ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、Playstation用のコントローラーに「温度を変えたり、硬さを変えたりできる」機能を搭載する特許を申請していたことが明らかとなった。ネットでは「スゲぇ」「ゲーム内で溶岩に落ちたら火傷するのか」などと話題となっている。より没入感のあるゲーム体験が期待できるかもしれない。

  • 俺に近づくとヤケドするぜ? ソニーが「温度変化するPS用コントローラー」特許 - ネット「スゲぇ」「面白い技術」

    ソニーが申請した温度変化のあるPS用コントローラーの特許

このコントローラーは、一般的なコントローラーで使用されるプラスチックのような硬い素材ではなく、「弾性変形可能な素材」が使われるという。内部に搭載したセンサによりプレイヤーの動作を検出すると、電気信号を出力し、硬度や温度を変化させることができるのだとか。プレイヤーは、ゲーム内の暑さや寒さという感覚を現実で体感できるようだ。

  • 「弾性変形可能な素材」をコントローラーに配置した例

また、弾性部材に「触れる」や「指で押す」、「ねじる」、「引っ張る」、「擦る」または、「弾性部材に手を近づける」などの動作を検出するための材料を搭載。同社によると、「弾性部材に、熱で弾性率や硬度が変化するゲルなどの材料を含ませて温度変化により硬度を制御できる」とのこと。

ちなみに、同社の現行ゲームコントローラ「DualSense」には、多彩な振動表現でゲーム内の出来事をリアルに表現する「ハプティックフィードバック」や、トリガーの重みが変化することでリアルな感触を体感できる「アダプティブトリガー」などを搭載することで、「より“感じる”ゲーム体験を」提供している。

今回の特許のコントローラーが実用化されれば、プレイヤーは、よりリアルなゲーム体験を楽しむことができるようになるかもしれない。必ずしもこの特許が将来的に提供される製品に組み込まれるとは限らないが、楽しみだ。

ネット上では「スゲぇ( ●•́ ਊ •̀●)電池速攻無くなりそう」「色々遊びが仕込めそうで楽しみ」「えー面白い技術!」「ゲーム内で溶岩に落ちたら火傷するのか」「次世代に向かって…いるのか!?」などの声が寄せられた。