◆Tom Clancy's The Division 2(グラフ61~67)

Tom Clancy's The Division 2
Ubisoft
https://www.ubisoft.co.jp/division2/

ベンチマーク方法はこちらの"Tom Clancy's The Division 2"に準ずる。設定は

品質:ウルトラ

とした。

  • グラフ61

  • グラフ62

  • グラフ63

  • グラフ64

  • グラフ65

  • グラフ66

  • グラフ67

品質ウルトラとはいえ、2Kで250fps前後だから負荷としてはかなり軽い部類に入る訳だが、結果(グラフ61~63)を見るとCore i9-13900KとCore i9-13900KSの間に有意な差があるとは言いにくい。それでも平均フレームレートに着目すれば2Kで250.8fps vs 254.4fps、2.5Kで180.8fps vs 182.8fpsだから一応性能が上がっている事は事実ではあるが、2Kで3.6fpsの差というのは1%少々でしかない。Metro Exodusよりは違いの分かる結果ではあるのだが、フレームレート変動(グラフ64~67)を見ても差があると言いずらい程度でしかない。一応他に比べれば差があると言えばあるのだが、若干の向上があるという程度であろう。

◆Shadow of the Tomb Raider(グラフ68~74)

Shadow of the Tomb Raider
SQUARE ENIX
https://tombraider.square-enix-games.com/en-us

ベンチマーク方法はこちらに準じる。設定は

Quality:Highest Ray Tracing:Off

とした。XeSSも無効化している。

  • グラフ68

  • グラフ69

  • グラフ70

  • グラフ71

  • グラフ72

  • グラフ73

  • グラフ74

さて結果(グラフ68~70)だが、平均フレームレートで遂にRyzen 9 7950Xまで並んだのは数字のあやであって、フレームレート変動を見ればこの謎は解ける。ただそれはともかくとして、Core i9-13900KとCore i9-13900KSの差は2Kですら1fps未満。2.5Kで0.4fpsというあたりはもう「差が無い」だろう。フレームレート変動の方だが2K(グラフ71)を見ると、Ryzen 9 7950Xは全体的にやや低めで推移しつつ80~110secあたりで急にフレームレートが持ち上がり、平均するとCore i9-13900K/Core i9-13900KSと同じ程度、というある意味マジックであり、実際にはRyzen 9 7950Xは少し低めと考えておいた方が良いかと思う。ただ2.5K以上(グラフ72~74)では御覧の通り全く差が無いわけだが。そしてCore i9-13900KとCore i9-13900KSの差は、こちらも御覧の通りあまり無い。

◆Watch Dogs:Legion(グラフ75~81)

Watch Dogs:Legion
Ubisoft
https://www.ubisoft.co.jp/wdlegion/

ゲームベンチの最後はこちら。ベンチマーク方法はこちらの"Watch Dogs:Legion"に準ずる。ちなみに設定は

Quality:Very High RT Reflection:Off DLSS:Off

とした。

  • グラフ75

  • グラフ76

  • グラフ77

  • グラフ78

  • グラフ79

  • グラフ80

  • グラフ81

さて結果(グラフ75~77)だが、Ryzen 9 7950Xはともかくとして13900Kと13900KSの間には差が見られないといったところ。勿論数字を見ると2Kの平均フレームレートでは1fpsの差はあるが、160fpsオーバーでの1fpsだから1%未満の差である。これは性能差があると言うにはあまりに微妙でしかない。フレームレート変動(グラフ78~81)もそうで、一本の線というにはやや凸凹があるが、均すと同程度という程度の差であり、明確な性能差があるとはちょっと言いにくい程度だ。