カシオ初の蓄光ダイヤルを採用したPRO TREK「PRW-35TLD」「PRW-35LD」
PRO TREKクライマーラインのデジタルモデル「PRW-35」に、カシオ初の蓄光ダイヤルを採用した2モデル「PRW-35TLD-7JF」「PRW-35LD-5JF」が登場。
この両モデルはデジタル表示下面に蓄光部を配置。暗所での実用性を向上させるという。カシオの開発本部 開発推進統轄部の小島一泰氏は次のように語る。
小島氏「時間を見るためならLEDバックライトでも十分です。しかし、設定などの操作を行うには点灯時間が短すぎる。アウトドアウォッチは日没後など暗い環境で使用することが多いので、ダイヤルが長時間明るく見える蓄光ダイヤルは、昔から搭載したかった技術なんです」
なお、発光時間については、登山用のヘッドライト(200ルーメン相当光量)を時計上面およそ5cmから約1分間照射した場合、約1時間発光を持続する。
両モデルとも、ケースサイズは51.2mm(縦)×44.6mm(幅)×13.0mm(厚)。質量は「PRW-35TLD」が81g、「PRW-35LD」は45g。
「PRW-35TLD」は、風防にサファイアガラス、ベゼルにステンレススチール、バンドにはチタンを採用。ベゼルとバンドにはTIC(チタンカーバイト)処理で耐傷性を向上させた。価格は88,000円。
一方、「PRW-35LD」はケースのステンレス部にブラックIPを使用。ダークコヨーテカラーの樹脂バンドは、素材にバイオマスプラスチックを採用して環境に配慮している。価格は48,400円。
どちらのモデルも、方位、高度/気圧、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載。加えて、マルチバンド6対応電波時計やタフソーラーといった実用的な機能を備えるなど、機能や性能は「PRW-35」と同様だ。
世界4カ所の時刻がすぐわかるCASIO CLASSIC「LF-30W」シリーズ
CASIO CLASSICには世界地図をダイヤルにデザイン、機能としても盛り込んだユニークなモデル「LF-30W」シリーズが登場。
現在表示している時刻のタイムゾーンを、ダイヤル上部の世界地図にマッピング。4つの都市を登録して、表示切替や都市入替がおこなえる。なお、世界48都市、31タイムゾーン+UTC(協定世界時)に対応するワールドタイム機能付き。ホームタイムとの都市入替も可能。
ケースサイズはH37.8×W33.7×D8.6mm、質量は23gと、着ける人を選ばないユニセックスサイズ。カラーは、ベーシックでファッションに合わせやすいブラック(LF-30W-1AJF)、ブルーグレー(LF-30W-2AJF)、オリーブグリーン(LF-30W-3AJF)、アイボリー(LF-30W-8AJF)の4色をラインナップする。
バンドの樹脂パーツには、環境負荷低減への貢献が期待されるバイオマスプラスチックを使用。また、LEDバックライト、ストップウオッチ、時刻アラーム(5本)、タイマーなどの機能も備える。防水性能は日常生活用防水。駆動は電池式で、電池寿命は約3年。価格は各4,400円。