マウスコンピューターがゲーミングPCの新ブランドとして、「NEXTGEAR」を発表した。「ネクストギア」と読む。このNEXTGEARの最初の製品が、マウスコンピューターの秋葉原ダイレクトショップに入荷したというので、さっそく実機を見に行ってきた。ついでに、せっかくお店に行くので、特価品なども少し紹介したい。ちょうど新しい夏の期間限定セールがはじまったばかりだ。
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マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ
住所:東京都千代田区外神田1-2-4
営業時間:11:00~19:30 年末年始を除き年中無休
ちょうど新しい夏の期間限定セールも実施中。期間は8月24日までだ。各店舗でチラシを配布しており、同様のWeb版チラシはこちらのリンク先でも閲覧可
今回の「NEXTGEAR」だが、これまでの「G-Tune」とは並行する新たなゲーミングPCブランドで、G-Tuneの特徴を高性能とするならば、NEXTGEARの特徴は「コストパフォーマンス」だ。秋葉原ダイレクトショップの野中店長曰く、「ゲームをしようという時に、予算と性能のバランスでちょうどG-Tuneと家庭用ゲーム機の間を狙うマシン」だそう。最近まで続いた家庭用ゲーム機の供給不足の影響もあり、ここ日本でも「PCでゲームを遊ぶ」ことが急速に一般化した感がある。人気ゲームは家庭用とPC用のマルチプラットフォームという場合がほとんどなので、より高度なゲーム表現を求めて、家庭用ゲーム機からのステップアップに選びやすいゲーミングPCの登場は歓迎できるだろう。
昔のG-Tuneを知っていると、「NEXTGEAR」の名称に聞き覚えがある人もいるだろう。当時は、G-Tuneのフラッグシップ機がMASTERPIECEで、中級機がNEXTGEARと、G-Tune内のモデル名だったりした。今回、この「NEXTGEAR」が「G-Tune」と並んで走る別ブランドして復活
マウスコンピューターが創業30周年、さらにゲーミングPCの開発をはじめてから20周年という節目だそうで、新しい「NEXTGEAR」の開発では、「人とパソコンは、もっと近づける」という企業理念の原点に立ち返ったのだとか。シャーシデザインやロゴデザインについて約9,000人にユーザーアンケートを募ったり、これまでの開発力を活かして、品質を維持したままのコストパフォーマンス向上に取り組んだそう
ところで、まずはミニタワー型のデスクトップモデルが発売となっているが、「NEXTGEAR」の製品ラインナップのWebページを見てみると、「coming soon」のタブが。これ、ノートPCタイプの「NEXTGEAR」も出てくるってことですかね?
今回の「NEXTGEAR」の最大のポイントとなるのが、AMDのRyzenをベースとしたシステム構成としたことだ。高い性能を備えながら、10万円台から、Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060を搭載した水冷モデルでも15万円台からという、手ごろな価格を両立できた大きな要因になっている。肝心のきょう体も、冷却孔にマグネット着脱のフィルタを装備するほか、内部ケーブルが基板裏取り回しになっていたり、電源部を分離したエアフローに配慮した構造になっていたりと、細かいところで手が抜かれていない。
なお、この「NEXTGEAR」は本来、オンラインショップで展開するブランドと位置付けられているので、ダイレクトショップ店舗では注文のみで、持ち帰り在庫などは持たないようだ。……なのだが、ちょっと耳より情報で、実はダイレクトショップで注文した方が「納期」が最短で翌日出荷に短縮されるという特典もあったりする。コスパの高さから、秋葉原店では「スペック的には、ゲーマー向けのゲーミングPCに限らず万能なパソコンとして進めやすい」(野中店長)という期待もあるようだ。BTOオプションで非LEDタイプの冷却ファンも載るので、ちょっと地味にすることもできたりする。
最後に少しだけ、お店で見かけた狙い目パソコンをまとめておこう。チラシのセールだけでなく、店舗独自の特価品も多いので、是非チェックしてみて欲しい。アウトレットでゲーミング液晶が格安になっていたりもするので、「NEXTGEAR」と高コスパなセットとして検討するのにもオススメだ。
夏休み需要もあるのだろうか、秋葉原ダイレクトショップではここに来てゲーミングノートPCへの引き合いが増えているそう。肌感として「今年はPCゲームをはじめたいというお客様が、かなり増えてきている」(野中店長)そうで。そこで店長オススメが8月24日まで特価販売中の「G-Tune P6」。Core i7-13700HとGeForce RTX 4060 Laptop、WUXGA解像度の高速液晶も採用の16型ノートが224,800円から