AGCが、窓ガラス越しに屋外の映像が撮影できるネットワークカメラ「ミハルモ」を発表した。カメラは建物の窓の内側に設置でき、屋外に電源ケーブルなどの配線を通す必要がない。いかにもカメラ、といった威圧感がなく、景観を損なわずに済むメリットもある。これからは、意外な場所にカメラが設置され、安心安全をこっそり見守る時代になりそうだ。

  • 窓ガラス越しに屋外の映像が撮影できるネットワークカメラ「ミハルモ」

AGCが発表した「ミハルモ」は、窓ガラスの内側に取り付けるタイプのネットワークカメラ。室内側のサッシにマグネットを用いて取り付ける設計で、電源ケーブルやネットワークケーブルの配線を窓の向こうに通す必要もなく、大掛かりな工事や防水防塵対策は不要。

  • 室内側のサッシにマグネットを用いて取り付ける仕組み。配線も屋内だけで完結するので工事は難しくない

ミハルモは薄型かつ景観を損なわないデザインで、ネットワークカメラならではの威圧感はない。窓ガラス越しでも、カメラへの映り込みを抑えたクリアな映像が撮影できるようにした。