SuicaなどApple Payに登録した交通系ICカードは、オートチャージに設定できます。2025年4月現在、iPhone/Apple PayではSuicaとPASMOがオートチャージに対応していますが、それ以外の交通系ICカードは利用できません。
オートチャージとは、交通系ICカードなどプリペイド型電子マネーの残高が設定金額を下回ったとき、あらかじめ登録しておいたクレジットカードや銀行口座から自動的に追加入金するサービスです。iPhoneの場合、交通系ICカードやクレジットカードはApple Payに登録して利用しますが、オートチャージはApple Payの管轄外となるため、対象のプリペイド型電子マネー専用アプリで設定を行います。
専用アプリには、オートチャージに使うクレジットカードを登録することになります。Suicaでは利用できるクレジットカードがVIEWカード(JR東日本グループが発行するクレジットカード)に限定されるなど、専用アプリごとに規定が設けられているため事前に確認しておきましょう。
Suicaを例にすると、Suicaアプリにログインし、チケット購入・Suica管理画面でクレジットカード(本人名義のVIEWカード)を登録します。その後「オートチャージ」画面でオートチャージを有効化できますが、VIEWカードの登録が確認できないと先へ進むことはできません。PASMOも同様に、PASMOアプリでオートチャージを有効化します。
なお、nanacoなど一部のプリペイド型電子マネーもオートチャージに対応しています。交通系ICカード同様、専用アプリに指定のクレジットカードを登録しておくと、設定金額を下回ったタイミングで自動的に追加入金が行われるようになります。