ソースネクストが、OpenAI社のGPTを利用した対話型のゴルフAIデバイス 「BirdieTalk」(バーディ・トーク)を発表した。「バンカーで目玉状態になったが、何に気をつけてショットすればいい?」「朝からダフりまくっているので、どうすればいい?」といった質問を音声で語りかけると、AIが音声で回答してくれる。打ち方などのアドバイスや不調の対策だけでなく、ゴルフのルールも確認できる。

  • ソースネクストが、GPTを活用した対話型AIキャディ「BirdieTalk」を発表。写真はソースネクストの小嶋智彰社長

製品の希望小売価格は39,600円で、8月末に販売する。月額の利用料などはかからない。一般販売を前に、応援購入サイトのMakuakeで支援販売を開始する。価格は最大40%引き(23,800円~)で、Makuakeでの販売期間は6月20日~8月22日18時まで。

  • BirdieTalk本体は、サンバイザーのつばなどに挟み込んで固定できる

日本初となる、GPTを利用して音声でアドバイスが得られるゴルフ専用デバイス。サンバイザーなどに装着でき、本体のボタンを押しながら質問すると、質問に合った回答をAIが音声でアドバイスしてくれる。アドバイスは、理論から入って練習する「IQゴルフ」として知られる東京大学ゴルフ部が監修した。

  • 本体はコンパクトな設計。上部に大きなSHOTボタンを配置する

  • 本体後方の黒い部分には、GPTと対話するASKボタンを配置

  • 状況ごとに打ち方のアドバイスがもらえる

  • 不調を改善するアドバイスも

  • ゴルフのルールも確認できる

本体にはGPSを内蔵しており、グリーンまでの距離も音声で確認できる。さらに、使ったグラブやショットの結果を語りかけると、飛距離やミスの傾向の分析も可能。分析結果はスマホアプリから確認できる。

  • ほかにも、グリーンまでの距離の確認や自分のショットのクセも把握できる

製品のアップデートは無料で、アドバイスの内容やコースのデータ、ルールなどをアップデートする。今後、ユーザーに合ったアドバイスができるよう改良する予定もあるという。