シャープ、デザイン一新＆ディスプレイ大型化の「AQUOS wish4」

シャープは5月8日、「AQUOS」スマートフォンのベーシックモデル新製品「AQUOS wish4」を7月上旬以降に発売する。国内ではNTTドコモ／ワイモバイルでの取り扱いがアナウンスされている。SIMフリー機（オープンマーケット版）も用意され、そちらの店頭予想価格は3万円台前半となる。グローバルでは台湾とシンガポールでの展開が予定されている。

AQUOS wish4

ディスプレイは前モデルの5.7インチから6.6インチにサイズアップ。画面には強化ガラスを採用、本体もMIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能を備えており、日常生活で不安なく使用できる。防水／防塵にも対応。高温／低温にも強く、ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭き取りも可能だ。

MIL-STD-810H準拠の耐衝撃性能を備えており、路上に落としても簡単には破損したりしない
泡タイプのハンドソープで洗浄できる

バッテリーは前モデルの3,730mAhから5,000mAhに大容量化し、長時間の電池持ちを実現した。

5,000mAhのバッテリーで、1日1時間ならば1週間利用できるという

カメラは前モデルから集光量が約31％アップしており、約5,010万画素に解像度も向上。AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載し、夜景やポートレートを鮮明に撮影可能。自動で撮影モードを選択するAIオート、暗所でピントを合わせやすい位相差AFにも対応する。さらにインカメラでもHDR撮影が行えるようになった。シャッターボタンを画面内で移動できるフローティングシャッターにも対応している。

高性能になったカメラ

ボディには従来同様さらりとした手触りの質感とナチュラルな風合いのカラーを採用しているが、デザインは一新。カメラ部に円でも四角形でもない自由曲線を採用したシンプルでありながら存在感のある外観となった。本体筐体には再生プラスチック材を約60％使用、再度キーには再生アルミ材を100％使用。塗装には揮発性有機溶剤の含有量を抑えた塗料を使用している。