アニメ「ゆるキャン△」の公式Twitterが2月8日、昨年公開した刃物持ち歩き禁止の注意喚起ポスターが社会づくりの推進に貢献したとして、警視庁から感謝状を贈呈されたと報告した。これにネット上では「素晴らしい!」などと評価する声が集まっている。

「ゆるキャン△」は、あfろさんによる日本のマンガ作品。山梨県周辺を舞台に、キャンプを楽しむ女子高生の日常を描く内容だ。テレビアニメは2期まで放送され、3期に制作も決定している。また、実写ドラマ化もされている。作中では実在の風景や、実在のキャンプ道具、食欲をそそるキャンプ飯などキャンプの魅力はもちろん、キャンパーあるあるなど、思わず共感する内容が人気の一因といえる。

同Twitterでは、「昨年公開した『ゆるキャン△』×刃物持ち歩き禁止注意喚起のポスターが社会作りの推進に貢献したとされ警視庁にて表彰されました」と報告。さらに「キャンプなどで使用した刃物は車内などに置きっぱなしにせずに持ち帰って保管するようにしてくださいね」と注意喚起をしている。

表彰されたのは、昨年7月に公開された「ゆるキャン△」の劇場映画にあわせて、警視庁とコラボしたポスター。「置きっぱなしはだめズラ!」「車の中やバッグの中に、キャンプで使用するナイフ等を放置しないでください」という言葉とともに、「ゆるキャン△」のキャラクターたちが並んでいる。キャンプや釣りなど「正当な理由」があれば刃物を携帯できるが、使用後に車に積みっぱなしにしていると、銃刀法違反になってしまう可能性があるのだが、そんな刃物携帯に関して注意を呼びかける内容だ。

ネット上では「もうアニメにすればだいたい言うこと聞くんじゃないかオタクは」「すげええええゆるキャンすごい!おめでとう」「素晴らしい!」などの声が寄せられた。