アップルが、2024年のホリデーキャンペーン向けの動画広告として、AirPods Pro 2に追加した新機能「ヒアリング補助」をテーマにした『心に響く音』を公開しました。
ヒアリング補助は、軽度から中程度の難聴が認められる人に向け、周囲の音をクリアに聞き取りやすくするようAirPods Pro 2の音をカスタマイズする機能。10月末にリリースしたiOS 18.1で追加されています。
『心に響く音』の動画広告では、家族が娘にクリスマスプレゼントを贈るシーンからスタート。父親は実は難聴で、周囲の音が鮮明に聞こえません。包みを開けてギターだと分かって喜ぶ娘の声も鮮明に聞き取れない父親ですが、母親に背中を押されてAirPods Pro 2を装着すると、もらったギターを弾く娘の演奏や歌声がクリアに聞こえてきた――。そんな感動的なストーリーでまとめられています。
ヒアリング補助は、iPhoneのヒアリングチェック機能を経たうえで、機能をオンにすると有効になります。現時点では、AirPods Pro 2のみ対応しますが、すでに多くの人が使っていて手ごろな価格で入手できるAirPods Pro 2で個人に合わせた最適な聴覚補助の機能が利用できる点で、注目の機能といえます。