問や会話のようなやり取り、プログラミングや統計処理といった機能を含まないからです。7GBは大容量に感じてしまいますが、これでも容量を抑えているのですよ。
