エレコムは6月11日、約1mmの金属製極細ペン先を備え、細かな描写が可能なアクティブタッチペン「P-TPACSTAP10WH」を発表した。同社の「紙心地フィルム」との併用で、シャープペンのような描き心地が得られるとしている。あわせて、同じ極細ペン先を用いたApple Pencil用の交換ペン先「P-TIPAP05」(2個入り)も発表した。
価格はオープンで、実売価格はP-TPACSTAP10WHが5,980円、P-TIPAP05が1,980円。発売は6月中旬の予定。
P-TPACSTAP10WHは、摩擦に強い高感度の銅製ペン先を採用したタッチペン。ペン先が約1mmの極細で、ペン先の接地点と実際の描画位置のズレが小さく、思い通りの場所に描き込める。ペンの傾きによって線の太さを変える傾き検知機能や、手のひらが画面に接触した状態でもペンを認識して誤動作を防止するパームリジェクション機能も備える。
iPadの画面を傷付ける恐れがあるため、iPadに画面保護フィルムを貼って使うことを薦めている。エレコムの「紙心地フィルム」を張ったiPadの場合、シャープペンのような描き心地が得られるとしている。
転がりにくいD型形状のペン側面にはマグネット面を備えており、iPadに磁力で吸着できる。充電はUSB Type-Cで、約20分の充電で約9時間の連続使用が可能。4段階に光るLEDランプでバッテリーの残量が確認できる。
ペン先は第1世代・第2世代・USB-CのApple PencilとApple Pencil Proと共通。交換ペン先(2個入り)も単体で販売する。