iPhoneのアプリストア「App Store」は、同名の専用アプリを提供しています。しかし、自動アップデートなどアプリ全般に関する設定にこのアプリを使えばいいかというと、そうではありません。設定アプリから行うことになっており、従来は「App StoreとiTunes Store」という専用ページが用意されていました。
その専用ページが、iOS 18.2の現在姿を消しています。自動アップデートの設定を見直したいとき、モバイルデータ通信を利用したダウンロードを許可したいときなど、アプリ全般の設定を変更する場面で困ってしまいますよね。
App Storeの設定画面は、設定アプリの「アプリ」項目にある「App Store」ページに移動しています。従来はひとまとめにされていたiTunes Storeは分離し、「iTunes Store」ページとして独立しています。
つまり、アプリ全般の設定を見直すときには、「設定」→「アプリ」→「App Store」の順に画面を開きます。スイッチなど用意された設定項目に大きな変更はなく、使いかたそのものに変更はありません。
設定アプリの階層深くへ移動してしまったため、専用ページを開く操作に余分な手間がかかるようになってしまいましたが、その問題は設定アプリの検索機能を使えば解決できます。設定アプリのトップ画面上部にあるAppleアカウント(旧Apple ID)項目の上にある検索フィールドをタップし、「App S」と入力してみましょう。画面をスクロールしなくても、すぐに「App Store」の専用ページを開くことができますよ。