ヤフー(Yahoo! JAPAN)は3月1日、2011年に発生した東日本大震災から12年となる今年の3月11日に向けて、LINEとの共同企画「3.11 これからも、できること。」を実施することを発表した。

  • ヤフー×LINEの共同企画「3.11 これからも、できること。」

Yahoo! JAPANとLINEは、これまでに3.11企画「のりこえるチカラ」(2021年)、「3.11 これからも、できること。」(2022年)を共同で実施しており、同企画は2031年まで継続するとしている。

2023年は「防災啓発」と「復興支援」、「風化防止」の3つを目的として、「検索」「防災」「寄付」「知る」をテーマとして企画を展開する。

今回の企画では、2023年3月11日に、「3.11」とYahoo!検索で検索すると10円、LINE Search(「LINE」のニュースタブ上部の検索窓)」で検索すると10円、合わせてひとりにつき20円を東日本大震災の被災地支援や防災のために寄付できる取り組みを実施する。

  • 検索は、チカラになる

検索者数の算出は、「3.11」と検索した(1)Yahoo! JAPANのユニークブラウザ数と、(2)LINE SearchのユニークID数を合計したもので、寄付総額の上限は、Yahoo! JAPANとLINEそれぞれ5,000万円。さらに、2022年の寄付先団体のひとつ「3.11メモリアルネットワーク」に、取り組み内容や寄付金の活用方法などを取材したレポート記事を公開する。

対象期間は、2023年3月11日0:00~23:59。寄付先は、桜ライン311/3.11メモリアルネットワーク/SET/底上げ/まちとこ/まるオフィス/みやっこベース/未来図書館/ラブフォーニッポン。

そのほか、巨大地震が発生した際の避難行動を3分で体験できる「スマホ避難シミュレーション」を公開する。これは、Yahoo! JAPANとLINEが共同開発したユーザー体験型の防災コンテンツで、「地震発生時の初期行動」や「デマや誤情報への対応」、「避難場所の確認・移動」、「LINEでの安否確認」などをアニメーションとともに、クイズに回答しながら学ぶことが可能。シミュレーション終了後、クイズの解答結果を踏まえたスコア表示や、体験中に出てきた防災知識を振り返り学べるコーナーも用意される。

  • 巨大地震が発生した際の避難行動を3分で体験できる「スマホ避難シミュレーション」

 

3分でできる避難訓練「スマホ避難シミュレーション」プロモーション映像

さらに、防災グッズや大切な人を守るギフト、避難所で役立つグッズなどを紹介・販売する「そなえる・おくる防災」や、被災地の現状や災害時に取るべき行動をユーザーに伝え、防災や寄付など次のアクションにつなげるコンテンツを紹介する「知るは、チカラになる。」を公開するほか、東北のメディアなどと連携して被災地の今や防災、復興などについてのニュース記事を提供する。

  • 知るは、チカラになる。