Dynabook、光学ドライブ付き15.6型ノートPCに第13世代Core搭載モデル

Dynabookは6月14日、15.6型のオールインワンノートPC「dynabook T」シリーズ新製品4機種を発表した。dynabook T9/W、dynabook T7/W、dynabook T6/W、dynabook T5/Wの4機種で、いずれも6月16日から順次発売する。

価格はオープンで、店頭予想価格はT9が280,000円台半ば、T7が240,000円台前半、T6が210,000円台半ば、T5が160,000円前後。

• dynabook T9 プレシャスブルー

• dynabook T7 サテンゴールド

2kgを切る重さながら光学ドライブを内蔵し、多用途に使える15.6型ノートPC。同時発表の「C」シリーズは光学ドライブ非搭載のモデルで、これまでは15.6型ノートPCとして「X」シリーズ2機種も存在していたが、この2023年6月からは光学ドライブ搭載のTシリーズ、非搭載のCシリーズに集約された。

T9とT7では第13世代Intel Core i7 Pシリーズ、T6とT5では同Uシリーズを搭載し、CPUをの高いパフォーマンスで維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」にも対応する。このほか、6GHz帯が使えるWi-Fi 6Eも新しくサポートした。上位モデルのT9では新たに1TB SSD（PCIe 4.0）ストレージ、32GBメモリを備え、高性能な構成となっている。

ディスプレイ解像度は、T9／T7／T6が1,920×1,080ドットのフルHD、T5が1,366×768ドットのHD。キーボードはテンキー付き105キー日本語配列で、抗菌仕様。スピーカーはDolby Atmosをサポートする。また、T9では顔認証を利用可能。このほか15.6型モデルではシャッター付きWebカメラを載せていなかったが、今回T7で採用している。

• dynabook T9のキーボード面

• プレシャスブルーの天板

• サテンゴールドの天板

ソフトウェアでは、新たにカメラアプリ「CyberLink YouCam for dynabook」を新搭載。バーチャルメイクや背景置き換え／ぼかし、顔追従する自動ズームなど、オンライン会議に役立つ機能を備えており、Microsoft Teams、Zoom、Google Meetの3アプリに対応する。「AIノイズキャンセラー」や「ワンタッチマイクミュート」、スマホ連携する「dynabook スマホコネクション」といった機能も、従来から引き継いでいる。

このほか、OfficeソフトとしてMicrosoft Office 2021 Home&Businessに加え、「Microsoft 365 Basic」を1年間無料で使える特典も付属する。

Microsoft 365 Basicは個人向けのサブスクリプションサービスで、OneDrive 100GB クラウドストレージや、チャット/電話（コールバック）のサポートサービス、Outlookメールアドレスなどが利用できる。主な仕様は下記の通り。

• dynabook T9のインタフェース