ブックリスタは3月24日、ショートマンガを創作するクリエイターを支援するサービス「YOMcoma(よむこま)」β版をリリースした。Webサービスおよび読者向けアプリの利用料は無料。

  • クリエイターを支援するサービス「YOMcoma(よむこま)」β版

「YOMcoma」は、クリエイターがマンガを投稿するWebサービスと、読者がマンガを読むためのアプリの総称。投稿者用Webサービスでは、Twitterに投稿したマンガを手軽に取り込み可能。作品のシリーズ管理が行えるほか、1クリックでTwitterに投稿することも可能。Twitter以外の連携先も開発を検討している。

  • YOMcomaの仕組み

マンガ作品の管理・投稿のほか、読者の属性や「どの作品からファンが増えたのか」などを分析する機能を搭載。クリエイターが収益を得られる複数の仕組みを開発中としており、週1回のペースで改善や新機能の追加を予定している。クリエイターからの要望をWebサービス内やTwitterから受け付ける。

読者向けのYOMcomaアプリでは、クリエイターが投稿した作品をシリーズごとにまとめ読み可能。シリーズの未読作品を分かりやすく表示することで、読み忘れを防ぐ。読者から作品を応援(収益の還元等)する仕組みも開発中という。なお、アプリ内の広告や、利用制限はない。現状はiPhoneアプリのみの展開で、対応端末はiOS14.0以降。