現在、Twitterのメディア対応向け広報窓口として設けられたメールアドレスに、問い合わせのメールを送ると、「うんこの絵文字💩」が自動返信されてくる謎仕様になっているという。さすがに真意がわからずネット上でも話題となっている。

この件について、同社CEOのイーロン・マスク(Elon Musk)氏は自身のTwitterを更新。「press@twitter.com 💩で自動応答するようになりました」と投稿。この説明だけでは意図は不明のままだが、とにかく、このメールアドレス宛に送ったメールには、ウンコの絵文字が自動返答されてくるとしている。実際、試しにメールを送ってみたところ、本文はなく、ただ「💩」だけが添えられて返信された。

  • Twitterの広報メールアドレス、「うんこの絵文字」を自動返信する謎仕様に

    「💩」だけが送られてきた

同社は、マスク氏に買収されて以来、急速な事業再構築が進められている。その一環には、大量の従業員解雇があり、中には広報スタッフも含まれていた。そのためなのか、同社のTwitter広報アカウントは昨年11月以来更新されていない。今回のことと何か関係があるのだろうか。

また、マスク氏がCEOを務める自動車メーカー・Teslaや、航空宇宙メーカー・SpaceXなどのほかの企業では、報道陣にほとんど対応しない「コミュニケーション戦略」がとられており、今回の件もこの戦略を踏襲したものではないか、という見方もある。

ネット上では「謎。」「自分の働いてる会社でこの設定になったらびっくりしそう」「やっとイーロン・マスクがTwitter映えを理解した!?」などの声が寄せられた。「テスラの時からマスク氏はメディア嫌いだった」と報じる海外メディアもあるが、果たしていったいどんな真意があるのだろうか。