米Intelは6月14日、同社グラフィックス製品向けのベータ版最新ドライバとして、バージョン「101.4499_BETA」を公開した。WHQL認定済みブランチではなく、BETA版ブランチのページからダウンロードできる。

  • Intel、『Counter-Strike 2』の性能が最大10%も向上するベータ版GPUドライバ

Intel Arcグラフィックス向けに公開されている最新ドライバのうち、ベータ版にあたるバージョン。今年夏中の公開を控えている『Counter-Strike 2(DX11)』への最適化が含まれている点が大きなポイントで、1080p Very High設定で最大10%もの性能向上を実現。そのほか『F1 23(DX12)』でもフルHD Ultra Highで最大33%、『Destiny 2』でも1080pの最高設定で11%改善が図られており、Destiny 2では不定期に発生していたスタッタリングも修正されているという。

そのほか、Adobe Premiere Proでハードウェアアクセラレーションが動作しないことがあった問題や、Topaz Video AI利用時にエラーが出ていた問題にも対応されている。既知の不具合はリリースノートまで。